関連映画:『悲情城市』(1989)
その④につづき
台北駅からまっすぐバスで免税店へ。当初の予定では、民芸店へ行くはずだったのだが、理由はよく分からないけど、翌日の予定と入れ替えとなった。
ツアーのお約束。ここはいわゆる高級ブランドショップが入ったビルで、1階には台湾のお菓子等の食品が並んでいたが明らかに高過ぎるので、友人も私も一通り眺めて終わりであった。買いたいものが何もない、、、。
滞在時間は30分ほどで、お次の十分へと向かう。バスで1時間弱で到着。ここは、天燈(ランタン)上げ体験ができることで有名らしく、観光客呼び込みの格好の材料となっている様子。
空に点々と浮かぶのがランタン
バスの中でフーさんからランタン上げの手順を聞く。1つのランタンに4人がそれぞれ願い事を書いて、それを空に上げる、、、だけのことなんだが、まあ何事も体験である。
めったに通らない電車が通った後の線路を渡ってお店へ、、、
4人1組でそれぞれが願い事を備え付けの筆で書き、書き終えたら、所定の場所へと持って行き、店員さんに火をつけてもらって、上空へ、、、。火をつけるのも100円ライターみたいなので一瞬の呆気なさ。手を離したら、本当にあっという間に上がって行ってしまい、友人も私も、ハレ??ぽか~ん、、、、という感じだった。
真剣に願い事を書く友人/別のお店での様子(こういうお店がいっぱいあったのでした)
火をつけて手を離した瞬間、あっという間に上空へ、、、
何でも、このランタン上げ、近所にランタンが散乱して、壮大なごみ問題に発展しているらしい。確かに、ものすごい数のランタンが上がっているし、飛んでいくのも風任せなわけで、めっちゃ罪悪感を覚える体験であった。うーん、、、どうなんだろ、これ。
とか言いながらも、ランタン上げをしたお店でミニチュアランタンをゲットする。
なんか暗くて見にくいですが、健康祈願のミニチュアランタン
ランタン上げを終えて、集合場所へ向かうまでの街並みは、台湾映画に出て来そうな風情の、赴ある街並み。
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……というわけで、慌ただしくランタン上げを終えると、お次の九份へと、再びバスで40分ほど掛けて向かう。フーさんから、九份は曜日や時間によって観光バスで上まで上がれないので、途中で路線バスに乗り換えると説明あり。
路線バスがやってきて……/満員、、、
だんだん近づいて来る九份
バスが着いて降りた所から海側を眺める
バスを降りて夕食まで自由に散策。
左の方に見える「鬼怪」とあるのはお化け屋敷/とても狭い道幅ですれ違うのがやっと、、、
「悲情城市」の文字が。この辺りでロケが行われたみたい
いろんなお店があってみているだけで楽しい
友人が、ドライフルーツのお店を発見。ほとんどは1袋160元で、ドライフルーツを絶対ゲットしたいと言っていた友人には、許せる値段だったらしい。5袋買うと1袋おまけというよくあるパターンなので、じゃあ、6袋ゲットして3袋ずつ分けよう、、、ということに。1人400元で3袋ずつ。まあまあですかね。
左から、みかん、桃、パイナップル
自由に散策と言っても30分くらいしかないので、また慌ただしく夕食のお店へと移動、、、。
お店に着くと、もう席に着いている人が多かったけど、何とか間に合い、夕食開始。
どんどん出される料理はどれも美味しかったのだけど、特にオレンジが甘くてすごく美味しった
店の外に出るとすっかり辺りは暗くなっていて、夜景が美しい。
夕食を終えて、台北市内に戻って士林夜市へと向かう。この後、とんだハプニング(?)が起きることになろうとは、、、。
その⑥につづく