作品情報⇒https://moviewalker.jp/mv87370/
以下、上記リンクからあらすじのコピペです。
=====ここから。
北欧フィンランドの鉄鋼の町、カルッキラ。深い森と湖と、今は使われなくなった鋳物工場しかなかった小さな町に、まもなく初めての映画館“キノ・ライカ”が誕生する。
自らの手で椅子を取りつけ、スクリーンを張るのは、映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たち。
キャデラックにバイク、そしてビールと音楽。まるでカウリスマキの映画から抜け出したような町で、住人たちは映画館への期待に胸をふくらませ、映画について語り始める……。
=====ここまで。
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何だか、最近、世の中ヘンだと感じるのは私だけでしょうか。
……いや、もうだいぶ前からヘンだけど、ここんとこ特にヘン。いくらSNSは無法地帯とはいえ、まったくのド素人が勢いだけで政治家の真似事をしたり、デマを撒き散らしてパワハラ知事を再選させたり。おまけに相も変らぬ性加害事件のオンパレード。トドメはトランプ再登板。もうどっちを向いても希望が感じられない現実を生きる日々が正直シンドイです。
そんなわけで現実逃避、、、というほどでは全くありませんが、来月、ヘルシンキ(とタリン)に行くことにしました! ただのミーハー旅行ですが、行く前にちょこっとフィンランド関係の本を読んだり、映画を見たりしております。
本作は、正月2日に劇場で見てまいりました。思ったよりは人が入っていましたね、、、。
上記あらすじにもあるとおり、カウリスマキが小さな町に映画館をつくる、、、だけのお話です。とはいえ、ガチなドキュメンタリーとは違う。まるでカウリスマキの映画のワンシーンみたいな画もあり、、、。
本作に出て来るカルッキラの風景は、寒々しい。林道を走る車とか、寂れた工場とか、あまり愛想のよくないアキのインタビューの様子とか、カルッキラ在住日本人篠原敏武の歌う「竹田の子守唄」とか、ジム・ジャームッシュとか、、、不思議と見入ってしまう。
一応、ドキュメンタリーなんだろうけど、映画館ができるまでの様子だけを撮影しているわけではないし、、、本作の内容については公式HPをご覧いただく方がよほど良いかと思われます。
……と、こんな書き方だと、つまらなかったみたいに思われるかもだけど、割と面白かったです。
映画館て、映画に興味のない人にとってはあってもなくても良い場所、、、ってこともないと思うんですよね。本作の舞台となったカルッキラのように、鄙びた場所で娯楽もほとんどない田舎だと、ポツンと映画館があるだけでそこに住む人たちにとってはオアシスみたいになる。時には集会所だったり、酒場だったり、ライブハウスだったり、、。
田舎育ちの人間からすると、あんまし人がいっぱいいない所で、静かに暮らしたい。そこに、図書館と小さな映画館と美味しい食べ物屋さんが数軒あれば、何かそれだけで生きていけそうな気がするわ。
カウリスマキ映画、未見なのも多いので、旅行前にいくつか見たいと思います。
カウリスマキ自身の手による小さな映画館誕生。
寒そうだけど楽しみですね!
寒い時期に寒い所へ(^^)行くのです♪
泥縄予習中です(^^;)
来月、フィンランドですか?!!!(=^・^=)
いいですね~~~♪(飛行機で何時間??)
さむそうだけど、めいっぱい楽しんできてください。
アキ・カウリスキマキ作品も、何とも言えない魅力ですね。
旅行記楽しみです🎵
お気をつけて行ってらっしゃいデス。