映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

フォー・ウェディング(1994年)

2014-12-10 | 【ふ】



 結婚したいわけじゃないが、ずっと独身ってのもなぁ、、、というありがちな思いを抱いていた男チャールズが結婚に踏み切り、そして、自分の結婚式で自分の結婚をぶち壊すまでの顛末。

 ・・・まぁ、ちょっと違うけど、『ブリジット・ジョーンズの日記』の男性版ってとこでしょーか。「結婚」がメインディッシュってのが。

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 主人公が女性で結婚に悩む話は星の数ほどありますが、これはその男性バージョン。正直、あんまし面白くなかったです。

 大体、男性がずっと独身でいると、どーして「ゲイ」が必ずキーワードに出てくるんでしょうか? これ、お約束ですけど、いい加減ウンザリします。

 ・・・と思って見ていたら、なんと、ずっと独身の女性フィオナ(クリスティン・スコット・トーマス)に対して、あるお婆さんが言うのです、「あなた、レズビアン?」 って、、、。フィオナは唖然としておりました。あんましこういう展開って現実でもありませんものね。男は結婚しないとゲイとほぼ100%言われますが、女性の場合は、むしろ珍しいのでは、そんなこと言われるなんて。

 と書いていて思い出したのですが、若い頃、見合い話を頑なに断る私に向かって、母親が言ったんでした。「あんた、もしかしてレズビアンなん?」 ・・・そうでした、私自身が、しかも母親に言われていたのだった!!! ごーん、、、

 ま、そんなことはどーでも良いのですが。

 本作のつまらなさの要因の一つは、恐らく、アンディ・マクドウェル演じるアメリカ女性キャリーの魅力が薄いからでしょう。悪女の設定だけど、佇まいは、なんというか、割とフツーな感じで。見た目もまあキレイではありますが、目を見張るほど、チャールズが一目で心奪われるほどのオーラを放ってはいないのですね。なので、ただの「イヤな女」になっちゃっているのです。これはダメでしょう。

 個人的に、チャールズには最後フィオナを選んでほしかったなぁ。男ってどーして本物の「イイ女」が分からないんですかね。

 キャリーが悪女、ってことだけど、それは恐らく、彼女がチャールズと出会ったその日に寝ちゃったり、かなりの年上男性と婚約した後もチャールズと寝ちゃったり、結婚式にチャールズを呼んで当てつけたり、チャールズの結婚式の直前に離婚したことを打ち明けたり、、、しているからでしょうねぇ。

 でも、これくらい、悪女でなくてもある話じゃないでしょーか? キャリーがおじさまと婚約したその心理が分からないけれど、「愛している」と彼女は言っていたが、本当はそうじゃなかったんでしょう、恐らく。何か、結婚に踏み切らざるを得ない彼女なりの事情があったのだと思います。だから、チャールズと寝た。だから、結局離婚した。、、、悪女じゃないよ、別に。

 その辺をもう少し丁寧に描いていれば、もうちょっと見所があったかも。でもこれは、男が結婚に悩む、というところをフォーカスする映画だから省略されちゃったんでしょうね。

 でもって、それがつまらないもう一つの要因で、本作は、とにかく人物の背景がゼンゼン描かれていないので、いろんな事情が全く分からないのですね。それでも、何とかストーリーにはなっているところが逆にスゴイけれども、凄く薄っぺらいです。チャールズが何でそこまで結婚に後ろ向きなのか、という一番のキモが抜けているんです。

 そこは、ヒュー・グラントのあのルックス&キャラで説明させちゃってる、ってことなんでしょうかね。ヤサ男のおこちゃま、ってことで。

 本作は、大昔に見ているはずなんだけど、まったく記憶になくて、大分前にBSで録画したのをようやっと見た次第。終盤、キャリーがずぶ濡れでチャールズを訪ねてきたシーンだけは覚えていたので、やはり見ていたのでしょう、前に。

 エンドロールで、フィオナとチャールズ皇太子が結婚した(もちろん合成)写真が出てきて噴き出しました。こういうのって、イギリス人は笑えるんでしょうか。本作のチャールズと、皇太子のやっていることがほとんど同じ、ってのも、皮肉もいいとこ。日本でやったら、宮内庁に待ったかけられるだろうなぁ、多分。




結婚に悩む人のお話、、、の男性版。




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