大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

深田「百名山」について

2012年09月19日 | 山計画
山をやり出してよくあるのが深田「百名山」を最初の目標にする事だろう。

まあやりたい人はやれば良かろうが、俺はまったく興味無し。

理由は良い山が当然入っているが、くだらないというかやりたいと思わない山も多いから。

「百名山」完登が目標などとても考えられない。

やりたくも無い山をやるほど金も時間も持ち合わせていない。

しかしやるかやらないか、それは個人の自由なんだからやりたい人はやれば良いだけだ。

好きな山で何度も遊ぶタイプだから今まで行った山の数は大した事無い。

「百名山」はたったの59座だ。21は登りたい山があるがどれだけ登る事ができるか?

まあ俺にとっての「百名山」の存在意義はこの山に集中してくれるお陰で、良い山が荒れずに静かな歩きができるという事に尽きる。

あの「百名山ツアー」で全山やったら一体幾ら掛かるんだろうか?
とんでもない金額だろうが、まあこのお陰でツアー会社・山小屋・交通機関など潤っているんだから経済的には結構貢献してるなあ。

山はドンドン荒れて行ってるが。
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山の生涯計画 その4

2012年09月19日 | 山計画
テントで遊べ!

営業小屋は空身同然で良いからすこぶる楽だが、それの無い山域では遊び辛くなるだろう。

北海道や東北の山で遊べないなんて勿体無いじゃないか。

若い内からテントに慣れていればどこでも行けるんだからやらない手は無かろう。

昔と違って今はテントも軽くなっている。俺のは一人用で総重量が1.5キロしかない。これにシュラフ・エアマット・ガスセット・コッヘル・食料が入るが、7キロは超えないだろう。水や衣類・雨具・ヘッドランプなどを入れて17キロ前後。

食料を工夫して軽くするとか、水場がしっかりしているコースならそんなに背負わなくて済むし、衣類も極力減らすとかすればもっと軽くできるだろう。

馬力があって20キロまで背負えれば贅沢な食事ができる。

避難小屋ならテントが不要になるから楽なもんだ。

テントは縦走と定着で楽しめるし、テント場のある営業小屋だと食事を小屋で食べる手もある。

定着と小屋食は俺みたいなオジンには持って来いの遊び方だ。

うるさい営業小屋とはおさらばだが、テント場も結構うるさいからウォークマンなどを使う事。

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山の生涯計画 その3

2012年09月19日 | 山計画
体力・技術のいる山とはどこなんだ?

俺の経験と予想で書いてみようか。

北から順に書いてみるが俺のやった山と行きたい山からだから悪しからず。

1.カムイエクウチカウシ山
2.飯豊全山縦走
3.越後三山縦走
4.平ヶ岳(正規ルート)
5.妙義山(稜線コース)
6.戸隠山
7.大キレット
8.剣岳
9.八ヶ岳南部縦走
10.南アルプス南部縦走
11.祖母・傾縦走

こんなところかな。

西穂高から奥穂高はやらないつもり。

縦走は体力を要し、単発の山は技術的に難易度が高いかロングコースとの判断だが、案外易しいのもあるかも。

やったのは

飯豊の梶川尾根から古寺鉱泉、平ヶ岳、戸隠山、八ヶ岳南部縦走、南アルプスの千枚岳から赤石岳。

やってないのはこの歳ではなかなかに手強いのばかりだ。

ちょっともう無理かなというのが越後三山縦走と妙義山。ギリギリやれるかながカムイエクウチカウシ山、大キレット、剣岳、赤石岳から聖岳、祖母・傾縦走。

以上を四十代までに終わらせておけばまあ満足できる山遊びになると思う。






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山の生涯計画 その2

2012年09月19日 | 山計画
さて山も色々あってどれからやれば良いか迷う?
なんて事は無く、次々にやりたい山が出てきて何も苦労しないだろう。

ところがやっぱり少しは考えた方が良いと思う。
何故かと言えば人間楽しいのが良いに決まってるから、どうしても日程が長い山とか体力がいる山とかが後回しになってしまう。

すると知らぬ間に体力が衰えてやるのが辛くなるかやれない事態になってしまう。

俺の場合は塩見から北岳の縦走を60過ぎまで延ばして大失敗。ほとほと疲れてウンザリしてしまった。この時は体力のあった40代にやれば良かったと後悔した。

それと岩っぽくて微妙なバランスが要求されるルートは早い内にやっておくべし。

バランス感覚が鈍りだしたこの歳になって大キレットを今月末にやろうとしたが、今までは危険が一杯そうで避けていたんだ。しかし、やっぱりやりたくなるんだよなあ。
剣岳や不帰キレットなども残ってるがどうなるやら。

体力と技術の要る山は若い内にやれ!

これが第二の忠告。
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山の生涯計画 その1

2012年09月19日 | 山計画
94年からやり出した山遊びも足掛け18年。喘息で一年間遊べなかったのを差し引いて実質17年も続けた訳だ。

我ながら良く続けたなあと思うし、どんどん深みに嵌まる山の魅力に感心もする。

山ガール・山ボーイ達も軽いノリでやり出して、しっかり虜になったのが多いだろう。

そこで今俺が悔やんでいる事を書いてみよう。山に嵌まってしまった人の参考になるかも知れないから。

まずは山は長期的な計画でやるべきだという事。

タイトルの通り生涯遊ぶんだから計画をアバウトで良いから立ててやった方が悔いが残らない。

さて今現在俺が一番悔いているのは聖岳を残した事だ。

やり出して二年目の夏に行ったが、相棒の体調不良で赤石からエスケープした。その後何故かしら行く気が起きずにダラダラと今日に至ってしまった。その内行くつもりだが単発のピストンで無く、縦走するつもりだからそんなに先には延ばせない。

行けなかった翌年に直ぐやっておけば良かったなあと反省。

撤退した山は直ぐにやってしまえ!

これが第一の忠告。

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