一昨日、あの大山で死亡事故が発生した。
大山では今年初の死亡事故なんだが、相も変わらぬ報道で全くどのコースの何処で滑落したのか分からない。
これくらい警察に訊けば分かるだろうに、新聞記者のくせに何で尋ねようともしないのか理解不能。
それで大山の所轄署の伊勢原署の遭難事故の統計を見て呆れてしまった。
2024年の11/27までの大山での遭難事故の内訳
1. 無傷 疲労 35(51%)
2. 無傷 立ち往生 9(13%)
3. 軽傷 割愛 20(29%)
4. 重傷 割愛 5(7%)
合計 69
この死亡事故は入ってないが、ほぼ年に1件起こるかどうかだが低山だし危険箇所少ないしで当然。
この事故内訳を見て驚くのは疲労遭難(?)の多さだろう。
(?)を付けたのは疲労で動けなくなるのを遭難なんておこがましいから。
結局山の遭難事故の防止に良く挙げられてる「登山届けの提出」など何の役にも立ってない事実。
そもそもこの山に登るのは初心者が半数以上いる筈だから。
登山届けを出すくらいの意識ある人間なら疲労遭難なんてやらかしはしない。
結局は参拝ついでに登ってみようぜと軽い気持ちで登る連中などがやらかすんだ。
最高の防止策は
水を定期的に飲み、甘い物(飴やチョコなど)を摂りながら歩くよう指導する事だろう。
それこそ参道入り口でこの旨告知する看板やら人員を置いて衆知徹底すれば相当に効果あると思う。
この事故に絡んで調べていたら大分でも死亡事故が最近起きていた。
それが何と俺が今年歩いた「祖母山」と「中山仙境」でのだったし、宮崎のあのヤッコソウの「双石山」でも発生していた。
「中山仙境」でのはさも有りなんだが、祖母山と双石山のは良く分からない。
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