二日目は雲が多くて日射しが少ない。
写真には条件が悪いが時間がたてば案外いい天気かも。
箕輪山や鬼面山では晴れることを祈ろう。
朝飯は温泉卵、海苔、花豆、納豆、刻み肉の煮込み?、
味噌汁、たくあん、梅干と充実してる。
飯をお代わりして腹を満たし、朝の儀式を済ませて朝風呂。
昨夜入浴は8時半迄で朝は駄目とかいうから、
てっきりお湯を抜くのかと思っていたら湯は溢れていたんだ。
それじゃあ入っても問題ないから使った。
なんかよく分からん対応だ。
峰の辻まではそんなに急な斜度ではないが体調は不良。
呼吸器は今朝も咳が出て調子悪い。
まあ、しかしゆっくりでも歩けるから良かろう。
途中で隣に寝たYAMATAKE氏に追いつかれたが、
彼は見晴台をピストンしてから塩沢温泉へ降りるらしい。

見上げる鉄山と紅葉
歩きながら見上げる鉄山の岩と下部の圧倒的なボリュームの
紅葉が素晴らしい。
峰の辻からはわずかに降りてから登って行くが、左に牛の背に似た
こんもりした出っ張りがある。
これが牛の背と思っていたが違うらしい。
頂上はちょっとした岩場で八紘一宇の石碑があった。
見回すとなかなかの眺望だ。南には全山色づいた和尚山がデンと
座っているし、それから大きく右に目をやると磐梯山が
船明神山の上に案外と低く見えている。
北にはこれから歩くルートの先に鉄山が結構でかい。

石碑と磐梯山

全山真赤の和尚山

鉄山の岩場と紅葉
歩く途中で見下ろした沼ノ平は「泥の平」でそれも水蒸気が
上がってないから変な感じだ。
夏歩いた十勝岳はあちこちから白い蒸気が上がっていて元気の
いい山だったが、ここは死んだ山だなあ。

沼ノ平
右手を見下ろすと紅葉に包まれたくろがね小屋が見えている。後ろからの
4人組は俺より高齢みたいだが結構いいペースで歩いている。

紅葉の中にくろがね小屋
鉄山の避難小屋はガッシリして良かったがとにかくトイレ無しが
マイナスだ。行政は「泊るなんて考えてませんよ、あくまで緊急
避難用ですから。トイレなど作る必要ないですもん」というだろう。
ここで一緒になった4人組に聞いたらあの石巻からだった。
家にいると沈むから登りに来たと言う女性の言葉に何も出ない。
毎年安達太良には来ているらしいが今年は特別だろう。
野地まで歩くといったら「紅葉が綺麗だよ、いいねえ」と言ってくれた。

鉄山(てつざん)避難小屋の外観と内部
それから箕輪山近くになってやっと笹平の分岐だった。
ここから僧悟台への道は慣れた先達と一緒じゃないと危険と
書いた看板があった。
道もか細くて殆ど歩いていないらしい。
箕輪山の南面の紅葉が余り印象に無いのはよく分らん。
結構疲れて辿り着いてやっと女房にメールで野地温泉への
下山を報せた。圏外が多くて電池残量が僅かだった為
電源を切っていたんだ。

磐梯山遠望
さてしかし、ここからの下山が地獄だったんだぜ。
粘土質のツルツルの道で大きく、深く抉れているは
刈り払った笹が埋めているはで歩き辛い事甚だしい。
景色を眺めるなんて余裕があるわけも無く、ただひたすら
滑らないように気を付けて降りるだけだった。
しかしそれでも転倒1回、プチ転倒2回だもんなあ、
マジで参ったぜ。

抉れと笹の悪路!
見晴らしの良い所から見た鬼面山は小さいが赤く染まって
それなりに綺麗だし、奥に吾妻連峰が見えているから絵にはなる。
それにしても笹と穴だらけの道は鬼面山下部まで続いていたが
これほどのは経験無かったぜ。その代わり途中で出てきたミネカエデの
真赤な色には参ったね。こんな楽しみも無けりゃあなあ。

旬の赤だ

鬼面山と吾妻連峰

箕輪山北面下部の紅葉 あの悪夢の道が見えている
鬼面山への登り途中でオバン二人が道に寝ていて
「早くどけよ、歩けないじゃないか!」と言ったが
済みませんの一言も無いんだから呆れた。
頂上からは結構綺麗な景色なんだが人工物が入るのが
気に食わない。
ここで埼玉の鴻巣からのご夫婦と一緒になり、車で駅まで
送ってもらう事になった。
それで一緒にブナの多い「ブナっこ道」というので新野地へ
降りたが、黄葉が綺麗で少し得した気分だった。
お二人は車であちこち行かれる由で、昨夜の宿でこの山を
教えてもらいやって来たとの事。
俺が登山人生の中でNO.3の紅葉だったといったら
えらく喜んでくれたのには恐縮した。

黄葉と鴻巣御夫妻
しかし呆け呆けの俺は二本松の駅で車から降りてストックを
忘れたと勘違いして、慌てて追いかけ停まって貰ったが
ザックに刺してあるのに気付いてそのまま行ってもらったんだ。
ドタバタしてどうも済みませんでした。
何だかこういうのが多くなったよなあ。
おかげで6時過ぎに帰宅できたが、やっと紅葉を楽しめたし
最高の秋山だった。
写真には条件が悪いが時間がたてば案外いい天気かも。
箕輪山や鬼面山では晴れることを祈ろう。
朝飯は温泉卵、海苔、花豆、納豆、刻み肉の煮込み?、
味噌汁、たくあん、梅干と充実してる。
飯をお代わりして腹を満たし、朝の儀式を済ませて朝風呂。
昨夜入浴は8時半迄で朝は駄目とかいうから、
てっきりお湯を抜くのかと思っていたら湯は溢れていたんだ。
それじゃあ入っても問題ないから使った。
なんかよく分からん対応だ。
峰の辻まではそんなに急な斜度ではないが体調は不良。
呼吸器は今朝も咳が出て調子悪い。
まあ、しかしゆっくりでも歩けるから良かろう。
途中で隣に寝たYAMATAKE氏に追いつかれたが、
彼は見晴台をピストンしてから塩沢温泉へ降りるらしい。

見上げる鉄山と紅葉
歩きながら見上げる鉄山の岩と下部の圧倒的なボリュームの
紅葉が素晴らしい。
峰の辻からはわずかに降りてから登って行くが、左に牛の背に似た
こんもりした出っ張りがある。
これが牛の背と思っていたが違うらしい。
頂上はちょっとした岩場で八紘一宇の石碑があった。
見回すとなかなかの眺望だ。南には全山色づいた和尚山がデンと
座っているし、それから大きく右に目をやると磐梯山が
船明神山の上に案外と低く見えている。
北にはこれから歩くルートの先に鉄山が結構でかい。


石碑と磐梯山

全山真赤の和尚山

鉄山の岩場と紅葉
歩く途中で見下ろした沼ノ平は「泥の平」でそれも水蒸気が
上がってないから変な感じだ。
夏歩いた十勝岳はあちこちから白い蒸気が上がっていて元気の
いい山だったが、ここは死んだ山だなあ。

沼ノ平
右手を見下ろすと紅葉に包まれたくろがね小屋が見えている。後ろからの
4人組は俺より高齢みたいだが結構いいペースで歩いている。

紅葉の中にくろがね小屋
鉄山の避難小屋はガッシリして良かったがとにかくトイレ無しが
マイナスだ。行政は「泊るなんて考えてませんよ、あくまで緊急
避難用ですから。トイレなど作る必要ないですもん」というだろう。
ここで一緒になった4人組に聞いたらあの石巻からだった。
家にいると沈むから登りに来たと言う女性の言葉に何も出ない。
毎年安達太良には来ているらしいが今年は特別だろう。
野地まで歩くといったら「紅葉が綺麗だよ、いいねえ」と言ってくれた。


鉄山(てつざん)避難小屋の外観と内部
それから箕輪山近くになってやっと笹平の分岐だった。
ここから僧悟台への道は慣れた先達と一緒じゃないと危険と
書いた看板があった。
道もか細くて殆ど歩いていないらしい。
箕輪山の南面の紅葉が余り印象に無いのはよく分らん。
結構疲れて辿り着いてやっと女房にメールで野地温泉への
下山を報せた。圏外が多くて電池残量が僅かだった為
電源を切っていたんだ。

磐梯山遠望
さてしかし、ここからの下山が地獄だったんだぜ。
粘土質のツルツルの道で大きく、深く抉れているは
刈り払った笹が埋めているはで歩き辛い事甚だしい。
景色を眺めるなんて余裕があるわけも無く、ただひたすら
滑らないように気を付けて降りるだけだった。
しかしそれでも転倒1回、プチ転倒2回だもんなあ、
マジで参ったぜ。


抉れと笹の悪路!
見晴らしの良い所から見た鬼面山は小さいが赤く染まって
それなりに綺麗だし、奥に吾妻連峰が見えているから絵にはなる。
それにしても笹と穴だらけの道は鬼面山下部まで続いていたが
これほどのは経験無かったぜ。その代わり途中で出てきたミネカエデの
真赤な色には参ったね。こんな楽しみも無けりゃあなあ。

旬の赤だ

鬼面山と吾妻連峰

箕輪山北面下部の紅葉 あの悪夢の道が見えている
鬼面山への登り途中でオバン二人が道に寝ていて
「早くどけよ、歩けないじゃないか!」と言ったが
済みませんの一言も無いんだから呆れた。
頂上からは結構綺麗な景色なんだが人工物が入るのが
気に食わない。
ここで埼玉の鴻巣からのご夫婦と一緒になり、車で駅まで
送ってもらう事になった。
それで一緒にブナの多い「ブナっこ道」というので新野地へ
降りたが、黄葉が綺麗で少し得した気分だった。
お二人は車であちこち行かれる由で、昨夜の宿でこの山を
教えてもらいやって来たとの事。
俺が登山人生の中でNO.3の紅葉だったといったら
えらく喜んでくれたのには恐縮した。

黄葉と鴻巣御夫妻
しかし呆け呆けの俺は二本松の駅で車から降りてストックを
忘れたと勘違いして、慌てて追いかけ停まって貰ったが
ザックに刺してあるのに気付いてそのまま行ってもらったんだ。
ドタバタしてどうも済みませんでした。
何だかこういうのが多くなったよなあ。
おかげで6時過ぎに帰宅できたが、やっと紅葉を楽しめたし
最高の秋山だった。
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