福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

経済記者「一線リポート」 人気のiPhone「特価10円」販売のなぜ 村尾哲・毎日新聞経済部記者

2021-11-15 13:30:00 | Mobile情報
この記事の中古販売店の0円販売の条件は
他社から乗り換え条件だと言う
仕組みは簡単で
販売店は
キャリア3社か4社の代理店契約してるだろうから
インセンティブが原資で
誰でも0円の対象となる
一般的に併売店ショップと言われている商売のやり口だ
来店者は全てビジネスチャンスのお客さんだ❗️
iPhoneがサブ回線も収容出来る事が段々んと広まり
楽天やPOVO2など基本料0円サービスメニューをメインかサブ回線で
利用するニーズが高まってる背景もあるだろう
iPhoneは毎年秋に最初モデルが出るので
毎年、iPhoneの中古品も出回る事になる
子供の利用アイテムとしては十分過ぎる機能があるので
iOSシェアは益々高まる気がする

・・・・・・・・・・・・・

経済記者「一線リポート」
人気のiPhone「特価10円」販売のなぜ
村尾哲・毎日新聞経済部記者

週末、東京都内の家電量販店のスマートフォン売り場を歩くと、「特価10円」の店内表示が目に飛び込んできた。

しかも、機種は人気の高い米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の「SE(第2世代)」。

携帯電話大手のオンラインショップでは5万5000円ほどで売られている端末だ。

かつては当たり前だった大幅値引きも、国の法律改正で最近は目立たなくなっていた。どういう事情があるのだろうか。


1年半前発売の機種がただ同然で


 早速、店員に聞いてみる。

本体価格5万5270円から、機種限定の割引3万3260円と、通信契約を条件とする割引2万2000円を差し引いて10円で販売しているという。

要するに、10円で購入できるのは他社から乗り換える場合のみ。

ただ、端末だけの購入も可能で、その場合でも2万2010円。半額以下だ。

 店員は「1年半前に販売された機種だが、機能は高い。お買い得なのでよく売れますよ」。

10円では大赤字だろうが「それだけ通信会社が契約をほしがっているということでしょう」と語った。

iPhoneのような高額端末を大幅値引きして顧客獲得につなげる手法は総務省の方針で見直されたのではなかったのか。

 2019年10月に施行された改正電気通信事業法は、いわゆる「通信と端末の分離」が大きな柱だ。

それまでは利用者から毎月徴収する通信料金収入を原資に端末を大幅値引きして、通信契約とセットで顧客を囲い込むモデルが一般化。

中には10万円を超える不健全なキャッシュバックが横行する一方で、通信料金が高止まりし、サービスの多様化が停滞していた。

そこで、法改正で通信契約とセットの割引上限を2万2000円までに規制し、乗り換えやすくすることで通信料金値下げにつなげた経緯がある。


値引規制の趣旨に反する恐れ


 今回の値引きを見てみると、通信契約とセットの割引は上限の2万2000円とし、端末だけの購入も認めているのでルール上は問題なさそうだ。

複数の店舗を見てみたが、どこも同じような値引きをしていた。

上野駅近くのショップ店員に聞くと「7月ごろから週末限定で実施している。

在庫次第で終了するが、携帯大手はどこもやっている」と教えてくれた。



昨年秋に発売された「iPhone12ミニ」を定価の約6割引きで売っているところもある。

2年後に端末を返却することを条件に端末負担額を軽減する購入プログラムを併用することで、

実質負担額を「23円」とか「47円」とうたう店舗もあった。

ツイッターなどのSNS上では「値引きがすさまじすぎる」「仕組みが複雑すぎる」などの投稿がある。

 消費者にとっては、高機能の端末を一円でも安く手に入れられるのはありがたいが、

端末の値引き競争を是正し、サービスの多様化を促す改正法の趣旨には反するようにも感じる。

 9日にあった総務省の有識者会議でも、委員の一人から「5万7000円(SEのNTTドコモ直販価格)がほぼ0円で売られている。

これがエスカレートすれば、また元のもくあみだ」と懸念する意見があった。

ただ、総務省側は「通信契約を条件とせず等しく値引きするなら、現行法上、規律は設けられていない」と今のところ静観の構えだ。

国民の共有財産である電波を利用したサービス料金には積極介入してきたが、

「端末の値引きに国がどこまで口を挟めるのか」(同省幹部)という難しさがある。


続くいたちごっこ


 携帯業界に詳しいMM総研の横田英明研究部長は「在庫処分と客寄せが目的だろう」と解説する。

通信と端末の分離で高額な端末の購入はハードルが高くなっており、

アップルが「最新端末の場合は、通信と端末の分離規定を適用除外にすべきだ」と主張したほどだ。

通信契約も、楽天モバイルの参入で既存大手の解約率が上がるなど競争が激化しているという。



その上で横田氏は「一つの端末や通信会社を使い続ける人はメリットを享受できず、

頻繁に端末を買い替える人が得をするあり方は不公平だというのが法改正の発端だった。

それに照らせば、今回のケースは違和感を覚える。

国はルールの趣旨を徹底させるのか、柔軟に見直すのか、明確にするのが望ましい」と指摘。

総務省が「環境負荷の軽減にもつながる」と期待する中古端末市場にも「悪影響が出かねない」とも語った。


 今年4月に開かれた総務省の有識者会議で、

NTTドコモは「現行の規律が緩和されることで、従前のキャッシュバック競争に戻ることは避けるべきだと考えている」と発言していたはずだが、

携帯電話市場の規制と競争のいたちごっこはまだまだ続きそうだ。


経済記者「一線リポート」は、最前線で取材を続ける毎日新聞経済部記者が交代で執筆します>


関連記事


iOSの日本のシェアは60%以上と・・
恐らく、iPhoneを一度ホルダー経験した場合、
Androidには戻れない気がする
これは小生の経験です
特に写真で遊ぶ場合には
iPhone12ProMax
今では
iPhone13ProMax








知ってトクするモバイルライフ ソニー・NUROモバイルに「NEOプラン」20GBで若者狙う 石野純也・ケータイジャーナリスト 2021年11月9日

2021-11-11 09:00:00 | Mobile情報
最近、TVCMで大泉洋を見かける頻度が増えてきた
NUROと言うブランド名がピント来ないけど・・・
MVNOビジネスの弱点であるデータ速度の改善、向上は
ソニーのブランド力もあり
MVNO事業者では差別化となるけど・・・
4大キャリアの料金とどう違う??
どうなるでしょうでしょうか?


知ってトクするモバイルライフ
ソニー・NUROモバイルに「NEOプラン」20GBで若者狙う
石野純也・ケータイジャーナリスト  2021年11月9日




ソニー傘下のソニーネットワークコミュニケーションズは11月1日、

格安スマホサービスのNUROモバイル(ニューロモバイル)に「NEOプラン(ネオプラン)」を導入した。

価格は月2699円で、データ容量は20ギガバイト(GB)。

大手通信事業者が3月に始めたahamo(アハモ)などのオンライン専用料金プランに対抗するのが狙いだ。


データは翌月に繰り越せる


 月2699円という金額は、ドコモのahamo、KDDIのpovo2.0(ポヴォ2.0)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)に近い。

利用できるデータ量も、これらのオンライン専用料金プランと同じだ。



だが、NEOプランは余ったデータを翌月に繰り越して使うことが可能。

音声通話の料金も30秒11円とahamoなどの半額に抑えている。

 ターゲットは、20~30代の比較的若い利用者だ。

NEOプランは、こうした利用者が日常的なコミュニケーション手段として使うLINE、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)

のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の通信量をカウントから除外する。

同様のサービスは、ソフトバンクのLINEMOが行っているが、対象はLINEのみ。NEOプランの方が、データ容量がカウントされないサービスが多い。

 一方で、NUROモバイルはあくまでネットワークを大手通信事業者から借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)。

大手通信事業者が直接ネットワークを提供するオンライン専用プランとは違い、

利用者のデータ量が借りている帯域に対してオーバーすると、速度が遅くなってしまう可能性がある。


使う容量が大きい利用者ほど、通信品質に対する要求は厳しくなる。スマホを使う頻度が上がり、通信品質の良しあしに気づきやすくなるからだ。


専用帯域を使い遅くならない


 そこで、NUROモバイルはNEOプランを「専用帯域」で運用することで、通信品質を向上させていく。

NEOプランとその他のプランでネットワークを分け、速度が遅くなる影響がNEOプランに及ばないようにする。

NEOプランの契約者が快適に通信できるよう特別なネットワークを用意するというわけだ。

NUROモバイルによると、大手キャリアと同等の品質を目指していくという。


NUROモバイルがNEOプランを投入した背景には、低価格な中容量プランを求めるニーズが高まっていることがある。

大手通信事業者が相次いで安価な20GBプランを導入し、実際ahamoやpovoは100万契約を早々に突破している。

こうした需要に、格安スマホ事業者は十分応えられていなかった。

 格安スマホ事業者は大手通信事業者との差別化を図るため、低容量の料金プランに集中していた。

ただ、低容量帯の料金は1000円以下のものが多く、収益性があまりよくない。

NEOプランの導入で中容量の利用者層を広げられれば、収益性も改善しそうだ。


<「知ってトクするモバイルライフ」は毎週火曜日に掲載します>





知ってトクするモバイルライフ グーグル「Pixel 6」独自半導体で“音声認識”が大進化 石野純也・ケータイジャーナリスト 2021年11月2日

2021-11-09 16:00:00 | Mobile情報

知ってトクするモバイルライフ

グーグル「Pixel 6」独自半導体で“音声認識”が大進化

石野純也・ケータイジャーナリスト   2021年11月2日

グーグルは自社製スマホの「Pixel 6」(ピクセル6)と「Pixel 6 Pro」(ピクセル6プロ)の2機種を10月28日に日本で発売した。

Pixel 6はauとソフトバンクが、Pixel 6 Proはソフトバンクが独占的に販売するほか、グーグルのオンラインストアでも販売するため、

SIMカードを差し替えれば他の通信事業者の利用者も利用できる。

 グーグルストアでの価格はPixel 6が7万4800円から、Pixel 6 Proが11万6600円からとなる。

筆者はこの2機種を発売前に試用することができたため、操作感や新機能をリポートしたい。


高機能の旗艦モデル


 2機種ともグーグルの旗艦モデルという位置づけで、機能が高いモデルだ。中でも注目したいのが、

グーグルが独自に設計した処理能力をつかさどる半導体の「Tensor」(テンサー)だ。

 一般的にアンドロイドのスマホは米クアルコムの「Snapdragon(スナップドラゴン)」や、

台湾のメディアテックが製造する半導体をそのまま搭載している。

今回グーグルは、得意分野の人工知能(AI)を生かすため、半導体の設計を自ら手がけた。

 その効果が最も分かりやすいのは、音声認識だ。

Pixel 6/6 Proは、端末がネットワークにつながっていない状態でも、声で話しかけるだけで、素早く文章を作成できる。

一部、誤変換するような箇所もあったが、画面上のキーボードで文字入力するよりもスムーズだ。

操作が簡単になるため、スマホの初心者にも向いた機能だろう。


精度高い文字起こし機能


 音声レコーダーの文字起こし機能にも対応した。

こちらも、端末内部で音声を認識しているため、ネットワーク接続は不要。

話した言葉がすらすらと文字になっていき、ミスはところどころにあるが、精度は高い。

起こした文字を読むだけでも、何が話されていたか大体分かるレベルだ。

 文字にすると、後から検索もしやすくなる。

筆者のように仕事でインタビューや記者会見を録音する人はもちろん、ビジネスマンが会議の議事録を作る時や、

学生が学校の授業を復習する時などにも役に立ちそうだ。

 ここまで精度の高い音声認識は、処理能力の高いサーバーにデータを送って行うのが一般的だったが、

通信を介するために発話から文字になるまでにタイムラグが生じる。


また、外部にデータを送るため、プライバシー保護の観点から懸念があるうえに、

データ通信の量が増えてしまい通信料が高くなるおそれもあった。

Pixel 6/6 Proは、内蔵するTensorで処理を行うため、このようなデメリットが解消されている。


「消しゴムマジック」とは


 AIの処理能力の高さは、写真にも生かされている。

便利だと感じたのが「消しゴムマジック」だ。

この機能を使うと、写真の背景に写り込んでしまった他人や物を、瞬時に消すことができる。

AIが人や物を判別して、消したあとに不足する背景を補うことで、こうした機能が実現する。

消しゴムマジック適用後の写真を拡大してみると、うまくごまかしながら背景がひとつながりになるように、絵が作られている。

ただし、背景によっては人や物を消したあとの処理が甘く、合成したことが丸わかりになることもあった。



カメラは、ハードウエア側もこれまでのPixelより性能が上がっており、

ほとんど光のない夜でも、まるで暗視しているかのような写真が撮れる。

Pixel 6 Proのみの機能だが、光学4倍の望遠カメラを搭載。

デジタルズームでこの4倍の画像をさらに引き延ばし、劣化した部分をAIで補正することで、最大20倍までズームできる。

 通常は、ここまで拡大すると画像が劣化してしまうが、AIの補正で、画面に表示する程度なら十分な画質になった。

 旗艦モデルのため、中位機と比べると価格は高いが、

AIを駆使した機能は便利で、グーグルならではだ。

既存のスマホともすみ分けを図っており、これまでのどのPixelよりも欲しいと思える一台に仕上がっている。


「知ってトクするモバイルライフ」は毎週火曜日に掲載します>


関連記事




決算で判明、明暗分かれたpovoとLINEMO “オンライン”以外での差別化がカギに

2021-11-06 15:00:00 | Mobile情報
決算で判明、明暗分かれたpovoとLINEMO “オンライン”以外での差別化がカギに


楽天モバイル対抗だったpovo2.0、トッピングが当たり利用者は急増


LINEMO開始後もY!mobileが伸びるソフトバンク、0円開始には否定的


明暗を分けたのは“オンライン”以外の差別化




スマホのiPhoneシェア


先般のドコモの通信障害で
今後、iPhoneに副回線の収容が増加するだろう
メイン回線と副回線の組み合わせを如何するか?
副回線はコスト安くという事になるので
組み合わせは
メインdocomo・・・・楽天かpovo2
メインau・・・・楽天
メインSoftBank・・・・楽天かpovo2
メイン楽天・・・・povo2


ドコモがここへきて「新たな格安プラン」を展開している「深すぎる理由」 通信サービスからの脱却

2021-11-03 14:36:56 | Mobile情報

docomoはサブブランドを持っていない為の苦肉の策かなぁ
楽天モバイル及びUQモバイル、Y mobileへの流出の裏返しで
特に、auのpovo2の受付は多かったらしい
docomoショップが防波堤となり、OCNモバイルoneへ誘導出来る
他社へ流出より、格安でもグループ内で囲い込む
高齢者層は音声とショートメッセージができれば良いという人が多い
まあ、OCN自身プロバイダーとしてOCNモバイルoneを扱う
チョット中途半端な立ち位置だったがdocomo子会社化
docomoの3Gサービスが2026/3終了する。ガラケーユーザーの受け皿メニューかなぁ
ショップで扱う点が肝
以上
記事に触れて




ドコモがここへきて「新たな格安プラン」を展開している「深すぎる理由」
通信サービスからの脱却

加谷 珪一

NTTドコモがMVNO(仮想移動体通信事業者)を活用した、より低価格なサービス提供に乗り出した。
ドコモとしては、新料金プラン「ahamo」をさらに安くしたプランという位置付けだが、
これはドコモ本体ではなくグループ会社のNTTコミュニケーションズが提供するサービスである。
同社はドコモから回線を借り受けているので、ドコモ本体が格安スマホの提供を開始したことに限りなく近い。
これは一体、何を意味しているのだろうか。

ドコモの中ではもっとも安いプランに

NTTドコモは2021年10月21日、NTTコミュニケーションズが提供するMVNOサービス「OCNモバイルONE」の取り扱いを開始した。全国に展開するドコモショップでOCNモバイルONEのサービスを契約できる。今回の提携に合わせて、NTTコミュニケーションズでは、月額500円(税込み550円)という超格安プランを新設した。このプランは、データ容量が0.5Gバイト、最大10分の無料通話というもので、格安スマホの中でもお得な内容といえる。菅義偉政権による携帯電話料金引き下げ要請をきっかけに、ドコモを中心とした大手3社は割安なプランの提供を余儀なくされた。ドコモは2020年12月、データ容量20Gバイト、1回あたり5分以内の無料通話(回数無制限)という新料金プラン「ahamo」を発表し、事実上の大幅値下げを実施した。この効果は大きく、9月の消費者物価指数における携帯電話料金は前年同月比で44.8%ものマイナスとなった。ドコモは新料金プランの発表時点では、さらに格安なサービス「エコノミー」について詳細を明らかにしていなかったが、今回、発表されたOCNモバイルONEとの提携がこれに該当するものと思われる。つまりドコモとしては、もっとも割安なサービスプランということになる。だが、何とも微妙なのは、「エコノミー」サービスはあくまでNTTコミュニケーションズのサービスであり、ドコモのサービスではないという点である。一方で、NTTコミュニケーションズはドコモから回線を借り受けて事業を行っており、実質的にはドコモのインフラを使っている。

ドコモは10月25日、NTTコミュニケーションズを100%子会社化すると発表しており、NTTコミュニケーションズが持っていた通信関係のインフラは事実上、ドコモと一体運用される。これまでOCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズがドコモから回線を借りて、格安スマホのサービスを提供するという形態だったが、今回の再編によってドコモ自身が提供する格安サービスにより近づいた。

OCNモバイルONEが限りなくドコモのサービスに近い位置付けであることは、ドコモの顧客IDである「dアカウント」をメインに利用することが大前提になっていることからも伺い知ることができる。これまでOCNモバイルONEはあくまで格安スマホであり、対面サービスはなく、Webサイトなどを通じて利用者が自分自身で設定する必要があった。ところが今回の提携では、従来のドコモ携帯と同様、店舗で手厚いサポートが受けられる。

高齢者の囲い込みが狙い?

格安スマホでありながら、店舗でのサービスとドコモIDの利用を全面に押し出した理由は、高齢ユーザーの囲い込みと考えられる。

今回の格安スマホの取り扱いによって、ドコモは「ギガホ」などヘビーユーザー向けのプラン、「ahamo」と「ギガライト」を中心とした中間プラン、そして、「OCNモバイルONE」という格安プランの3本柱となる。ahamoは低価格を実現するため、基本的に店舗でのサービスを省略したが、有償であれば店舗でのサービスを受けられる。高齢者の中には、利用頻度が著しく減っているので、ahamoなどよりもさらに安価なプランに乗り換えたいと考えている人も多いはずだ。ところが既存の格安スマホは基本的にWeb限定であり、ITに疎い高齢者にとってはハードルが高い。

来店を好み、かつもっとも割安なプランに移行したいという利用者は、ドコモショップにおいてOCNモバイルONEに誘導すればよい。今回のOCNモバイルONEとの提携では、60歳以上の利用者について最大で12カ月間、データ容量が1Gバイトに増量されるキャンペーンを行っており、高齢者の獲得に力を入れていることが分かる。

今回の提携には、NTTドコモの販売店網であるドコモショップを救済するという側面もある。

先ほども説明したように新料金プランahamoは原則としてWeb限定であり、ドコモショップでのサポートは発生しない。それはドコモショップにとって見れば、収益低下を意味している。

ドコモは全国にドコモショップという名称の販売店網を展開しているが、こうした販売店はドコモが直接経営しているわけではない。ドコモという看板をフランチャイズという形で掲げているだけで、実際には様々な企業が経営しており、何らかの形で収益を上げなければ事業を維持することはできない。

非通信サービスの拡大でドコモがさらに有利に

ドコモショップの主な収益源は、店舗でのスマホの販売手数料と、ドコモから支払われる各種手数料である。日本の人口は今後、急激に減ってくるため、市場全体としても伸びる余地が少ない。スマホの利用に手慣れた若い利用者はWeb限定のサービスを好むので、最大の収益源は店舗での継続サービスを望む高齢者ということになる。

加えてドコモは、今後の事業戦略の目玉として、スマートライフ事業を掲げている。これは金融、決済、映像など既存の非通信サービスの展開に加え、電力の小売りやオンライン診療など、消費者の生活全般を支援するビジネスである。菅政権による料金引き下げ要請によって、通信会社から見れば携帯電話のサービスはあまり儲からない事業となっており、各社にとってこうした新規事業の展開はほぼ必須となった。

一連の非通信サービスを強化するためには、高齢者を中心とした顧客の囲い込みが求められる。仮に格安スマホというあまり儲からない事業であったとしても、顧客さえ囲い込んでおけば、最終的には非通信サービスで収益化するという道筋が見えてくる。

今回のOCNモバイルONEとの提携やドコモグループの再編というのは、人口減少時代を前に、通信サービスからの脱却を図るための第一歩と考えてよいだろう。

料金引き下げによる通信関連収益の低下と市場縮小、そして非通信サービスへの展開を前提にした場合、今後の通信業界はどうなっていくのだろうか。説明するまでもなく、巨大なインフラを保有するドコモが圧倒的に有利になる可能性が高い。

かつて官営の独占企業だったNTTグループに関しては、公正な競争環境の維持という観点から、グループ会社を過度に優遇できない仕組みになっている。今回の提携はNTTコミュニケーションズだけでなく、独立系の格安スマホ事業者であるフリービットとも提携しているので、ルール上はグループ企業の優遇にはあたらないと考えられる。

だが現実問題として、格安SIMであるにもかかわらず、こうした手厚いサービスが展開できるのは、グループ全体の総合力があればこそであり、競合他社にとってはかなりハードルが高い。

当初の予想通り、携帯電話の料金引き下げは、最終的にはNTTグループに有利に働く可能性が濃厚であり、今回の提携もその流れのひとつと考えてよさそうだ。



エコノミー詳細

⬇️

ドコモの「エコノミー」、MVNOとのシナジー効果でユーザー満足度向上を目指す - ケータイ Watch

Nコム子会社化


エコノミーMVNO料金

★通話料 11円/30秒はキャリアの半額


4大キャリアのプラン概要・・ほぼ出揃う
楽天がワンプランで最安値だ

具体的事例

小生の利用しているiPhone12のベストはどうなのか?
現状 2回線収容
①楽天モバイルに加入済 1G以内なので0円/月間
②UQモバイル加入済 3G上限 繰越プラン1628円

⬇️
楽天モバイルは外せない・・・発信利用

UQモバイルより安いメニューは何れか?
現状 2Gは利用するので3Gは必要となる

⬇️

POVO2  3G 990円/月がベストとなる

OCN 3G 990円/月で金額は横並びなら

キャリアauPOVO2の方がベスト

SoftBankは小生には不向きです


POVO2なら1000円/月 前後で安くなるけど

UQモバイルの繰越プランが魅力で現状のままで行こう

UQモバイル10月請求1742円