自宅から往復5000歩と近い場所に位置する
美多彌神社(みたみじんじゃ)
南北朝時代以前の歴史は不詳であるが、延喜式神名帳に「美多彌神社」の名が記載されている。
社名は民直(みたみのあたい)の祖神を祀ったことによるものであるとか・・・
「シブカカガシ」(通称:いっちん)が群生する鎮守の杜
大阪府指定の天然記念物に指定されている
お詣りしてみよう
鳥居の左手には
シリブカガシ(通称:いっちん)
相当年数が経っている
鳥居の階段の左右に群生
左手のシリブカガシが数年前の台風で倒木
途中から折れている:150年前後かな
大阪府天然記念物なので本数も管理され一切切ったりする事は出来ない
台風の倒木処理にも許可が必要で大変だったとか
参拝する人が結構いる
上がると1段目の境内
シリブカガシが真ん中にありますが
栃の木?に押されている様です
先終わった花
階段を上がり本殿へ
本殿
帰りの石段中腹で実をつけた
秋に花が咲くのも特徴とか
他のブナ科の仲間は、春に花を咲かせて、その年または翌年の秋にドングリを実らせますが、
シリブカガシは、秋に花を咲かせて翌秋に実るので、花と実を同時に楽しむことができます。
まだ若いドングリは綺麗な黄緑色になるらしい
どんぐりの実つき方に特徴があるとか・・・
このどんぐりは食する事は?できるけど・・・??
どんぐりの実は鹿が喜ぶので
宮島の鹿に送ってみたこともあるとか・・・
他の場所でも
この右手側となる
細石が2石
岐阜県揖斐郡産
熊本県山鹿市産
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川柳文学碑
川柳に興味は無いけど・・・・
番傘川柳会 全国レベルの同好会の様です
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【シリブカガシとは】
・近畿地方以南の山地に分布するブナ科の常緑樹。同属のマテバシイよりも温暖な地を好み、沖縄、中国、台湾にも見られる。
・ドングリがなる木の一つだが、秋(9~10月頃)に開花するという大きな特徴を持つ。雌雄同株で花は他のカシ類と同じような紐状になり、葉から突き出すように開く。強い香りの蜜を持ち、虫がよく集まるが人間にとっては観賞価値に乏しい。一般的な感覚では季節外れに栗の花が咲いているように見える。
・ドングリは直径2センチほどの楕円形。表面が蝋状の物質で覆われており、光の具合によっては紫色に見える。いわゆるドングリの帽子が他より深く、ドングリの底部には深さ3ミリほどの凹みがあるため、「尻深」と呼ばれるようになった。
・ドングリは翌年の開花期以降に熟すため、緑色のドングリと花を一緒に見ることができる。ドングリはタンニン(アク)が少ないため生食できる。リスや野鳥などの動物も好んでこれを食べる。
・葉は枝から互い違いに生じ、長さは4~10センチほどになる。画像のように革質で厚みがあり、縁にギザギザはない。裏面は銀白色でマテバシイよりも青白く見える。また、若い枝にはわずかながら毛が生じる。
・樹皮は暗灰色でマテバシイに似るが、マテバシイにあるような縦皺がなく、ほぼ平滑。材はお洒落に「カーム」と呼ばれ、建材や木製スプーン、フォークなどの器具や家具に使われる。
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我が家から徒歩で向かう
坂を上る途中に道路横に
正面の杜に神社がある
中央の森