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阪堺電車は正月4日まで臨時運転なので
全車両を短時間に見る事ができるタイミング
2022年新春の運行状況を見てみよう
2022年1月1日撮影
現在 阪堺電車の運用車両一覧
製造の古い順
①モ161形 1両
②モ501形 5両
③モ351形 5両
④モ601形 7両
⑤モ701形 11両
⑥堺トラム 6両
③モ351形について No.3
1962年351・352の2両、1963年353−355両 帝国車両工業で製造
南海時代の最後の車両となる
❶モ351号
広告:吉川運輸株式会社
❷モ352号
2016年9月8日夜、住吉停留所付近にてモ352号が脱線した。
脱線事故の原因が不明の為当該車両は廃車となり、2021年現在では我孫子道車庫に留置されている
❸モ353号
広告:大阪ガス株式会社
❹354号
広告:松本商事株式会社
❺355号
広告:岡崎屋質店
モ351形について
阪堺電気軌道モ351形電車(はんかいでんききどうモ351がたでんしゃ)は、
1962年に登場した阪堺電気軌道の前身である南海電気鉄道(南海)が当時の大阪軌道線向けに導入した路面電車用電車である。
車体は、モ501形とほぼ共通設計の全金属製車体を備える。ただし、モ501形で車掌の視界確保に難があったため、
車体中央の扉横に設置された車掌台部分の側窓を下降式から横引き式に変更した点で異なる。
主要機器は、大阪市電3001形同様、いわゆるPCCカーの影響下に登場したことや、当初連結運転に対応していたこと、
それに専用軌道の多い路線で使用されることからか、走行装置は当時の最新鋭技術による豪華なものが装備された。
運用面では、モ501形に続く新車として歓迎されたが、
主電動機以外のほとんどの部分を新造しての置き換えは製造コスト等の面で難があったため、
モ101形の残り10両については半鋼製車体であった元大阪市電1601形の車体を流用し、
これにモ101形の電装品一式を取り付け改造したモ121形を充当することとなり、本形式の製造は合計5両にとどまった。
もっとも、吊り掛け式モーター独特の騒音や旧型車両の流用品であるコンプレッサーの作動音が大きい、
起動・加速時のショックが大きいなどという難点はあるものの、
台車は空気ばね装着の新製品であるが故にその乗り心地は傑出しており、
その点においては本形式の20年以上後に製造されたモ701形・モ601形と比較しても何ら遜色はない。