【難読漢字】「亢ぶる」って読めますか?
「抗」とは違う漢字です
突然ですが
「亢ぶる」という漢字
読めますか?
「亢進」のような使われ方をすることもあります。
気になる正解は?
正解は「たかぶる」でした!
わかりましたか?
現代ビジネス編集部
書き方・読み方
書き方
読み方
『亢』の字には少なくとも、亢・ 亢・ 亢・ 亢る・ 亢い・ 亢める・ 亢たる・ 亢がるの8種の読み方が存在する。
意味
きわめる/たかい/たかぶる/のど
「亢進」の意味とは?
亢進とは、「(高い程度まで)進んでいる」、または「(悪い意味で)かなりのところまで進行している」という意味で使われます。
ほとんど場合は後者で使う為、医学用語の1つともなっています。
冒頭で挙げた「高進」と全く同じ意味の言葉で、この2つは置き換えて使っても全く問題ありませんが、「高進」の方は先に挙げた最初の意味の方で使われることが多いという特徴があります。
それぞれの使われ方の例を挙げると、「高進」は「株価が高進している」などとよく使いますが、「亢進」は「病状が亢進している」といった使われ方がほとんどで、いい意味で使われることはまずありません。
「亢進」の読み方
「亢進」は、「こうしん」と読んでください。
実際の使われ方は違いますが、元々同じ意味をもつ「高進」も同じく「こうしん」です。
「高進」の方は、その漢字の組み合わせから意味の想像が付きますが、この「亢進」は一見ではそれが付かない言葉かも知れません。
現在では、多くの場合で病気の症状や検査結果(が好ましくない場合)に用いられる言葉です。
そして、もう1つ、「昂進」という言葉まで存在しています。
この「昂進」も同じく「こうしん」と発音し、本来の意味は「亢進」や「高進」と一緒ですが、主に「気持ちの昂ぶり」に対して使われます。
これは、使われている漢字が大きく影響しているものと考えていいでしょう。