荒山公園グランド横に
3本のメタセコイアの木がある
見上げると
何かぶら下がっている
何だろう?
iPhoneズームで目一杯
ネット確認すると雄花序だった
全くの素人なのでネットで見てみた
日を改めて望遠レンズで撮ってみた
被写体が小さいこれが限界でしたが・・・
3本のメタセコイア
メタセコイアはアケボノスギという和名が付けられたがあまり流布せず、属名をそのまま読んでメタセコイアと呼ばれることが多い。
化石としては日本各地からも発見されていたが、1941年に中国四川省で発見されるまでは生きているものは知られていなかった。
日本にも300万年から100万年前頃まではたくさん生えていたらしい。その頃からあまり進化していないらしく、生きている化石として有名である。
樹形は針葉樹の仲間らしく端正で美しい。葉は枝に対生して複葉に見える。秋には紅葉し、短枝ごと落下する。落葉性の針葉樹である。
早春に葉の展開に先立って枝先に雄花を多数咲かせる。雌花は緑色で、球果を形成し、秋に種子を散布する。
樹形が美しいこともあり、公園や街路樹などとして植栽されている。成長は若木では大変良好。
メタセコイアの花は2月から3月にかけて開花する。10月頃から雄花序は伸びて目立つようになり、
落葉期になると枝先から垂れ下がって目立つようになる。
3月に終わり頃には落下する。雌花は見たことがないが、授精するとやがて球果を形成する。
その年の秋から冬には開いて種子を散布する。
秋に葉を落としてから早春にかけての間には褐色の紐状のものが簾のようにたくさん垂れさがっているのが目立つが、
これは雄花序が連なった枝。
雄花序はふつう木の中部から上部の範囲に多く見られるが、最上部にはついていない。
雄花序はふつう木の中部から上部の範囲に多く見られるが、最上部にはついていない。
メタセコイアが雌花序を雄花序より高い位置に集中させている
なぜ?
雌花序は何処に?
メタセコイアが雌花序を雄花序より高い位置に集中させているのはなぜだろう。
理由は2つ。
風媒による自家受粉を起こりにくくさせられることと
風媒による自家受粉を起こりにくくさせられることと
風散布でより遠くまで種子を飛ばすことができるということ
雄花は3月下旬頃落下する
1本望遠で捉える事ができた
1本の枝
昨季の球果と雌花序だろうか?
角度を変えて
枝の先端が緑色に見える・・これが雌花序
こんな営みがあるとは知らなんだなぁ
メタセコイアの雄花序と雌花序
散歩道🚶♂️🚶♂️
まとめ・・・ネットから
落葉高木で、樹高は生長すると高さ25 - 30メートル (m) 、直径1.5 mになり、大きなものでは樹高50 m以上になる。樹皮は赤褐色で、縦に裂けて剥がれる。一年枝は褐色で無毛。
葉は羽状に対生し、モミやネズに似て線のように細長く、長さは1 - 2センチメートル (cm) 程度、幅は1 - 2 ミリメートル (mm) 程度でである。新葉は明るい緑色で、秋に黄褐色に紅葉した後、落葉する。
花期は2 - 3月。雌雄同株で、雄花は総状花序、あるいは円錐花序となって枝から垂れ下がる雌雄同株で。雌花穂は枝先に1個つく。
果期は10 - 12月。果実は球果で、結実は多く、秋から冬にかけて褐色に熟して多数の種が地表に落ちる。
冬芽は枝先に頂芽(雌花の葉芽)がつき、側芽(葉芽)が対生する。雄花の冬芽は長い穂につき、垂れ下がる。冬芽は卵形で芽鱗は4裂に並び、上から見ると四角い。冬芽のつけ根の枝には、白色で円い落枝痕がある。
気候条件によって生長速度に違いが見られ、温暖な南部の地域になるほど生長速度は速い傾向にある。早ければ発芽から5年で樹高5 mにもなるが、大きくなると生長速度は落ちて、樹齢200年から300年で樹高50 mに達するとみられている。生命力が強く、病気にかかりにくく、太い枝が切れても自ら傷口を数年で塞ぐ修復力をもつことが知られている。