呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

焼き

2007-06-02 20:50:05 | やきとん・やきとり・やきにく・ステーキ
犬も歩けば必ず当たる「モツ焼き屋」

どかちんオヤジの救済的存在の1串70円の老舗からオサレ系の店まで。
本当に多い。

噂では芝浦の場ではぶたさんがいないらしい。
消費に対して飼育が間に合わなくなりつつあるのだ。

またいつ再燃するかわからない狂牛病問題や今年も間違いなくあるだろうノロちゃん。
ぶたさんなら安心、とみんなの口がぶたちゃんを求めている。

極上のロースも旨いが、ぶたちゃんで一番旨いのは「内臓」。
肉食動物が獲物を捕らえると真っ先に喰らう部位だ。
新鮮な内臓はビタミンも豊富でそれを食べていれば肉食動物達は野菜を食べる必要がないのだね。

そんなわけで、潰した日の内臓を生でいただく。
レバ刺しなどを代表とするモツ刺しは最高のご馳走だ。
各店競うように仕入れを駆使して新鮮なモツを手に入れるわけだ。

もちろん、いいモツ刺しはどこでどんな店で供されても旨い。
そして「焼く」とさらなる旨味を味わうことができる。

しかしここで店の差が大きく出るのだ。

切って出すだけの刺しと違って、焼き物は焼き手の技術が問われるのだ。
備長炭で焼こうがガスで焼こうが電気で焼こうが、焼き加減は一朝一夕ではいかない。

旨い刺しをいただいた後で、それではと焼き物を頼んでガッカリさせられることの多いこと。

一般的には店のキャリアが焼きに出ると言われるが、必ずしもそうともいえない。
老舗と言われる有名店でも焼きが良くない店はある。
逆に新しい店でもいい焼きをする店もある。
ようは焼きに対する姿勢なのである。

焼きものを甘く見てはいけない。

そして、モツ屋の魅力「刺し」「焼きもの」もうひとつは「煮込み」
これがまた侮れないのだ。
「煮込み」に関してはまた次回に。