呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

孤独のグルメ

2007-06-19 23:56:34 | 呑んだり喰ったり語ったり
噂に高い本をようやくアマゾンで手に入れました。
といっても、ブラジルまで買いに行ったわけじゃないよ。wakatteruyone

はまりました!

これぞ男の飯。
「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんていうか、、、、救われなきゃあダメなんだ」

主人公が従業員を飯食ってる客の前で虐めている店主にムカッって吐く言葉だ。

この話しに出てくる店は、すべて実在の店だと思う。
実際に思い当たる店もある。

個人で輸入商を営む主人公は常にひとり。
飯もひとり。
店を、客を、料理を、街を、観察する、、する、、する!

そんな情景と主人公の心のつぶやきが、実に説得力がありハートに響く。

自分も独りで喰う飯は好きだ。
そこには代えがたい崇高な時間がある。

癒される、、癒される、、イヤイヤされる!

主人公は酒が一滴も飲めず、そこが損をしている。
本人もそう言っている。

呑んべエSTINGとしては、飯もそうだが酒呑みも独りが好き。

「孤独のグルメ」というよりは「孤独がグルメ」と言ったとこか。