呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

もんじゃ大木屋2

2008-10-12 11:42:35 | 呑んだり喰ったり語ったり
   外はカリッと中はレアでジューシー
   絶妙の焼き加減


さて、
11人はテクテク歩いて谷中銀座へ。

「谷中銀座」と書いたショボいアーチが見える。
下町情緒のある街並みと、やや胡散臭さが漂う雰囲気だ。
ちょっと香港のダウンタウンを思い出してしまった。

そんな胡散臭い商店街の店先の縁台に
胡散臭い会社員が座っていた。
周囲の風景と一体化していた。

SPのU部長だ。。。。
こんなところで待ってたんかい!

まあ、無事全員集合。
店に面目が立つ。

商店街に入ってすぐの角の飴屋さん(大将11年創業だって)を右に曲がると、
なんとも情けない「店?」という作りの入口に「もんじゃ」の文字。

ここだ。。。。。

幹事が引き戸を開けて「予約のKです12人の・・・」
と言うと奥から強面のオヤジがアゴで小上がりの席を指す。

マジ怖い・・・・・
ヤーサンか?
リーゼントの髪は真っ黒なのに鼻の下のヒゲは真白。

小上がりには真ん中が鉄板になった焼き台テーブルが2卓。
12人が座るとかなりきつい。
テーブルの上には人数分のコップと割り箸がセットされていた。

メニューは短冊が1枚だけ貼ってあって
「大木屋もんじゃ 1人前 1,500円」だけ。

「人手不足のため飲み物はセルフサービスです」
の張り紙も・・・・

さっそく若い衆が「マスター、ビールもらいますよ」
オヤジ「勝手にどーぞ」の返事。

ビール以外にあるのは、冷酒と焼酎とウーロン茶が最初から混じったものと缶のウーロン茶。

とりあえずビールで乾杯していると、
「はい、最初これを食べてて」と出てきたのはカツオのタタキ。
大皿2枚にのせられて2卓のテーブルの鉄板の上に置かれた。
取り皿は無し。みんなじかに喰う。

旨い!

ネットリとしたカツオの身と辛味のないタマネギ
そしてかかっているタレが微妙にいい感じ。
市販のポン酢ではなさそうだ。

全員であっという間に平らげる。

その後登場したのが「肉塊」
あまりのでかさと厚みにみんな圧倒される。

オヤジがそのバカでかい肉塊を派手に鉄板に落とす。
そしてスライスにんにくも鉄板に。

オヤジ曰く
「いいか、絶対に肉に触るなよ」
なぜかY課長を指さして念を押す。

Y課長が反骨者だということを知っているのだろうか。

「にんにくはあんた達でよい焼いてね」はいはい。。。

途中、一度だけ肉塊をひっくり返す。
不思議なことにこれだけの厚みがある肉塊なのに横にはしない。
でも横側もちゃんと焼けていく??

待つことしばし、、、、肉の焼ける匂いがたまらない。

オヤジがヘラで肉をコンコンと叩き「よし!」とばかりに
ナイフ(肉切り包丁)を持ってきてスライスしていく。
閉じこめられていた肉汁が鉄板にこぼれて湯気を上げる。
肉の中はまだ赤い。旨そうだ。

「赤いのイヤなら断面を焼いて」
いえいえ、もちろんレアでいただきます。

柔らかい、、、、、ジューシーだ。
何もつけないのだがかなりの塩気がある。
あらかじめ味付けしてあったんだな。
そして大量のコショウも肉の表面を被っていた。

旨いですよ~

1テーブルの6人がガンガン喰いまくって、
巨大な肉塊はあっという間に無くなってしまった。

大満足!!

しかし、この後
驚きの肉塊に勝るとも劣らない絶品のメニューが出てくるのだ。

それは、、、、巨大メンチ!

<続く>