爆発！キッチン カミヤマ

　　　　　　　↑これなんだと思います？


爆裂街場の洋食店・築地「キッチン カミヤマ」

一見ラーメンにも見える、果たしてこのメニューは・・・・

「カレースパ」

洗面器のような丼になみなみとスープカレーが・・・
中にはスパゲティ。
その証拠に表面には乾燥パセリと粉チーズが。

見た途端に「グッ」とたじろぐ。

しかも具だくさん
「豚肉」「ベーコン」「シメジ」「タマネギ」「ジャガイモ」
「マメ」（？）「ハンバーグ」（？？）
なんなんだ、こりゃぁ！！

そして、、熱い！
熱くって喰えない。

太っといスパゲティの麺はフォークをすり抜けて、
右に左に跳ねまくって大騒ぎ。

当然、スープカレーの跳ねること跳ねること。
ワイシャツが制服のリーマンにとって戦慄の事態に・・・・

熱い！跳ねる！スパが減らない！
でも旨い。

そんなわたしにも夢がある。

それは、、、
カレーをゴクゴク飲むこと！

カレーは飲み物だ！

カレーは飲むように喰え！

そのためには、スパ麺と具を平らげてしまわないと。

10月にも関わらず、顎から汗を滴らせながら
カレースパと格闘するわたし・・・

戦いだして15分、やっと丼の中はスープカレーだけに。

よし、飲むぞ！

丼を傾けだしたわたしに思いも寄らない人が声をかけた。

「なんだったらゴハン入れてあげようか？サービスで」

お～、お店のオバチャン！
じゃなくて「マダム」！

余計な！
じゃなくて、ご親切なお言葉、ありがとうございます。

小さな親切大きなお世話、、、
有り難迷惑です！
じゃなくて、丁重にご遠慮させていただきます。

どんだけ喰わせる店なんじゃい。
じゃなくて、サービス満点ですね。

丼を両手で持ったまま（まだ熱い・・・）
愛想笑いをしながらマダムの好意を丁重にお断りして、
いざカレー・ドリンキング！

ゴクゴクゴクゴク
（熱い・・・）
ゴクゴクゴクゴクゴク
（ジャガイモがノドに張り付いた・・・）
ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
（まだ無くならない・・・）
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク
（丼に顔を突っ込み過ぎて高い鼻にカレーが付いちまった・・・）

ブハ～ァァァァ飲んだぁぁぁぁ

戦いが終わり、つかの間の安息時間が訪れた。

が、そのわたしの横で、
「ズルズルズルズル、ブシャー、ハァ～、ズルズル」

新たに戦い始めたリーマン戦士がいた。
「頑張れ！負けるな。シャツにシミ付けたら負けだからな」

10月にも関わらず、メガネを曇らせてカレースパを啜るオヤジ。

彼にもひとこと言いたい！

カレーをゴクゴク飲むこと！

しかし、そんな彼から学んだことがあった。

それは、
カレースパは割り箸の方が喰いやすい！

わたしもまだまだ・・・学んだよ。

ある日のわたし

ある日のわたくし。


午後から恵比寿のアメリカン・ダイナー系のお店
「Hummingbird'hill」で取材の立ち合い。

テラス席もあって、なかなかいい雰囲気のお店。

ハンバーガー、凄く旨そう。

実際旨かった。

ポテトもハインツで旨かった。

ケチャップとマスタードをタップリ使って喰えば、
アメリカン・デブ・フィーリング！

しかし、いっしょに飲んだ「ルートビアー」。
相変わらず凄い味だった。
これモロ風邪クスリでしょう！
アメリカの子供はこれを喜んで飲むんだよね。
不思議だよ。


その後、疲れたのでその日はぶっちぎって
中野の「桃園牧場」（旧久遠）へ。

メニューにある「コラーゲンカシラ」と「キクアブラ」は
他であまりお目にかからないヤキトンで旨いっすよ。

またまた焼酎大入りのホッピーを
中4杯もお代わりしてヘロヘロに。

なんだか癒されるけど、
酔っているだけということだろう。


またまた調子こいて、
帰宅途中の街場の中華屋さん「新々」に行って、
「新々特製そば」を注文。


老夫婦だけで切り盛りしているこの店の看板メニューは、
古き善き、優しい、でも化調タップリのお味で懐かしい。

そんでもってなにが「特製」かと言うと、、、、

揚げニンニクがゴロリと入っているのだ。

これがホクホクしていて、
優しい味のラーメンにバチ～ンとインパクトを与えてくれて旨いのだ。

でも、昔は５～６個ぐらい入っていて強烈だったんだけど、
今回喰ったら２個しか入っていなかった。

寂しい・・・・

まあ「特製」と銘を打ちながらも他のメニューよりも格安の
650円の野菜タップリラーメンなんだから文句は言えませんがね。

旦那さんが体調を崩すと長期休業になってしまう「新々」。
いつまでもお元気でお店を続けて下さい。

次回は「肉玉丼」か「カツ丼」を喰いに行きますね！