呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

呑める荻窪を舐めるわけにはいかない

2020-04-08 09:42:52 | 呑んだり喰ったり語ったり
中野から吉祥寺までの「中央線文化圏」の中で、

なんとなく地味な存在である「荻窪」

しかしその歴史は古く、明治24年にはすでに今のJRの前身の駅が開業。

東京メトロ(営団地下鉄)駅も昭和37年開業である。

大正から昭和初期の時代は東京近郊の別荘地として「西の鎌倉、東の荻窪」と言われていたらしい。

また、第一次ラーメンブームの震源地としても世に有名だ。

クラシック音楽も盛んのようで、

「演歌の中野」(?)「ロックの高円寺」 「ジャズの阿佐ヶ谷」 「クラシックの荻窪」

と称されております。(??)

戦後の元闇市跡にできた「タウンセブン」&「ルミネ」を核とした街という印象ですが、

どっこい呑み屋も充実してまっせ!






てなことで、荻窪に来たらまずは荻窪呑みの登竜門「やきや」に行きなはれ!



「げそ揚げ」

ほとんどのツマミが200円前後でホッピーセットも360円という安さ。



冬期限定の「いか大根」の汁染み染みで素晴らしいこと。

えっ?

いつも混んでいて入る勇気が無い?

お店の人が愛想が無くって怖い?

そんなこと言ってたら立ち呑みは楽しめないよ。

そんなこんなも含めて、立ち呑みは楽しまないとね。






「かみや」

1955年創業の荻窪地元民に愛されている老舗大衆居酒屋。

昔は「神谷酒場」といって、なんと浅草の「神谷バー」とも由縁があるんですよ。

だからもちろん「電気ブラン」も呑めます。



なんだか手作り感満載の素朴でスタンダードなメニューが多いので、ホッとしちゃうねぇ。



「ベーコンポパイエッグ」

こんな食堂で出てくるようなメニューで呑めるなんて、なんて幸せなんだろうねぇ~

昭和呑み好きにはたまらん店よ。






〆は「十八番」っていう1966年創業の老舗ラーメン屋があるんでそこに行きたかったんだけど、

いっぱい&並んでる有様だったのでスルーして青梅街道を阿佐ヶ谷に向かい他の店へ。

青梅街道沿いにあるやはり昭和な街中華店「和佐家」で「味噌ラーメン」をいただく。

こちらはなんと1947年創業よ!



かなり個性的な味噌ラーメンで、こちらのお店の鰹ダシの黒いスープを活かした味。

街中華の味噌ラーメンはこんな感じだから旨いね。



昼前に開店して夜20時ごろまで通しの営業は助かります。

いつまでも残って欲しい店なんだけどね・・・