神の愛で世界をひとつに エル・カンターレ祭大講演会「愛を広げる力」
2017.12.08(liverty web)
幸福の科学の二大祭典の一つ「エル・カンターレ祭」が、7日、千葉・幕張メッセを本会場に開催された。大川隆法総裁は、本会場に集った約1万2000人を前に「愛を広げる力」と題した法話を行い、その様子は同グループの中継網を通じて、全国・全世界に同時中継された。
「愛」の教えは幸福の科学の基本教義のひとつであり、今までも大川総裁は愛についてさまざまに説いてきた。本法話では、個人レベルの愛の行為から、社会や国、国際社会、そして宇宙創世に関わる壮大な愛の教えまでが縦横無尽に説かれた。
すべてのものは神の愛によってつくられた
世間一般には、人から愛をもらうことで幸福になると考えられている。
だが幸福の科学では、愛を与えることで幸福になると説く。神々は常に愛を与えておられる存在であり、神の子である人間も、愛を与えることに魂の喜びを感じるからだ。
「宇宙は神の愛によってつくられたのです。《中略》万象万物、すべてに神の愛が宿っています」「自分は、神よりくださった愛が宿って生きている存在であると知ってください」
大川総裁はこのように述べ、神より愛を与えられ、生かされていることへの感謝が、他の人々への愛の行為に変わっていくことを説いた。
未来の平和のために正義が要る
幸福の科学ではまた、愛には発展段階があると教えている。
縁がある人たち、困っている人たちを愛する段階もあれば、学びを深めて知恵を得ることによって、より大きな愛の実践ができる。これは、仕事レベルだけでなく、国家レベル、外交レベルでも同じだ。
さらに「許す愛」の段階がある。人は間違いを犯すものだが、その根本には神の子としての輝きがある。善悪を分ける智慧を持ちつつも、神の子としての本性を見出し、愛することが「許す愛」の教えだ。
今、北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、世界を震撼させている。また、中国も覇権を拡大し、周辺国に侵略行為を繰り返している。こうした、人々を恐怖に陥れる行為は明らかに間違っている。
だが、その国に住む人たちもまた、私たちと同じ神の子である。
大川総裁は、北朝鮮をめぐる戦争の可能性に触れ、北朝鮮や中国に住む人たちをも救いたいとの願いを込めて、次のように語った。
「悪しき体制が多くの人々を奴隷のように苦しめているならば、その体制は壊さねばなりません」
「正義のために平和があるのではありません。平和のために正義はあるのです。未来において新しい平和をつくり出すために、正義が要るのです」
最後に大川総裁は、さまざまな宗教の違いを乗り越えていく愛と許しの力、愛を広げる行動の大切さについて説き、「愛がすべてをひとつにするということを信じてください」「私はあなたがたすべてを愛しています」と述べて講演を締めくくった。
本講演では、他にも次のような多岐にわたる論点への言及があった。
- 人間の偉大さは、生まれではなく行為によって判断される。
- 幸福の科学はなぜ霊言集を発刊し続けているのか。
- 邪悪なる国家の特徴について。
- エルサレムをイスラエルの首都としたトランプ米大統領を、天上界の神々はどう見ているか。
- 各地にある宗教的聖地にはどんな意味があるか。
- インドのカースト制は神の目からどう映っているか。
ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター
Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00
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