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自衛隊に「宇宙」の職種が誕生 でも、仕事は情報収集だけ!?

2019年05月27日 06時21分01秒 | 日記

自衛隊に「宇宙」の職種が誕生 でも、仕事は情報収集だけ!?

 

自衛隊に「宇宙」の職種が誕生 でも、仕事は情報収集だけ!?

 
AKKHARAT JARUSILAWONG / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  • 自衛隊、任官時の職種に「宇宙」を新設
  • 米中の主戦場は宇宙空間へ
  • 日本独自で宇宙防衛するための技術開発を

 

防衛省はこのほど、自衛官が任官する時の職種に「宇宙」という項目を新たにつくる。25日付朝日新聞電子版が報じた。自衛隊の宇宙領域における防衛力強化に対応する動きだ。

 

同省は2022年度までに、「宇宙領域専門部隊を発足」させる。23年度からの本格運用を目指す。

 

部隊の中心的な任務は、情報収集だ。人工衛星の脅威となる宇宙ゴミや、他国の人工衛星の動向を監視する。山口県に高性能レーダーを設置し、東京都の府中基地で情報を集約する。

 

また、その情報は米軍とも共有するため、連絡官を米軍基地に派遣し、常駐させる。そうした要員として、同省は宇宙分野の専門人材を募集し、その育成に取り組む方針だ。

 

 

米中の主戦場は宇宙空間

軍事において、宇宙領域、特に人工衛星の重要性は飛躍的に高まっている。ミサイル誘導や情報収集を大きく左右するためだ。

 

特にアメリカのトランプ大統領は2018年、「宇宙軍」を創設する大統領令に署名。今年2月には関連法案の作成を指示した。「宇宙軍創設を国家安全保障の優先課題に掲げている」とし、2020年までの創設を目指している。

 

中国も、宇宙開発に力を入れている。「軍民一体」を国家戦略として技術開発に取り組んでおり、アメリカの衛星に近づき妨害行為をする「キラー衛星」を開発している。また、2022年からは独自の宇宙ステーション「天宮」を運用する予定だ。

 

米中の主戦場は宇宙空間に移りつつある。

 

 

日本独自で防衛するための技術開発を

そうしたなか、日本が宇宙領域での防衛力を強化し、米軍との連携を密にすることは、歓迎すべきことだ。

 

次なる課題としては、日本が取り組むのは、情報収集が中心ということだ。自国の衛星を守ったり、宇宙空間からの攻撃への抑止力を持ったりするための、具体的な手だてはない。

 

しかし、日米安全保障条約は「日本の領域への攻撃」に日米が共同で対処すると定めており、宇宙空間は対象外となっている。

 

そのため仮に、日本の衛星が宇宙空間で他国から攻撃を受けた場合、日米安保を適用して米軍が日本を守る可能性は、高いとは言えない。

 

日本は、宇宙分野の人材育成と情報収集をしながらも、独自で宇宙空間を防衛することを見据え、技術開発に取り組む必要がある。

(飯田知世)

 

【関連記事】

2018年10月号 宇宙空間が米中の主戦場 - 米中冷戦5つの戦場 - 貿易戦争から宇宙戦争へ Part.2

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14812

 

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「教育無償化」より「稼げる教育」が子供のためになる

2019年05月27日 06時19分07秒 | 日記

「教育無償化」より「稼げる教育」が子供のためになる

 

 

パシフィック・アライアンス総研所長

渡瀬裕哉

(わたせ・ゆうや)国際情勢アナリスト。トランプ政権の動向に関するポリティカルアナリシスを提供。全米共和党保守派のミーティング・水曜会出席者、保守派集会FREEPACの日本人唯一の来賓者。著書に『トランプの黒幕』『トランプ再選のシナリオ』がある。

子育て世代のお金の悩みの中でも大きなものの1つが、教育費です。

 

私立か公立か、塾や習い事に通わせるか、などによって変わってきますが、子供1人あたりの教育費はトータルで1千万円以上と言われており、「将来が不安なので子供は2人が限界」「大学や専門学校に進学するなら奨学金を使うしかない」などの声も多く聞かれます。

 

本誌6月号の特集「教育・住宅費は2千万円安くなる」では、そんな教育費の悩みを解決する方法について考えました。

 

その中で、大学が自ら「稼ぐ」事例や、「実学」を身に着けるアメリカの方針について、国際情勢アナリストの渡瀬裕哉氏にお話を伺いました。本記事では、本誌で紹介しきれなかったインタビュー内容を掲載します。


認知症になった父と家族の7年間を描く映画「長いお別れ」

2019年05月27日 06時14分45秒 | 日記

認知症になった父と家族の7年間を描く映画「長いお別れ」

 

©2019『長いお別れ』製作委員会

 

父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した2人の娘に母が告げたのは、中学校の校長を勤めた厳格な父が半年前に認知症になったという事実だった――。

 

それぞれの人生の岐路に立ち、悩みながらもその事実を受け止め、父とともに前に進む娘たちとその母、ゆっくり記憶を失う父・昇平との7年間を描いた映画「長いお別れ」が、5月31日から全国公開される。

 

長女・麻里は、夫の転勤で息子の崇とともにアメリカに住んでいるが、英語は不得手で、異文化になかなか慣れることができない。夫ともすれ違いを感じ、さらに崇が成長するにつれ、どう息子に接していいか悩み続けている。

 

「カフェを開く」という夢を持ちながら、スーパーの総菜コーナーで働く二女・芙美は、移動ワゴン車でランチ販売を始めるも、売り上げは伸びず、恋愛もうまくいかない。

 

アメリカと日本で、それぞれ悩み、壁にぶつかりながらも、認知症になった父に向き合い、1人で介護する母を支えようとする姉妹。母・曜子も、記憶を失う夫を明るく献身的に支え続ける。

 

©2019『長いお別れ』製作委員会

 

 

豪華キャストが贈る現代日本の家族の姿

認知症と介護という、現代日本の問題をリアルに、あたたかく、どこかユーモラスに描く本作。最初は記憶があやふやだったり、すぐに忘れてしまったりする程度だった父の認知症が、歳月を重ねるにつれて少しずつ症状が進行する姿は胸に迫る。

 

かつては厳格で読書家だった父が、だんだんと記憶を失っていく姿を圧巻のリアリティで演じたのは、紫綬褒章や旭日小綬章を受章した、日本を代表する名優・山﨑努。

 

そんな父に寄り添う二女・芙美役には、映画「彼女がその名を知らない鳥たち」で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得するなど、2017年度の主演女優賞を総なめにした蒼井優。

 

長女・麻里役には、日本アカデミー賞を4度受賞し、映画やドラマ、舞台やCMなどで活躍する竹内結子。母・曜子役には、かつて日活三人娘の1人として一世を風靡した松原智恵子。

 

日本を代表する豪華キャストが贈る、現代を象徴する家族の姿は、観る人一人ひとりの心に染み入ってくる。

 

©2019『長いお別れ』製作委員会

 

 

つらい経験から得られるもの

「だいじょうぶ。記憶は消えても、愛は消えない。」

 

映画のキャッチコピーの通り、記憶が少しずつ失われ、一見すれば意味不明な言動が増えても、父の姿や言葉の節々には、家族への限りない愛がにじむ。たとえ認知症になっても、その心には永遠に消えない愛があると、この作品は教えてくれる。

 

認知症患者のつらさや家族の悲しみ、介護の大変さを描きながらも、登場人物たちは決して希望を捨てない。涙と笑顔で彩られたそれぞれの7年は、つらい経験から得られるものの大きさを伝えてくれる。

 

大切な人が認知症になり、悲観に暮れた経験のある人、現在介護に追われている人──全ての人に見てほしい、笑って泣ける感動作。

(駒井春香)

 

【公開日】
2019年5月31日(金)より全国ロードショー
【スタッフ】
監督・脚本/中野量太
【出演】
出演/蒼井 優、竹内結子、松原智恵子、山﨑 努ほか
【公式サイト】
http://nagaiowakare.asmik-ace.co.jp/about.php

 

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