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カナダ・トルドー首相が辞任表明 行き過ぎたリベラル政策が「カナダの共産化」をもたらした 2025.01.08

2025年01月09日 05時17分59秒 | 日記

カナダ・トルドー首相が辞任表明 行き過ぎたリベラル政策が「カナダの共産化」をもたらした

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画像:Asatur Yesayants / Shutterstock.com

《ニュース》

カナダのジャスティン・トルドー首相(自由党)は6日、首相を辞任する意向を表明しました。

 

《詳細》

2015年、43歳の若さで首相に就任したトルドー氏は当初、端正な容姿と明快な演説で人気を博しました。しかし力量不足やスキャンダル(肌の色の濃さを誇張する化粧をしていた学生時代の写真が報道)などから徐々に支持率は低迷し、19年の選挙では少数与党に転落。第3野党の新民主党の協力を得て政権を維持してきました。

 

近年は、物価高騰に加え、移民の流入増大による住居不足で住宅価格も高騰し、有権者の反発が深刻化。コロナウィルスのワクチン接種義務化も厳しい批判に晒されました。アンガス・レイド研究所が昨年12月に行った世論調査では、トルドー氏の支持率は22%にまで落ち込んでいました。

 

その後も、トランプ次期米大統領が「カナダからの輸入品に25%の関税を課す」と表明したことへの対応に追われたり、昨年12月には長年の側近だったフリーランド副首相が辞任を表明したりするなど、政局が混迷し党内外から辞任圧力が強まっていたことが、辞任の直接的な要因とみられています。

 

トルドー氏は今年3月末まで議会を休会し、後継の自由党党首が選出されるまでは首相にとどまるとしています。10月までに総選挙の実施が予定されている中、ここ数カ月の世論調査では最大野党の保守党が自由党を大きくリードしており、現状のままでいけば自由党が大敗する可能性が指摘されています。

 

《どう見るか》


トランプ氏に白旗のザッカーバーグ氏、メタのファクトチェック廃止を表明 「検閲産業複合体」への解体圧力が増す 2025.01.08

2025年01月09日 05時16分54秒 | 日記

トランプ氏に白旗のザッカーバーグ氏、メタのファクトチェック廃止を表明 「検閲産業複合体」への解体圧力が増す

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画像: DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com

《ニュース》

米IT大手メタはこのほど、フェイスブックやインスタグラムなど同社の運営するSNSにおける「ファクトチェック」機能を廃止するなど、"検閲体制"を大転換させることを発表しました。

 

《詳細》

同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が7日、公式サイトに動画を公開し、新指針を明らかにしました。

 

同社は2016年から、偽情報対策としてファクトチェックの取り組みを本格化しました。その一環として、新型コロナ中国武漢研究所流出説や、ハンター・バイデン氏の汚職疑惑などに関する記事や投稿を検閲。2021年にはトランプ氏のアカウントを停止し、その後もコロナワクチンの危険性を訴えるものや、LGBTQ推進批判などに関するコンテンツを制限してきました。

 

こうした姿勢には保守派を中心に批判が相次ぎ、ザッカーバーグ氏は議会公聴会に召喚されて厳しい追及を受けることもありました。

 

動画のなかでザッカーバーグ氏は、「複雑なコンテンツ管理システムは誤りを犯しました」「最近の選挙では、再び表現の自由を優先する文化的転換点を迎えたように感じます」「私たちは誤りを減らし、ポリシーを簡素化し、表現の自由を回復することに集中します」と表明。

 

第三者機関に委託していたファクトチェックは政治的に偏向しているため廃止し、代わりにXの「コミュニティノート」に似たシステムを導入するとしました。「コミュニティノート」とは、運営側が情報の正誤を判定するのではなく、ユーザー同士が誤情報と見られるものにコメントをつける機能です。

 

さらに、移民やジェンダーなどの問題に関するポリシーや制限があったが、「異なる意見を封じ込める方向に進み過ぎた」ため、見直しをかけること。削除すべきでないコンテンツを検閲してきたフィルターを緩和すること。さらには、コンテンツ管理を行うチームを、左派的風潮が強いカリフォルニアから、テキサスに移すこと。米政府と協力して、他国でも進んでいる検閲の流れを阻止すること、などを発表しました。

 

同社における歴史的とも言える大転換に、左派系からは批判する声が相次ぎ、保守派からは政権移行に伴う露骨な転向や免罪を求める行為を懐疑する声も上がりましたが、トランプ氏は「素晴らしい」、イーロン・マスク氏は「これはクールだ」とコメントするなど、歓迎姿勢を見せています。

 

《どう見るか》