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米大統領選の中心的争点は対中政策であるべき 元トランプ政権高官「トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ」(後編) 2023.08.13

2023年08月14日 05時34分05秒 | 日記

米大統領選の中心的争点は対中政策であるべき 元トランプ政権高官「トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ」(後編)

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《本記事のポイント》

  • 「アメリカ人は消費者ではなく生産者」
  • 世界は経済学者デヴィッド・リカードの想定外の状況にある
  • トランプ政権の貿易政策は再評価されるべき

 

 

前編では、中国の経済成長は、アメリカからの「富の移転」に裏付けられており、中国の対米貿易黒字がいかに巨大な額に達していたかについて、トランプ政権で米通商代表部(USTR)の代表を務めたライトハイザー氏の見解を紹介した。後編でも、同氏の見解を以下に紹介しつつ、ドナルド・トランプ前大統領の成果について振り返ってみる。

 

 

「アメリカ人は消費者ではなく生産者」

コロナ後にアメリカの対中貿易収支が悪化した理由についてライトハイザー氏は、アメリカで生産をストップしたこと、バイデン政権のバラマキで米国民の需要が喚起されたため、米消費者のお金が中国に回ったと説明。

 

またトランプ政権の政策が「保護主義」だという批判に対しては、「アメリカの雇用を守ろうとしたのです」「私は生産主義者(productionist)なのです」と述べて、「私はアメリカ人を消費者というよりも生産者として見ています」とその人間観を明らかにした。

 

その上で「ローマ法王の聖ベネディクトも、『祈りかつ働け』と述べていますが、働くことによって自尊の心を持つことができるのです」と同氏の経済神学というべきものを語り、製造業が空洞化し、雇用を失ったアメリカの状況を憂えた。

 

最後に1930年代のイギリスでも、ドイツと商取引をしたいというイギリス人の要求が認められ、英ロールス・ロイス社の航空エンジンをドイツに売却することが許可されたことに触れた上で、これが「ポーランド人、フランス人、そしてイギリス人の空爆に使われたのです」と当時も現在と同じく背徳的な商人がいたことを苦々しく語った。

 

 

世界は経済学者デヴィッド・リカードの想定外の状況にある

ちなみに同氏は、自由貿易の原理原則を擁護する理論を説いた英経済学者のデヴィッド・リカード(1772年~1823年)の学説は間違っていないという立場だ。

 

英誌「ザ・エコノミスト」への寄稿記事でも、「彼は間違っているのではなく、当時彼が想定しなかった状況が現在起きているのだ」と述べ、経済学の教科書通りの自由貿易の世界に我々は住んでおらず、経済学の原則を適用することで、アメリカは静かに死に絶えていく、という趣旨を述べている。

 

これについて大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『繁栄への決断』の中で以下のように述べ、この政策は「経済面におけるトランプ革命の一つ」と位置付けている。

 

今、もう一つの考え方として、トランプ氏からは、原点に戻って、『二国間の貿易において著しい不均衡があった場合、これを調整する方法としては、やはり、国の関税自主権でもって調整すべきだ』という考えが出てきたと思われるのです。

片方の国のみが一方的に儲けているような状況であるのは、やはり、おかしいと言わざるをえません。また、そうした状況でもって儲けたお金が、よいことのためだけに使われるならばともかく、軍事的拡張主義や核兵器の増大のために使われていくのであれば、たまりません。

これは、経済面における『トランプ革命』の一つであると言えます。ただ、これが成功するかどうかについては、現時点では、多くの識者たちにはまったく分からない状態にあるでしょうが、私は、『実験する価値は十分にある』と思っています

 

 

トランプ政権の貿易政策は再評価されるべき

トランプ氏の参謀であったライトハイザー氏の考えを丁寧に辿れば、トランプ氏は「保護主義だ!」とする批判がおおざっぱで、問題の本質を捉え損ねた見解にすぎないことが見えてくる。

 

もとより技術窃盗や、本来の通貨よりも低い通貨価値を維持するために為替操作を続ける中国は、不公正貿易の代表格。ライトハイザー氏もインタビューで強調していたが、黒字は軍に投資され、中国の覇権拡張を下支えした。これが世界の脅威となったのである。

 

そうした脅威認識や国内産業の空洞化への憂慮もあって、トランプ政権は敢えて関税という棍棒を振るって、中国に「兵糧攻め」をしていたのだ。

 

減税政策と併せて政策を実行し、国内回帰を促し、アメリカ人の雇用を拡大させることに成功した。

 

この点についても大川総裁は、次のように評価している。

 

一方、アメリカのほうは、『アメリカ・ファースト』という言葉だけを聞けばエゴイストに聞こえますが、失業率は四十九年ぶりの低水準になっており、今、三・六パーセントぐらいです。

私がアメリカにいた、今から四十年近く前には、失業率はたいてい十パーセントはありましたので、それから見ると、『失業率が、(一九六九年十二月以来)四十九年ぶりに三パーセント台で、過去最低になっている』というのは、トランプ大統領の経済改革が、この二年間余りで劇薬のようにそうとう効いていることを意味しています。これは、職のない人に職をつくる『ジョブ・クリエーション』をやったということでしょう。(中略)

したがって、なるべく、海外との関係で儲けるよりも、国内で自分たちの「雇用」や「賃金」を生み出すような仕事を増やしていく努力をするほうがよいわけです。(中略)この流れの『読み』は間違えないでください。アメリカは、独善的にやっているわけではありません。『知った上でやっている』ということです

 

対するバイデン政権は、雇用や対中戦略において、トランプ政権とはまるで対照的だ。半導体という一定の分野では中国に強く出ているものの、軍の原資である貿易黒字減らしには熱心ではない。「悪を押しとどめる」ことについて、大統領としての強い意志が感じられないのである。

 

2024年の大統領選に向けて、今一度、トランプ政権の対中政策の成果が再評価されるべきだろう。

 

【関連書籍】

 

繁栄への決断.jpg

『繁栄への決断』

大川隆法著

幸福の科学出版

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自由・民主・信仰の世界

『自由・民主・信仰の世界』

大川隆法著

幸福の科学出版

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「大きな政府」は国を滅ぼす.jpg

『「大きな政府」は国を滅ぼす』

アーサー・B.ラッファー 著/ザ・リバティ編集部 訳

幸福の科学出版

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【関連記事】

2023年8月7日付本欄 米大統領選の中心的争点は対中政策であるべき 元トランプ政権高官「トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ」(前編)

https://the-liberty.com/article/20810/

 

2022年12月号 「東洋の監獄」と化した香港を見捨てるな

https://the-liberty.com/article/19981/

 

2022年8月7日付本欄 予期せぬ「ドル高」の猛威 中国経済に打撃

https://the-liberty.com/article/19772/

 

2018年3月10日付本欄 保護主義とは言えないトランプ大統領の輸入制限

https://the-liberty.com/article/14210/

 

2017年4月号 これからは「愛国経営」で行こう! - トランプの「自国ファースト」を日本も

https://the-liberty.com/article/12638/


ガソリンの全国平均価格が15年ぶりの180円台を突破 資源大国のロシアを制裁し、その"返り血"で悲鳴を上げる資源小国・日本

2023年08月13日 05時32分54秒 | 日記

ガソリンの全国平均価格が15年ぶりの180円台を突破 資源大国のロシアを制裁し、その"返り血"で悲鳴を上げる資源小国・日本

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《ニュース》

ガソリンの店頭小売価格の値上げが12週連続で続いています。レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均の価格が9日に、約15年ぶりの180円台を突破し、7日時点の東京都内の平均価格は182.6円となりました。

 

《詳細》

ガソリン価格の高騰の要因は、主に3つあると指摘されています。

 

1つ目が「原油価格の高止まり」です。ウクライナ戦争の勃発と西側諸国の対露制裁により、原油価格は一時100ドルの大台を超え、その後下落したとはいえ、高値で推移しています。

 

2つ目は「円安の急進」です。為替が円安に振れると、輸入価格が上昇するため、最終的にはガソリン価格も上昇します。足元の円相場は1ドル145円となっており、円安基調に変化は生じていません。

 

3つ目は日本政府が行う「ガソリン補助金の動向」です。政府は昨年1月より、全国平均の価格が170円を超えないよう、1リットルあたり上限5円を補助してきました。その後ウクライナ戦争の影響で、補助金の上限額を引き上げるとともに(現在は1リットルあたり9円10銭を補助)、その期間の延長も繰り返してきました。

 

すでに燃料に対する補助金予算は約6兆円に上っていることから、政府は今年6月より2週間ごとに補助の割合を1割ずつ下げており、9月末には制度そのものを終了させる予定となっています。そのため、補助金の動向にも注目が集まっています。


中国の反スパイ法に5割以上の企業が「懸念」も実効的な対応には苦慮 根本策はやはり脱中国

2023年08月13日 05時30分29秒 | 日記

中国の反スパイ法に5割以上の企業が「懸念」も実効的な対応には苦慮 根本策はやはり脱中国

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《ニュース》

中国の改正反スパイ法について、5割以上の企業がビジネスの懸念事項と考えていることが、産経新聞のアンケート調査で明らかになりました。12日付朝刊の一面で報じられました。

 

《詳細》

今年7月1日に中国で施行された改正反スパイ法は、従来は「国家機密」へのスパイ行為を摘発対象としていたのを、「国家の安全や利益に関わる文書やデータ、資料、物品」にも広げたもので、これまで以上に当局による恣意的な拘束が行いやすくなるという危惧がなされていました。

 

そうした中で、産経新聞はこのほど、主要企業118社に対してアンケート調査を実施。それによると、同法に関して「大いに懸念している」企業が12.7%、「やや懸念している」が40.7%と、合わせて半分を超えたということです。

 

なお、「あまり懸念していない」(9.3%)とする企業は中国で事業を行っていないケースが多く、中国で何らかの事業を行っている企業では強い警戒感がうかがえます。

 

しかし、懸念を持つ企業もその対応については、駐在員や出張者に対して「写真撮影をむやみに行わないよう指導」「現地の弁護士によるセミナーの開催」などの注意喚起を行う、他社の対応状況のヒアリングを実施するなどにとどまり、実効性のある対応を探りあぐねている実情が報じられています。


バイデン司法省、捜索令状でトランプ氏のツイッター・アカウントに密かにアクセス まるで独裁国家の秘密警察

2023年08月12日 05時18分11秒 | 日記

バイデンは司法を武器化し、CIA ・FBIを操り共産主義的な独裁体制となり、政敵トランプを攻撃している狂った独裁者となっている(カナタニ)

 

バイデン司法省、捜索令状でトランプ氏のツイッター・アカウントに密かにアクセス まるで独裁国家の秘密警察

<picture>バイデン司法省、捜索令状でトランプ氏のツイッター・アカウントに密かにアクセス まるで独裁国家の秘密警察</picture>

 
画像: rafapress / Shutterstock.com

《ニュース》

トランプ前大統領が2021年1月6日の連邦議会襲撃事件に関与した疑いを捜査していたジャック・スミス特別検察官の事務所が、2023年1月半ば、トランプ氏のツイッター(現X)アカウントに対する捜索令状を取得していたことが分かりました。

 

首都ワシントンの連邦控訴裁判所が8月9日、関連する法廷文書を公開したことで明らかになりました。

 

《詳細》

同裁判所が公開した文書には、「連邦地裁は刑事事件で捜索令状を発行し、ツイッター社(現X社)に対し、ツイッター・アカウント『@realDonaldTrump』に関連する情報を提出するよう指示した」と述べられています。

 

連邦地裁は、このことをトランプ氏に通知すれば、証拠を隠滅し、行動パターンを変え、共謀者に知らせる機会を与えることになり、捜査を著しく危険にさらすと信じるに足る合理的な理由があったとし、「捜索令状の存在や内容をいかなる人物に対しても伝えることを禁止する」と、ツイッター社に命じていました。

 

ツイッター社は、機密保持命令は言論の自由を侵害し、合衆国憲法修正第一条に違反するとして、開示を拒否しました。しかし、最終的に、地裁の命令期限から3日過ぎた2月9日、令状に従ってデータを提供しました。

 

地裁は開示が遅れたとして、同社に35万ドル(約5000万円)の罰金を科しました。ツイッター社は罰金の支払いに異議を申し立てて控訴したものの、控訴裁は7月、地裁の判決を支持する判断を下しています。

 

トランプ氏は8月9日、SNS「トゥルース・ソーシャル」に、「いかさまジョー・バイデンの司法省が、私の公民権に対するこの重大な『襲撃』について私に知らせず、密かに私のツイッター・アカウントを襲っていた」と強く非難。

 

「私の政敵は、私の大統領選キャンペーンを侵害しようと常軌を逸している。このようなことはこれまで起きたことはない。(言論の自由を保障する)合衆国憲法修正第一条はまだ存在するのか? (中略)これはアメリカにとって暗黒の日々だ!」と訴えました。

 

米メディアは、検察側は入手したデータから、実際には投稿されなかった下書きの内容や、トランプ氏以外の人物がアカウントにアクセスしていたかなどの情報が得られる可能性があるとしています。


中国が日本への団体旅行を解禁 「インバウンド消費」を武器に揺さぶりをかける中国政府のやり方に要注意

2023年08月12日 05時15分55秒 | 日記

中国が日本への団体旅行を解禁 「インバウンド消費」を武器に揺さぶりをかける中国政府のやり方に要注意

<picture>中国が日本への団体旅行を解禁 「インバウンド消費」を武器に揺さぶりをかける中国政府のやり方に要注意</picture>

 
画像: Tang Yan Song / Shutterstock.com

《ニュース》

中国政府が10日、約3年半ぶりに日本への団体旅行を解禁することを発表しました。新型コロナウィルスの感染拡大後に停止していたもので、アメリカや韓国、インド、イギリスなど約80カ国が解禁対象となっています。

 

《詳細》

2019年時点で、訪日外国人客のうち中国人の占める割合は約3割で、消費額は4.8兆円に及んでいました。ところが、コロナの感染拡大で団体旅行が禁止となり、訪日客数は激減。23年に入って個人の海外旅行が再開され、富裕層を中心に中国からの観光客が増えつつありました。

 

現状では、日本と中国とを結ぶ航空便の数は回復しておらず、19年に週1400便あった運航計画は、23年3月~10月で151便と1割にとどまっています。今回の解禁を受けて全日本空輸は24年1~3月に、国際線の旅客数が19年比で80%に戻ると見込んで計画を立てるといいます(今月11日付日本経済新聞)。

 

政府は25年に訪日客の数を3200万人とする目標を掲げており、ビジネス目的の訪日客の旅行消費額は19年比2割増の8600億円にすることを目指しています。大和総研は今回の団体旅行解禁により、外国人旅行客の消費額を2000億円押し上げるとの試算を発表しています。


全国で最低賃金引き上げが着々と進み1000円の大台近づく 企業の内部留保を搾り取ろうとする政府の思惑に要注意!

2023年08月11日 05時23分19秒 | 日記

資源が高騰してインフレになっているのに、不景気時に最低賃金上げると失業率が高くなる、小細工より景気を良くする政策が政府の仕事でしょう

(カナタニ)

 

全国で最低賃金引き上げが着々と進み1000円の大台近づく 企業の内部留保を搾り取ろうとする政府の思惑に要注意!

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《ニュース》

全国で最低賃金審議会が開かれ、過去最大の引き上げ幅となる答申が続々と提出されています。

 

《詳細》

岸田文雄首相はかねてより、「物価高騰に負けない賃上げ」を掲げています。その意向を反映し、厚生労働省は7月28日に「令和5年度地域別最低賃金額改定の目安について」を公表し、39~41円の引き上げ額を目安として提示しました。目安通りに進めば、全国平均で初めて1000円の大台に乗ることになり、そのことについて岸田首相は「歓迎したい」と述べていました。

 

こうしたなか、最低賃金審議会が今月7日に全国で開かれました。目安通りに引き上げる旨の答申が続々と提出され、東京都が41円引き上げ1113円、北海道が40円引き上げ960円になるなど、過去最大の引き上げ額となる都道府県が相次いでいます。順当に進めば、今年10月から適用される見通しです。

 

また、今月4日には、経団連が今年の春闘での大手企業の賃上げ率を発表し、3.99%と約30年ぶりの高水準となりました。

 

あらゆる方面からの賃上げ圧力が強まっています。


9月29日(金)公開の映画『二十歳に還りたい。』本予告と場面写真が解禁!

2023年08月10日 05時16分22秒 | 日記

9月29日(金)公開の映画『二十歳に還りたい。』本予告と場面写真が解禁!

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2023年9月29日(金)に映画『二十歳に還りたい。』が全国公開する。主人公の寺沢一徳(かずのり)役の青年期を爽やかに演じるのは、映画『夜明けを信じて。』(2020)、『愛国女子─紅武士道』(2022)など、赤羽博監督とは4度目のタッグとなる田中宏明。老年期の一徳を哀愁たっぷりに演じるのは、映画、テレビ、舞台、声優など幅広く活躍するベテラン俳優・津嘉山正種。動と静を見事に演じる2人のキャストが、寺沢という主人公のキャラクターに命を吹き込む。

 

そして、この度、予告映像と場面写真5点が解禁された。

2023年9月29日(金) 全国ロードショー

 

 

予告映像は、「仕事の成功の後に待ち受けた孤独な晩年」のナレーションと共に、80歳となった現在の寺沢一徳の姿が映し出される。ボランティアとして手助けする山根明香(あすか)と共に、高齢者施設にある丘の上で、手を合わせながら願ったことは「もう一度、二十歳に還りたい」。

 

すると画面は一転、見知らぬ大学のサッカー部員として二十歳に戻った一徳の姿があった。戸惑いながらも新しい人生を送り始め、二十歳となった一徳のことが分からない明香とも出会う。そして新たに俳優になる夢を持ち、徐々に成功していく。

 

しかし、身体は若返りながらも心には、かつて家族や会社との間で起きた苦い思い出がフラッシュバックし、人生をやり直したとしてもしょせん同じ人間で上手くいかないのではと考え、苦悩する。そんな一徳に出された命題は、ただ生きるのではなく、「無償の愛」に生きること。果たして、新たな人生では本当に大切なものが見つかるのか? そして一徳の人生には、どのような運命が待ち受けているのか?

 

思わず自分自身に置き換えて、新たな一徳の人生の行く末と、観る者自身の人生をも顧みる、興味の尽きない予告編に仕上がっている。

 

また、田中宏明演じる青年期の寺沢一徳が、二十歳に還り、戸惑いを隠せない表情をみせるカットや、津嘉山正種演じる孤独な日々を送る80歳の寺沢一徳と、三浦理香子演じる学生ボランティア・山根明香が、互いに悩みを抱えながらも穏やかなひと時を過ごすツーショットカット、さらに、一徳と俳優業で切磋琢磨する、永嶋柊吾演じる若手俳優・柳原光治のカットや、伊良子未來演じる一徳と同級生でサッカー部副キャプテンの山瀬渉のカット、明香の父であり、劇団「アユハピ」主宰者として一徳の俳優としての才能を見抜く上杉祥三演じる山根心太郎のカットなど、出演者が揃う場面写真5点が解禁となった。

 

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『二十歳に還りたい。』

【公開日】
2023年9月29日(金)全国ロードショー
【製作総指揮・原作】
大川隆法
【キャスト】
田中宏明 三浦理香子 永嶋柊吾 伊良子未來 上杉祥三 津嘉山正種
【スタッフ】
監督/赤羽博
【製作等】
製作/幸福の科学出版 製作協力/ARI Production ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム
【配給等】
配給/日活 配給協力/東京テアトル

公式サイト https://hs-movies.jp/hatachi-kaeritai/

©2023 IRH Press

 

 

【STORY】

一代で大企業を築き上げ、世間から「経営の神様」として尊敬されていた寺沢一徳は、引退後、高齢者施設で孤独な日々を送っていた。唯一の慰めは、施設を訪れる学生ボランティアの山根明香。晩秋の夕暮れ、明香と散歩していた一徳は、自らの過去を打ち明ける。社会的な成功の陰で家族運に恵まれなかった人生。彼の話に深い悲しみを覚えた明香は、夕日に向かい、神様に彼の願いを一つだけ叶えて欲しいと祈る。そんな彼女も失恋の痛みを心に秘めていることを知っていた一徳。彼女のために、何かできれば。もう一度、二十歳に還りたい──。そう願った瞬間、一徳は見知らぬ大学のキャンパスで二十歳の青年となっていた。これは現実なのか? 一徳は、今度こそ悔いのない一生を送ろうと、夢のような「第二の人生」を歩みはじめる。

 

 

【関連サイト】

映画公式サイト

https://hs-movies.jp/hatachi-kaeritai/

 

【関連記事】

2023年6月14日付本欄 映画「二十歳に還りたい。」、2023年9月29日に公開決定!

https://the-liberty.com/article/20684/


バイデン氏、経済政策の実績を宣伝 ワシントン・ポスト、CNNすら否定するその成果

2023年08月10日 05時14分06秒 | 日記

バイデン氏、経済政策の実績を宣伝 ワシントン・ポスト、CNNすら否定するその成果

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画像: Consolidated News Photos / Shutterstock.com

《ニュース》

2024年大統領選挙に向けて、米バイデン大統領は7日から10日にかけて、接戦州の1つである西部アリゾナ州や、ニューメキシコ州、ユタ州を訪問し、インフレ抑制法による雇用創出などの自身の経済政策「バイデノミクス」の実績を訴えています。

 

《詳細》

バイデン政権と民主党は、民主党が下院の多数派を失う以前の昨年8月、気候変動対策や家計負担の軽減などに4300億ドル(約61兆円)超を投じる「インフレ抑制法」や、半導体産業と科学技術分野を支援する「CHIPSおよび科学法」を成立させました。また2021年11月には、1兆2000億ドル規模のインフラ投資法を成立させています。

 

ホワイトハウスは、これらの法律を含めた経済政策をバイデノミクスと名付けてPRしています。そしてバイデノミクスが機能している証拠として、バイデン氏の大統領就任以来、1340万人の雇用を創出し、インフレ率が昨年の高水準から低下し、失業率が3%台半ばまで低下したことなどを強調しています。

 

また、バイデン氏は8日、アリゾナ州の人気観光地であるグランドキャニオン国立公園周辺の公有地約3700平方キロメートルを国定記念物に指定する大統領布告に署名しました。これにより、保護区としてこの地でのウラン採掘計画を阻止できることになるため、環境保護の姿勢をアピールした形です。

 

8日に行った演説では、「インフレ抑制法」について「(共和党が)この法律を廃止しようとしているが、そうはさせない」と訴えました。


米緊急インフラ、「中国製IoT機器」使用で情報筒抜けとの重大指摘 警察や消防など初期対応が麻痺する恐れ

2023年08月10日 05時11分53秒 | 日記

米緊急インフラ、「中国製IoT機器」使用で情報筒抜けとの重大指摘 警察や消防など初期対応が麻痺する恐れ

<picture>米緊急インフラ、「中国製IoT機器」使用で情報筒抜けとの重大指摘 警察や消防など初期対応が麻痺する恐れ</picture>

 
画像:Amir Aziz / Shutterstock.com

《ニュース》

アメリカで、警察や消防隊、救急隊などが使用するITネットワークに中国製機器が組み込まれていることを受け、情報が全て中国に送られることに対する懸念をニューズウィーク誌が報じました(8日付)。

 

《詳細》

アメリカでは、警察や消防隊、救急隊など緊急事態において真っ先に対応する人々(ファーストレスポンダー)の共同作業を円滑にすべく、「FirstNet」と呼ばれる通信ネットワークが構築されています(2021年からFBIも使用)。

 

国内の重要な緊急インフラを担う同ネットワークに、中国製品が多数使用されていることを受け、ニューズウィークは関係者や専門家への取材を通してセキュリティー上の問題を指摘しました。

 

特に懸念されているのが、モノのインターネット(IoT)化に使われる「モジュール」も、中国製が多数使われていることです。

 

モジュールとは、例えば自動車や防犯カメラなど、「モノ(デバイス)」とインターネットをつなぐ役割を果たします。同機器は設置した対象デバイスを使用不能にできると共に、各デバイスを動かすウェブサーバーにもアクセスできるため、悪用されれば、緊急インフラに深刻な影響をもたらすとされています。

 

中国のIT企業は自国政府から要請があった場合、保有するあらゆるデータを共有しなければなりません。事実上、中国製のモジュールを通して得た情報は、全て中国政府に筒抜けだと言えます。元英外交官のチャールズ・パートン氏はニューズウィークの取材に対し、「アメリカかイギリスの全警察官のボディーカメラの位置を、分刻みで把握する状況を想像してほしい」と答え、こう語っています。

 

「全米の警察のボディーカメラの電源を落とすことができる、マウスをクリックするだけでそれらを無効にできるという状況を想像してみてください。中国はアメリカと戦う必要はない。電源を落とせばよいのだから。それは完全に可能なのです」

 

同誌によれば、2022年時点における世界の二大モジュール・メーカーはいずれも中国企業で、Quectel(クエクテル)とFibocom(フィボコム)とのことです。


中国軍が日本政府のシステムに侵入し、防衛の機密情報に触れたと、米紙がスクープ 米情報も抜き取られ、対中方針が筒抜けになったと懸念されていたばかり

2023年08月09日 05時27分59秒 | 日記

中国軍が日本政府のシステムに侵入し、防衛の機密情報に触れたと、米紙がスクープ 米情報も抜き取られ、対中方針が筒抜けになったと懸念されていたばかり

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《ニュース》

米紙ワシントン・ポストは7日、中国人民解放軍のハッカーが日本政府のコンピューターシステムに侵入し、防衛に関する機密情報にアクセスしていたと報じました。

 

《詳細》

ワシントン・ポストによると、米国家安全保障局(NSA)が、中国軍のハッカーが日本の防衛機密を扱うネットワークに侵入していたことを2020年秋に発見し、日本政府に伝達しました。複数の元米政府高官らの話として、同紙は伝えました。

 

中国軍によるネットワークの侵入は、「日本の近代史上、最も有害なハッキングの一つ」となりました。この出来事について説明を受けた元米軍高官は、「衝撃的なほどひどかった」と語ったといいます。

 

これを受け、日本政府は対策をさらに強化しています。しかし、ハッキングを防ぐ安全性はまだ十分ではないと考えられており、米国防総省と日本の防衛省との情報共有の拡大に支障を来たす可能性があると、関係者は指摘しています。

 

一方で日本政府は、アメリカが同盟国である自国をスパイしていることも把握しているといい、自国のシステムにアメリカのアクセスを認めることに抵抗しているといいます。


旅館団体が共同浴場での男湯・女湯の利用について「身体的特徴から判断」とする苦肉の指針を策定へ 宗教的には「憑依」、「変態」とみられるケースが多く、行き過ぎた保護は明らかに問題

2023年08月09日 05時26分53秒 | 日記

旅館団体が共同浴場での男湯・女湯の利用について「身体的特徴から判断」とする苦肉の指針を策定へ 宗教的には「憑依」、「変態」とみられるケースが多く、行き過ぎた保護は明らかに問題

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《ニュース》

LGBT理解増進法が施行されたことを受け、日本旅館協会が今年秋にも共同浴場での男女の取り扱いについて、独自の指針を策定する方針であることが分かりました。

 

《詳細》

7日付産経新聞によると、旅館・ホテルの主要4団体の1つである日本旅館協会が、旅館やホテルなどの共同浴場の利用について指針を策定する方向であるとし、トランスジェンダーの女性が女性用の利用を求めた場合、あくまでも身体的特徴で可否を判断するとしています。

 

指針には、「体は男性、心は女性の者が女湯に入らないように事業者や利用者に対して徹底すること」などの内容を盛り込む見通しで、宿泊施設ごとに定める利用規則や館内掲示などによって利用客に周知するよう求めるといいます。

 

ただ、「心の性」に基づいて判断する旅館については否定しない方向で、個人の性自認に基づいた利用を認める場合は、予約や宿泊契約が成立する前に、利用客に伝えることを求める方針です。

 

業界団体による「苦肉の策」とはいえ、心配していたとおり現場での混乱が出始めてきました。


米大統領選の中心的争点は対中政策であるべき 元トランプ政権高官「トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ」(前編)

2023年08月08日 05時48分25秒 | 日記

米大統領選の中心的争点は対中政策であるべき 元トランプ政権高官「トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ」(前編)

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《本記事のポイント》

  • 民主党の目くらまし戦略には要注意
  • トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ
  • 統計に表れない巨額の政府支出:アメリカからの富の移転で中国経済は成長した

 

 

アメリカは、ドナルド・トランプ前大統領の3度目の起訴の話題で持ち切りである。

 

だがこれは国民の目を重要な争点から逸らすための、民主党陣営の作戦だという意見が出始めている。

 

米フォックス・ニュース・ビジネスの司会でトランプ政権の国家経済会議(NEC)の委員長を務めたラリー・カドロー氏は、一連の起訴と今後の大統領選までのスケジュールを示して、民主党が仕掛けてきている戦略を指摘(以下のタイムスケジュールを参照)。

 

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(Fox News Businessより)

 

 

民主党の目くらまし戦略には要注意

これに対してコラムニストのジョー・コンチャ氏は、「経済、外交、国境、教育の全ての点でトランプ大統領の成果は勝っている」「民主党は、2024年の大統領選までこの話題で持ち切りにさせて、ジョー・バイデン大統領の冴えない業績から国民の目を逸らす『目くらまし戦略』に出ているのだ」と指摘した。

 

要するに、バイデン氏の成果が芳しくなくとも「トランプ劇場」で騒げば切り抜けられると踏んでいるのだ。

 

何とも国民を小ばかにした民主党の戦略である。だが「トランプ劇場」に国民の目をくぎ付けにさせて、本質的な争点に注目が集まらないのは、米民主主義にとって致命的である。

 

 

トランプ政権は中国の黒字減らしで本丸に切り込んだ

成果について言えば、コンチャ氏が述べているように、トランプ政権(2017年1月から2021年1月)の対中政策には目を見張るものがあった。

 

とりわけ対中貿易赤字の削減に取り組んだトランプ政権の成果は、もっと注目されてしかるべきだ。中国の対米貿易黒字減らしは、同国の対外的拡張政策の資金源だった。それを減らして兵糧攻めにする作戦を実行したのだから、トランプ氏は国際平和の実現のための、本丸に切り込んだと言える。

 

トランプ政権は、2017年に3750億ドルに上ったアメリカの対中貿易赤字を2000億ドルまで削減せよと迫った。その成果が出て2017年以降、中国の経常収支は縮小し、2018年に中国の貿易黒字は241億ドルまで減少した。

 

しかし新型コロナ後、中国の対米輸出は急増。アメリカから中国への輸出は1538億ドル、中国からの輸入は5368億ドルで、対中貿易赤字も過去最大の3830億ドルと、元の木阿弥となってしまったのだ。

 

しかも、対中配慮を続けるバイデン政権下で今年2月に発表された米通商代表部(USTR)の報告書では、「中国原産の輸入品に課している追加関税は維持するものの、米中間に壁を築くつもりはない」として、関税の引き上げには消極的な姿勢を示している。

 

国内経済の成長に占める重要な指標である、国民消費に関し中国は、GDPのたった38%と、他の先進国の平均よりも30%も低い。それゆえ中国経済は、経常黒字と対中投資で流入する外貨がなければ経済は回らないのである。外貨の流入を止めるには、中国の対米貿易黒字を減らすのが上策だが、それがいかに効果的な作戦であったのかが見えないのがバイデン政権なのである。

 

こうした状況を歯がゆく見ているのが、トランプ前政権でUSTRの代表を務めたロバート・ハイザー氏である。同氏は、ピーター・ナヴァロ元米大統領補佐官、ウィルバー・ロス元米商務長官などとともに、通商政策面でトランプ氏を支えてきた。エポック・タイムズのインタビューにハイザー氏が応えているので紹介したい。

 

 

統計に表れない巨額の政府支出:アメリカからの富の移転で中国経済は成長した

統計上、2022年の対中貿易赤字は3800億ドルとされる。だが一日あたり800ドルまで個人輸入は統計にカウントされていない。「繁栄するアメリカのための連合(Coalition for a Prosperous America)」によると、関税を通らない輸入が一日当たり約200万件あるため、貿易赤字は約1800億ドル追加され、実際の対中貿易赤字額は、3800億ドルではなく、5600億ドルを超えることになる。

 

これに何千億ドル相当もの技術移転・窃盗を加えれば、中国の経済成長の大部分は、アメリカからの「富の移転」によるものとなる。貿易赤字の影響は、単年度ではなく「累積的」に考えられるべきで、実際は孫子の代までの富を移転することに匹敵し、これは「愚かな政策です」と付け加えた。

(後編に続く)

 

【関連書籍】

 

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『「大きな政府」は国を滅ぼす』

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【関連記事】

2022年12月号 「東洋の監獄」と化した香港を見捨てるな

https://the-liberty.com/article/19981/

 

2022年8月7日付本欄 予期せぬ「ドル高」の猛威 中国経済に打撃

https://the-liberty.com/article/19772/

 

2018年3月10日付本欄 保護主義とは言えないトランプ大統領の輸入制限

https://the-liberty.com/article/14210/

 

2017年4月号 これからは「愛国経営」で行こう! - トランプの「自国ファースト」を日本も

https://the-liberty.com/article/12638/


幸福実現党の久松ゆうき氏が埼玉県杉戸町議選で初当選

2023年08月08日 05時46分46秒 | 日記

幸福実現党の久松ゆうき氏が埼玉県杉戸町議選で初当選

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初当選を果たして笑顔を見せる久松氏。

任期満了に伴う埼玉県杉戸町議選(定数15)が6日に投開票され、幸福実現党公認候補で、新人の久松ゆうき氏が初当選を果たした。

 

同町で25年以上暮らしてきた32歳の久松氏。「人生は一冊の問題集である」を座右の銘に、「私たち一人ひとりには、自分の魂を磨くための問題集がある」として、大学を卒業後、大手通信会社を経て、児童養護施設や障害者グループホームなどに勤務してきた。

 

これまでに、小学生・中学生・高校生の通学路になっている道路の整備を求める要望書を町に提出するなどして、地域の声を行政に届ける活動を積み重ねてきた。

 

これからも、誠意と実行力で、福祉・障害者支援の仕事に携わってきた経験を町づくりにいかし、住民が「この町で暮らして良かった!」と言える、町も心も豊かになれる町づくりを目指し、全力を尽くしていくという。

 

【関連サイト】

幸福実現党公式HP

https://hr-party.jp

 

【関連記事】

2023年7月22日付本欄 幸福実現党沖縄県本部が玉城デニー県知事に要望書を提出 「県民の『生命・安全・財産』を損なう地域外交」を改めるよう求める

https://the-liberty.com/article/20767/

 

2023年6月号 釈量子の志士奮迅 [第123回] - 心の力に目覚めることが世界大戦を回避するカギ

https://the-liberty.com/article/20570/

 


トランプ氏3度目の起訴も根拠薄弱、明らかな選挙妨害 【─The Liberty─ワシントン・レポート】

2023年08月07日 05時45分29秒 | 日記

トランプ氏3度目の起訴も根拠薄弱、明らかな選挙妨害 【─The Liberty─ワシントン・レポート】

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8月1日(米時間)は朝から、「トランプ前大統領が起訴される可能性が高い」という情報が出回っていた。そして、夕方の17時前に、トランプ氏自身がSNS「Truth」で起訴されることを告知した(下画像)。

 

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その後、トランプ氏は一昨年1月6日の連邦議会議事堂の襲撃事件をめぐり、首都ワシントンの連邦大陪審によって、4つの罪状で起訴された。トランプ氏が起訴されたのは、この4カ月で3件目だ。

 

起訴状は、トランプ氏は「2020年大統領選挙に不正があったという自分の主張が虚偽であることを知っていたにもかかわらず」、不正があったとの主張を繰り返し、ペンス副大統領(当時)に圧力をかけてバイデン大統領の勝利を確定する手続きを阻止しようとし、支持者らによる暴力を利用したなどと指摘。国家を欺くための共謀、公的手続きを妨害するための共謀、有権者の権利を侵害するための共謀、及び、公的な手続きの妨害という4つの罪(3件の共謀罪と1件の妨害罪)で起訴したとしている。

 

司法省に任命されて捜査を行ったジャック・スミス特別検察官は会見で、襲撃事件について「アメリカの民主主義の中枢に対する前代未聞の攻撃だった。それは被告による嘘によってあおられ、米政府の根幹機能を妨害することが狙いだった」などと語った。

 

トランプ陣営は声明(下画像)を発表し、「これは、バイデン犯罪一族と、その武器と化した司法省が、トランプ大統領が文句なしのトップランナーであり、かなりの差をつけてリードしている2024年の大統領選挙を妨害しようとする一連の哀れな試みの、最新の腐敗した事件以外の何ものでもない」と述べた。そして、検察が「フェイク」の起訴をするまでに2年半も待ったこと、大きなジョー・バイデンスキャンダルが議会で明らかになった直後に起訴が発表されたことに疑問を呈し、「その答えは選挙妨害だ!」と訴えた。

 

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実際、前日の7月31日には、ハンター・バイデン氏のビジネスパートナーだったデボン・アーチャー氏が、「バイデン大統領が20回以上、ハンター氏の電話に同席していた」ことなどを議会で証言し、「息子のビジネスには関わったことがない」とするバイデン氏の2020年大統領選討論会などでの主張と矛盾することが暴露され、全米に衝撃が走った (関連記事: https://the-liberty.com/article/20802/ )。ワシントン・ポスト紙は、翌朝、この矛盾を指摘する特集記事を掲載したが、トランプ起訴事件でかき消された(米政府を代弁するリベラル系の代表的政治紙としては画期的な内容だった)。

 

議事堂襲撃事件に関するトランプ氏の責任については、すでに、2年半前に弾劾され、上院で否決されて無罪となって解決済みのはずだ。司法省がわざわざ特別検察官を指名し、この事件を、別の角度(共謀罪)から再度掘り起こして起訴するというのは、裁判が来年にかかることが見込まれることから、トランプ氏らの指摘通り、2024年の大統領選の妨害と言われてもやむを得ないだろう。

 

全てのニュース番組が特集番組を組んで、さまざまな議論や見解を報道していたが、CNNやCBSなどのリベラル系メディアは、出演者などに語らせる形を取って、トランプ氏起訴への疑問も呈していた。保守系のテレビ番組(Newsmax、FOX News、FOX Business)は、怒りを露わにしながら報道していた。

 

 

WSJは証拠がないまま起訴した検察官を痛烈に批判

トランプ起訴の速報が流れた直後、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の社説(1日付電子版)は、トランプ氏の行為を「犯罪」とみなすべきかどうかに疑問を呈している。「起訴状は、トランプ氏の有名なツイートや公式声明以外に、暴動とトランプ氏との関連性を立証する新たな証拠を提供していない」と指摘した。

 

また、起訴状にはトランプ氏が嘘に基づいて行動した際に、法律に違反したと書かれているが、「スミス氏の理論は、大統領とその『共謀者』が嘘をつき、その嘘に基づいて行動を起こせば、彼らは米国を欺いていることになる、というもののようだ。これにより、検察が自分で虚偽とみなした大統領のさまざまな行動や発言が全て犯罪化される可能性がある」と述べている。

 

その一例としてWSJは、2000年の大統領選で共和党のブッシュ氏と民主党のゴア氏が、最後フロリダ州の開票結果をめぐって泥仕合の応酬を繰り広げたケースを挙げている。今回スミス検察官がトランプ氏を起訴した基準をそのまま適用すれば、ブッシュ氏もゴア氏も両方逮捕されるのではないかと、同検察官の恣意的な法律運用に疑義を呈している。

 

そして「2020年のケースを振り返れば、この起訴はおそらく他の起訴よりもさらに大きく、2024年の選挙戦を混乱させることになるだろう」と述べた。

 

さらに同紙は3日付の記事で、司法省の二重基準(ダブルスタンダード)とスミス検察官の起訴内容を批判し、「前代未聞としか言いようがない」「トランプ氏と同じように、『国家を欺くための共謀罪』を適用するのであれば、嘘をつく政治家のために、数多くの新しい刑務所が必要になるだろう」と指摘している。

 

実際、ニューヨーク・タイムズ紙ですら、スミス検察官の起訴の手法について、「新奇(Novel)」なアプローチ(法律用語では"Novel"は原則良い意味では使われない)と表現し、遠慮気味に批判的見解を表明している(1日付、4日付)。

 

WSJは、さらに、「トランプ法廷ショーと民主党」と題した記事で、メディアがトランプ氏の法廷ドラマに熱中すればするほど、バイデン大統領の能力の低下や汚職疑惑、過去の実績や次期4年間の議論に対してよりも、トランプ氏の抱える問題に全ての人々の関心が集まるとし、これこそが民主党が望んでいる光景であると指摘している(3日付)。

 

ちなみに、WSJのオーナーであるルパート・マードック氏は、トランプ氏の選挙不正の主張は一切認めず、トランプ氏には大統領に再出馬する資格はないという否定的見解を持っており、それは傘下のメディアにも反映されている。そうした中、WSJが、検察官に対してここまで批判的な記事を載せているのは印象的だ。

 

 

著名弁護士は「起訴状は基準を満たしていない」と指摘

また、著名な弁護士でハーバード・ロースクールの名誉教授であるアラン・ダーショウィッツ氏はNewsmaxの番組に出演し、「最新の起訴状は、有力な大統領候補を起訴するのに必要な基準を満たしていない」と批判した。

 

「彼ら(検察側)は、彼(トランプ氏)が実際に選挙に負けたと信じており、その信念にもかかわらず、非難されている全てのことを行ったことを、合理的な疑いを超えて証明する必要があるだろう。しかし、私は起訴状の中にも、私が見たものの中にも、その証拠を見ていない。それがあれば、政府は影響力や状況証拠以外でそれを証明できただろう」と続けた。

 

しかし、起訴状は「人々が彼に負けたと告げていたので、彼は自分が負けたことを知っていたはずだ」と決めつけているに過ぎず、トランプ氏が負けたと「信じていたことを証明することはできないようだ」とダーショウィッツ氏は述べた。

 

そして、今回の起訴は、米国民が自分の選んだ候補者に投票する権利を侵害する可能性があるとも指摘した。「私はトランプ氏に2度反対票を投じた。私には彼に3回反対票を投じる憲法上の権利がある。あなたには彼に賛成票を投じる憲法上の権利があり、それは検察や(トランプ氏の)政敵によって否定されるべきではない」

 

 

バイデン政権は司法制度を武器化している

多くの共和党議員や保守系ジャーナリスト等が共通して主張しているのは、バイデン大統領や民主党議員らの他の罪が訴えられておらず、トランプ氏ばかりが起訴されているという、民主党政権による「司法制度の(政治的)武器化」だ。

 

これは、保守系の有権者の間では共通認識であり、今回のトランプ起訴後も、共和党内でのトランプ支持は揺らいでおらず、起訴直後に集計された代表的世論調査でも、トランプ氏は、2位のデサンティス氏を34%引き離した圧倒的な首位を保っている(8月2~3日集計、ロイター/イプソス調査)。

 

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(8月2~3日に集計された、ロイター/イプソス調査。画像はイプソスのwebサイトよりキャプチャー)

 

司法制度の武器化という見解は、共和党支持者以外でも幅広く認識されており、トランプ氏の2度目の起訴(機密書類所持問題)後の世論調査で、62%のアメリカ国民は、トランプ氏の起訴は「(民主党政権による)政治的動機に基づいている」と答えている(6月21日発表、キニピアック大学調査)。

 

 

起訴によってパワーアップしたかのようなトランプ氏

トランプ氏は8月3日、厳戒体制の下、ワシントンD.C.の連邦地裁に出廷した。あらゆるメディアが前日からテントを張って裁判所を取り囲み、トランプ支持者や反対派も集まる中、法廷で無罪を主張した。

 

トランプ氏は出廷の直前、「Truth」に「腐敗し、不正操作され、盗まれた選挙に挑戦したことによって逮捕されるために、私は、今ワシントンD.C.に向かっている。これは名誉なことだ。なぜなら、私はあなた方のために逮捕されるからだ。再びアメリカを偉大に!!!」と力強い投稿をした。翌日のアラバマ州のディナー集会(3000人近く参加)や翌々日のサウスカロライナ州の共和党年次集会(Gala)でも、起訴によって逆に力を増したかのようにエネルギッシュなスピーチをしている。この自信の裏付けの一つは、2020年大統領選の不正に再び光が当たるからだと、トランプ氏の元弁護士などは語っている。

 

今でも、モンマウス大学調査の世論調査で、アメリカ国民の30%、共和党支持者の68%は、「バイデン氏は不正によって勝った」と答えた(6月20日発表)。リベラル寄りの大学にこう答えるのには、勇気が必要であることを考えると、実際そう考えている割合はさらに高いと思われる。そしてアメリカ人有権者の66%は、2024年の大統領選で選挙不正が結果に影響を与えることを懸念している(6月28日発表、ラスムセン調査)。

 

選挙不正はもちろん、大統領選への妨害は許されることではない。デタラメなトランプ氏起訴や議事堂襲撃事件の真相については、本誌2023年7月号特集「トランプの真実」に詳述しているので、ぜひお読みいただきたい。

(米ワシントン在住 N・S)

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【関連記事】

2023年7月号 トランプの真実 - Part 2 本当は誰が仕掛けたのか? ─「議事堂襲撃事件」の真相に迫る─

https://the-liberty.com/article/20640/

 

2023年7月号 トランプの真実 - Part 1 あまりにもデタラメなトランプ起訴

https://the-liberty.com/article/20641/

 

2023年8月2日付本欄 米司法省が「トランプ起訴」で注意を逸らすのに躍起 ハンターの元ビジネスパートナーによる「バイデン一族不正疑惑の議会証言」の凄まじさ

https://the-liberty.com/article/20802/


大企業の32%が「全員出社」を理想に コミュニケーションが希薄になるリモートワークは、生産性の低下につながる

2023年08月06日 05時39分41秒 | 日記

大企業の32%が「全員出社」を理想に コミュニケーションが希薄になるリモートワークは、生産性の低下につながる

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《ニュース》

コロナ禍で広がっていたリモートワークについて、コロナの5類移行を受けて「完全出社に切り替えたい」という企業が増えていることが明らかになっています。

 

《詳細》

日本政策投資銀行が3日に発表した「2023年度設備投資計画調査」によれば、「理想的な出社率」について聞いたところ、大企業の32%が完全出社となる「10割」を選択し、8割以上を選択した企業は67%にも及んでいます。中堅企業では85%以上が、「8割以上の出社」を理想としているということです。

 

3月に行われた帝国データバンクの調査でも、6割以上の企業が「コロナ前に近い働き方」に戻る傾向があると報告されていました。

 

またアメリカでも、グーグルやアップルといった巨大IT企業などが、リモートワークを削減して一定の出勤を義務づける方向に進んでいると言われています。