この山は津軽富士と呼ばれる「岩木山」です。昨日から五所川原に仕事の為に来ています。秋の実りの向こうに津軽富士がくっきりと見えています。
岩木山は津軽平野の北のはずれに位置している独立峰です。
東北には「〇〇富士」と呼ばれる山がほかにもあります。秋田県と山形県の両県にまたがる鳥海山は出羽富士と呼ばれています。その鳥海山も富士と呼ばれるように姿型の良い山ですが、青森県の岩木山にはかないません。平野の中 . . . 本文を読む
先日の日曜、天候が良さそうなので、遠出をして写真を撮ってきました。
行った先は青森県西津軽郡深浦町です。
日本海に沈む夕日と五能線の列車を一緒に撮ってみたかったのです。
ただ漠然と行ったわけではありません。日の入りの時刻に列車がいる場所を確定しなければ夕日と列車を同じ画像に納めることはできません。
まずは日の入りの時刻を調べます。
それに使ったのは「日の出、日の入りマップ」というアプリです。パ . . . 本文を読む
昨日の夜、星空と桜の花を一緒に写真にとれないかと思い、実行してみました。
行った先は大潟村の菜の花ロードです。
ここには菜の花と桜が同時期に咲くのです。
桜と菜の花と星空を一緒に撮ろうなどと考えるのは、暇人のわたくしぐらいでしょうね。
昨夜は天候も良さそうなので、星も良く見えるであろうとの予測を立てたのです。
表題の画像は北斗七星と桜の花です。
当然、夜ですので花見客などはいるはずもありません . . . 本文を読む
ことしは色んな所へ出かけ写真を撮ってきました。
おそらく1000枚以上を撮ってきたかと思います。
それらの中から自分が残しておきたい一枚を自薦してみました。
友人と行ったり独りで行った場所もあり、それぞれに思い入れがあるのですが、たった一枚をあげるとすれば表題の写真になります。
この光景を目にした時の衝撃は忘れることが出来ません。
人の造作物が時間の経過に勝つことが出来ない現実を眼にしたので . . . 本文を読む
日本海に面した地域は、かっては「裏日本」と呼ばれていた時期がありました。
私たちが小学生の時の社会科の教科書では、表日本と裏日本と言うように、日本列島を区分けしていました。
表日本には京浜工業地帯などの工業が発達し、それに比べると日本海側の「裏日本」には大きな工業地帯などは存在しなくて、主な産業は稲作を主とする農業生産である、と習った記憶があります。
昭和30年代の日本列島は、そのように区分けされ . . . 本文を読む
きょうは雨模様のどんよりした曇り空でした。
今頃の裏日本(もはや、死語?)の典型的な空模様と言って良いでしょう。
さて、そんな天候にも関わらず、隣県の酒田市まで所用のため行ってきました。
土門拳記念館に写真を届けに行ったのです。
ところが本日休館、の告知の看板が立っていたのです。
せっかく足を運んだので、帰るわけにもいかず郵便受けに持参した写真の封筒を投函してきました。
今までは火曜日が休館日だ . . . 本文を読む
けさ、起きたらうっすらと雪化粧。
すっかり葉の落ちてしまったモミジの枝にかぶさっている雪の風情が、いかにも初冬の感じでした。
ここで、高村光太郎の「冬がきた」の詩を思い出しました。
「きっぱりと冬がきた」という文節が、好きでした。
こんな詩でした。
きっぱりと冬が来た
八ツ手の白い花も消え
公孫樹(いちょう)の木も箒になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ . . . 本文を読む
時刻は朝の6時過ぎ、灯りの点いている店があった。
しかも、店の名前は「サンセット」
これをなんと、理解すればよいのだろう。
この訳の分からない猥雑さがまた良い。
不思議な光景であった。 . . . 本文を読む