ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

スイフトのタイヤについて

2017年05月30日 16時09分49秒 | 日記
ブリヂストンのエコピアというタイヤが、このたび買ったスイフトに装着されていました。
きょうはこのタイヤがどんなタイヤなのかを調査してみました。

エコピアはその名の通り省燃費を図りそのうえ長持ちするというエコなタイヤであるらしい。
この銘柄にも数種があるようで、新車装着タイヤはエコピアEP150でした。
タイヤのサイズは185/55R16 83Vというサイズです。コンパクトカーの中では扁平率55%というやや扁平なタイヤです。同じスイフトでも175/60R15 84Hを装着したグレードの車もあります。
指定空気圧は前輪が2.5㎏/㎤で後輪は2.2㎏/㎤となっていました。

初めてこの車を運転した時、乗り心地が堅い印象を受けました。道路の継ぎ目などで軽い突き上げ感を感じたのです。その代わり、コーナーを曲がるときなどはロールも少なく、しっかりと踏ん張っている感じを持ちました。

スイフトRStの購入を検討していた時、販売店の営業担当者との話の中で「ヨーロッパで通用する足回りにしている」という言葉を聞きました。
この言葉は一体どうゆう意味なのかと、自分なりに考えました。
フランスの2CVみたいな、とにかく柔らかい乗り心地でロールも派手なのか、またはドイツの高性能車のようにカチッとした足回りなのか、などと思いました。

いま、改めてスズキのパンフレットを見ていると、RStに関して、次のようなキャッチ・コピーが書かれています。

「欧州チューニング ショックアブソーバー」、「欧州チューニング タイヤ」、「欧州チューニング電動パワーステアリングコントローラー」です。
要するに速度レンジも高い欧州の道路環境でも快適に走れるチューニングを施したRStなんだそうです。
欧州であるかアジアであるかは問わないにしても、硬めにチューニングを施してある足回りであるのは間違いないようです。
実際、運転してみるとすぐにわかります。路面からの突き上げ感がある事やロードノイズを拾うことなどを感じます。

これはサスペンションとショックアブソーバーに由来するのでしょうか。それともタイヤの性格によるものなのでしょうか。
素人の私見ですが、これはタイヤのせいなのかと思われます。
多分、このエコピアEP150というイヤは転がり抵抗を少なくするためにタイヤの変形を少なくすることと耐摩耗性の向上のため、サイドやトレッドを硬く作ってあるのではないかとと推察できます。

バイクのタイヤで経験したことなのですが、次のような事例がありました。
250CCのオフロードバイクにロードタイプのタイヤを履かせたことがあります。
そのタイヤはブロックパターンに近いトレッドのデザインなのですが、タイヤのゴムの組成はグリップ重視の柔らかいタイヤでした。
真夏の高温時に高速道を120キロで2時間も走行したら、トレッドの中心部のゴムが柔らかくなって溶けている状態になった事があります。
タイヤというのはゴムの組成を柔らかくすれば路面への食いつきは良くなりますが、減りが早いのは当然です。
硬くすれば、食いつきは劣りますが減らない長持ちをすることになります。
食いつきが良く長持ちするのが理想なのでしょうが、その両方を満足させることは不可能ですのでどこかで妥協点を見つけなけばなりません。

エコピアEP150での雨天での走行はまだ経験しておりません。
はたしてこのタイヤのウエットでの性能はどんなものかと思います。

さて、車を新車で購入するときは色んな機能をオプションで選べるようになっています。しかしタイヤだけはオプションの選択の余地はありません。
オーディオ機器やカーナビを選択できるように、タイヤも購入時に選べるようにするのがあっても良いかと思うのはわたくしだけでしょうか。
タイヤは路面と直に接して作動する重要な部品だと思うのです。少なくともオーディオ機器などよりは重要であるのは間違いありません。

タイヤのお話をするつもりが、オプションの選択の話に脱線しましたが、とにかくこのタイヤと付き合ってどんなタイヤなのかを見てみましょう。







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