きょうという日が何月何日であるかを知らない人はまずいないだろう。
きょうは1月17日である。これはカレンダーを見なくてもたいがいの人はわかる事である。
それでは明日は何日だろうか。これもすぐわかる。
1月17日の次に来る日は1月18日との答えが返ってくる。
それでは明日を人は手に入れることが出来るのだろうか。
あすになれば、その日になったとたんに、あすはきょうになってしまうので、あすを手に入れる . . . 本文を読む
昨今の自動車に関する技術の進化(?)には目を見張るものがあります。
追突防止のための技術は、今や当たり前のようになりつつあります。
さらに車自身がが自律的な運転をして目的地まで乗員を運ぶことさえ目前になってきています。
これは、高齢者や肢体障害者などにとっては、喜ばしいい技術なのかも知れません。
ここで少し考えたことがあります。
東京から名古屋まで自動車で移動することを考えてみましょう。
この . . . 本文を読む
学術書や研究書、辞典類は「改訂版」が出されることがあります。
それはその時々の社会変化に応じて、新しい発見や研究成果などが一般化していき、旧来の学説が適用できなくなったことなどによるものです。
また、小説作品が、雑誌に連載されたのちに単行本として刊行される事があります。
その時に、字句の修正などを施して、「定本」として刊行されることがあります。
文字で書かれたものは、このような「改定」が可能に . . . 本文を読む
社会の個人や企業や地域やそして国家はそれぞれに、何かの目標を持っているものです。
個人を取り上げてその人の目標を考えてみましょう。
仮に大学受験を控えてる学生がいるとしましょうか。
その人が入りたい大学を決めてそれに向って勉強をしていると仮定しましょう。
その人の力量が入りたい大学の水準に到達してないと判断されれば、その人はどのように行動するでしょうか。
其の大学を受験することをあきらめて、別の . . . 本文を読む
ブログも長く続けてきますと、ネタ切れになる事があります。
そこで「間(アイダ)」という言葉を題材にして何かをか書いてみよう思いつきました。
これはかなりのネタがありそうです。
きょうはその第1回目です。 . . . 本文を読む
1月の2日から3日にかけてみる夢を「初夢」と言っていますが、皆さんはどんな夢を見たでしょうか。
わたくしも何かの夢を見たように思うのですが、眼を覚ました途端にそれは記憶にははっきりとは残ってはいませんでした。
さて、今日の話題は人が持つ能力の中で、とりわけ特異な力と思われている「夢を見る」ことです。
他の動物も「夢を見る」ことができるだろうとする研究者もいるようですが、彼らが見た夢を検証する方 . . . 本文を読む
ことしは戌年なのでそれに関することを一つ考えてみました。
猟をするとき、犬を使う事がありますね。
その猟犬には二つの種類の犬がある事を、以前何かで読んだことを思い出しました。
英国での狩りに使う猟犬の話だったと記憶しています。
一つの種類は獲物を発見しその場所を狩猟者(この場合は猟銃に依る)に知らせる仕事をする犬です。それをセッターと言います。
イングリッシュ・セッター(English Set . . . 本文を読む
わたくしは文学作品というものをあまり読まないできた。
それは、文学などというものは、大学生や若者が読んでもわかるものではない、とずうーっと思ってきたからである。
作者が作品を書いた年齢にならなければ、分かるまいと思っていたのである。
ところで、大方の文学者が作品を書いた年齢を、自分がとうに過ぎてきている事に気がついたのである。
しまった、と思っても時すでに遅しなのである。
それに趣味の方面に興味 . . . 本文を読む
私たちは日常生活で様々な事柄をしてきています。
学生だったら勉強する事や勤め人ならば仕事をすることなどです。
私などはすでに定年をとうに過ぎてはいるのですが、時々は以前の仕事上の付き合いで、仕事をすることもあります。
仕事である以上は能率は現役時代と比べると落ちているとはいえ、出来る限りの努力はしているつもりでおります。
さて、きょうの私の話題は、それらの仕事や趣味そして遊びについてです。
世 . . . 本文を読む
昨年の暮れまじか、群馬県に住む友人から突然電話があった。
用件は次のようなものであった。
「試行」の復刻版の創刊から第15号までがあるのだが、読んでみる気があるのならそちらに送るとの事であった。
わたくしは「試行」の途中からの読者ではあったのだが、創刊時の物は見たことがない。そこで読んでみようと返事をしたのである。
そして、その雑誌は今私の手元にある。
目次の巻頭言に「試行のために」という文章 . . . 本文を読む