高野山へは何度か登り歩いていますが 今回は寺院の拝観を目的に 義妹とでかけました
1日目は 予約した宿坊「別格本山清浄心院」の 宿坊での過ごし方の案内に沿って行動
奥の院口でバスを降りるとすぐのところに宿坊があり 行が始まるまで時間があったので、
奥の院へお参りしました
義妹は初めてのお参りで 参道の杉木立の中ある、まざまな階層の人々の供養塔や墓石を
眺め立ち止まりながらゆっくりと進みました
四国88ケ所お遍路のお礼参りの人は すっきり・満足のお顔をされています(*^-^*)
お化粧地蔵
奥の院 蜜巌堂
弘法大師御廟にお参りし、ここまでの予定時間をオーバーしたので急ぎ足で宿坊へ向かいました
「別格本山清浄心院」
護摩行が行われる鳳凰奏殿
護摩行
お経を唱えながら、仏具⁈を使いながら火を焚かれると
やがて大きな炎になって高くなると上り龍の様にみえました
各自 願いごとを書いた護摩木を火の中に入れていきます
海外からの方が多く、終わりのお話は、通訳が出来る方を募られましたがいなくて
スマホアプリを使ってのお話となりました
〈 お大師様は何もない高野山で、真言密教の根本道場を開かれこと
清浄心院さんの御本尊『廿日大師』とは
お大師様が、ご入定される前日の、3月20日に、
自らの像を彫刻されたetc. 〉
海外の方もしっかり聞かれて頷いて 終わった後も いろいろ質問されていました
その後、チェックイン。、4時から
海外組と二組に分かれて寺院の案内をしていただきました
本堂の廿日大師様は秘仏で年に1度4月20日だけ御開帳でお部屋の前で手を合わせました。
運慶作の阿弥陀如来像、国宝の中尊寺経などたくさんの寺宝を拝観できました
「中尊寺経」は正しくは「紺紙金銀字交書一切経」と言う
巻物仕立ての豪華な経典で、紺紙に銀の界線を引き金字と銀字を一行おきに書かれています
表紙の裏にも金銀で山水、動植物、人物などが繊細に描かれていました
大台所
大釜
「ここ(大黒天)の前で写真を撮ると幸せになれる」と貼紙があったので
5時半からの夕食へ向かう
夕食は一部屋ごとに分かれていただきます
古刹の広いお部屋で頂く精進料理
護摩豆腐をはじめ大豆やゴマなどをうまく使って、どれも美味しく 満腹になりました
立派な硯
貴重な体験をした後の入浴は
木の湯ぶね、優しいお湯で心身共にさっぱりして 床に就きました