16日、JR王寺駅…達磨寺…尼寺廃寺跡…明神山…JR河内磐上駅
約10km 4時間30分
達磨寺:日本書紀に記される聖徳太子と飢人伝説。(飢人が達磨大師の化身と考えれれるようになって開基された
太子の愛犬「雪丸」の石像が建っています。この石像をモデルにした雪丸が 王寺町のマスコットキャラクターになっていて王寺駅から達磨寺まで「雪丸」の足跡が案内してくれます

達磨寺には6世紀末頃に築造された3基の古墳があり、3号墳の上に本堂が建っています

1号古墳:横穴式石室をもつ径約15mの円墳。(雪丸塚)とか太子が法隆寺から通った地下道ともいわれている

2号墳:高さ約2mの円墳で 石室の入口は土砂が堆積していて内部はよくわからない

「雪丸の石像」
雪丸は、人の言葉が理解出来、お経を読み 臨終の際に「達磨塚の丑寅)に葬るよう」と遺言したとか

絵馬も雪丸の形をしていています

…国史跡・尼寺廃寺跡(にんじはいじあと)

7世紀後半に造営された法隆寺式伽藍配置の寺院跡で、北に金堂、南に塔を配置し回廊で囲み、
東に中門を設けた寺であった

学習館展示の 心柱

壁面には、塔基壇の土層を剥ぎ取った土層断面の実物と
ガラス張りの床下に日本最大級の心礎実物大の模型も展示されています

…住宅地を抜けて山道に入り、滝不動院を過ぎて尾根道を進んでいくと
参道コースに出会い山頂まで舗装路が続いていました。
水神社

明神山からの展望は 標高274mながら360度パノラマ眺望!
「十国国見台」と呼ばれ、大和国に始まり、河内、山城…と旧国名で十カ国も見える


展望台や休憩所がある広い山頂

展望デッキには眺望の解説パネルがあり 法隆寺・東大寺・興福寺、大和三山などから…大阪あべのハルカス・淡路島から明石海峡大橋、六甲山、比叡山 高見山等々パネル絵で確認しながら展望を楽しみました
参道コースは麓から舗装路になっていて広い山頂公園は、デートスポット
永遠の愛を誓い合う「悠久の鐘」も設置されています。


地図読みに詳しい仲間が展望台の近くで地面を「きょろきょろ」
「三角点」を探しています
見つけにくいはず 三角点の石柱の横に建つ板もなく
コンクリートの蓋に〈三等三角点〉記されていた
蓋を持ち上げると 三角点の石柱が埋設されていました

風がなく暖かい日差しを浴びてゆっくり昼休憩後下山。
アオモジの木がたくさんありますがまだつぼみが硬かった
河内磐上駅への下り道は傾斜もあり葉っぱが積もる滑りやすいい道で
したが全員無難にゴールしました
河内磐上駅からみる明神山の姿がきれいです
