~つれづれに~

♪ 歩くの大好き~山歩きで見た花 庭に咲く花のこと
 布・糸・針も大好き。 手作りのことなど・・・・・ 

雪の大峰山(宝塚)

2024-03-22 | 日記

3月21日(木)  

JR武田尾・・桜の園・・大峰山・・長尾山尾根・・中山縦走路・・中山東尾根・・中山寺

約10キロ 5時間

朝、外を見ると近所の屋根が真っ白でした。気温が低いので冬の支度ででかけました

武田尾から雪化粧の山を見て わくわく感と登山道が凍ててないか少し不安な気持ちでスタート

登っていくほどに道に雪はないですが まわりの樹々には雪がどっさり

時折ポタリ!雫がおちてきます

花に詳しいKさんが 小枝に巻き付くツルの雪を払いのけ

 トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)の小さな蕾を見つけて喜びます

この花の状況を見るのが目的の一つでした

2~3センチの黄色み帯びた白い花で咲いていても気が付かなことが多い私ですが 

よくこんな状況で見つけられると改めて尊敬します

牧野博士が高知県の鳥形山で最初に発見。花の形が半鐘の形に似ていることに由来。

4月の中頃に白い花が咲くのが楽しみな花です

 

中山は雪が無く 蕾が膨らんでいるかと期待した

コバノミツバツツジは「花芽が少ないね」と言いながら歩いていると

咲いているのも

はれたり、くもったりの繰り返し、お昼休憩時は粉雪がちらつき、中山寺に着いたときには

霧雨と、くるくる変わるお天気でしたが 野鳥の声にその姿をさがし、おしゃべりも楽しい山歩きでした。

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四国遍路-9

2024-03-14 | 日記

3月10日

 

6時からの朝勤行に参加しました

最初に住職から掌に塗香をいただき、両手にすり込むと芳香に心身が穏やかになります

勤行とお説法のあと、「仏様の写真を撮っても良いよ」とのお言葉がありました

間近で拝ませていただきました

海抜300mの山上にあり、境内からは今治市街や瀬戸内海の多島美が一望でき

いろいろと伝説があって

人がんだとか、本尊の千手観世音菩薩は海からあがった竜女が彫り上げたという

「竜女が竜登川を伝って作礼山にやってきて
一刀刻むごとに三度礼拝して彫り上げた。作礼山の名は、このエピソードに由来している」

住職のお説法も楽しかった仙遊寺さんを後に57番に向かいました

山を下った所にお遍路小屋があり、衣服調整と傍に咲く寒緋桜を眺めながら休憩していると

同宿だった方が「今日は 間違わないように 道標確かめていきますよ!」と足早に通り過ぎました

昨日は 遍路道分岐を私も勘違いしてはいり、引き返した谷筋を そのまま進んで 途中から道がなくなり、

最後、崖をよじ登ったのがたいへんだったと聞きました。

徳島から区切り順打ちしてきたが 日程の都合で、今回だけ逆打ちされて

道標は順打ちに沿って付いているので 逆打ちは難しいと皆さんがおっしゃる!次回は考えよう。

第57番 府頭山無量寿院栄福寺

  

本堂 本尊:阿弥陀如来

大師堂

大師堂建物の外回りに十二支の干支の彫刻があります

 

第56番 金輪山勅王院泰山寺

山門はなく、石柱門が建っています

鐘楼「南無地蔵大菩薩」

本堂 御本尊:地蔵菩薩

地蔵車:石塔の輪を回すと六道輪廻の絆を断てるといわれている。

参拝者は、一回一徳を願って車輪を手前に回転させ、手を合わせて拝むのだそうです

のどかな田園の中、平坦で道もわかりやすくて助かります。 今治市マンホール蓋

55番 別宮山金剛院南光坊

山門は四天王が守護している。この山門の形式は四国霊場の中ではこの寺だけ

通りから見る山門 奥に本堂がみえます

本堂前からみる山門

本堂  御本尊:大通智勝如来

大師堂: 屋根の四隅の跳ね上がりと相輪塔が相まって荒波の中を走る船の様な様相を呈している!

 

54番 近見山宝鐘院延命寺

山門 :今治城門の一つを譲り受けたもの

本堂

大師堂

鐘楼堂が二つ!近見二郎近見三郎

梵鐘・近見二郎

宝永元年(1704)に住職が私財を投じて鋳造

除夜の鐘のみつかれる

~~~~

遍路を始めるとき、白衣を着て歩くのが恥ずかしいと思ったけれど、行き交うお遍路さんとひと時の会話や

地元の方はわかりやすく道案内してくださり、お接待もありがたく 「同行二人」白衣のおかげですね

今治は殆ど平地、お寺も道沿いにあって階段もすくなく、時間の余裕があり落ち着いて納経することが出来ました

帰宅後、納経帳の御朱印、記念印を見て旅を振り返るのもたのしいいです

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四国遍路-8

2024-03-13 | 日記

3月9日 

 

62番天養山観音院宝寿寺 本尊:十一面観世音菩薩

賑やかな国道沿いにありますが、境内は静かで風情があります

本堂・右手前に大師堂

安産観音像

63番吉祥寺へ

 

63番密教山胎蔵院吉祥寺  本尊:毘沙門天

山門

梵鐘「世界一宇萬民豊楽」

本堂

左、鐘楼の前にあるのが「成就石」で、

中程下に直径30~40cmほどの穴が開いており、本堂前から目隠しをして石の前まで進み、

願いごとを唱えながら金剛杖をこの穴に通すことができれば、願いが叶うといわれているのだとか!

その横にお迎え大師像-⇒本尊毘沙聞天の妃である吉祥天の像(くぐり吉祥天女

あらゆる貧困を取り除き、大富貴をもたらす仏様とし
て信仰を集めている。この像の下をくぐるとご利益がある
と伝えられているので 私もくぐってきました

八角堂には、本尊の毘沙聞天を除く七福神のうちの六福神が祀られている

納経所に飾られていたかわいいお雛様

伊予氷見から伊予桜井まではJR電車を利用してそこから国分寺へ

59番 金光山最勝院国分寺 本尊:薬師如来

石門

手水鉢

本堂

握手修行大師と薬師の壺

仙遊寺へ

ここまで道迷いなく順調に進んだが、この少し先で分岐の小さな遍路札を勘違いしてまっすぐに進むところを右の谷に入り込み

引き返し先を見ると登り口の道標があった(往復で15分ロスタイム(>_<) 

これが逆打ちの難しい所。いったん止まって確認すべきところでしたが

これまで順調にきていたので油断したのかな

少し急な山道を登って山門に着きました

仙遊寺山門

大きなわらじ

山門からさらに約400m、標高差約40mの急な登りが続きます

やっと着きました  お砂踏み場と鐘楼堂

修行大師像の周りを四国八十八ヶ所霊場の本尊の石仏がぐ
るりととり囲んでいます

じっくりお詣りすれば88ケ所巡りのご利益があるそうです

今治市内と瀬戸内海の展望:この景色に疲れが飛びました

第58番作礼山千光院仙遊寺 本尊:千手観世音菩薩

本堂と大師堂

宿坊に荷物を置いて

西国三十三所の観音石仏が点在している裏山へ登ってみました

山から境内と瀬戸内海が見渡せます

千体地蔵:昭和の中頃から数多くの人たちが願を
掛けて設置してきたというお地蔵様

宿坊のお湯は天然温泉!

成分表には『仙遊寺温泉』低張性アルカリ性冷鉱泉、適応症は神経痛、筋肉痛、
まろやかでお肌ツルツルになりました。

お部屋にテレビが無く 仏教解説のご本が置いてありました

手に取りパラパラとしただけで眠気に負けて朝までぐっすり

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四国遍路-7

2024-03-13 | 日記

3月8日 第60番 石鉄山福智院横峰寺 本尊:大日如来

湯浪休憩所から横峰寺道に入ります

20丁石仏 (109mごとに出てきます)

10丁石仏

7丁石仏と 切り株みたいな形の岩

湯浪2.7km-横峰寺0.6km

1丁石仏 上に見えるのは仁王門

仁王門

本堂

鐘楼の後ろは石楠花の群生でGWには一面がピンクに染まるようです

役行者が修行中に蔵王権現が現れ、その尊像をシャクナゲの木に刻んで安置したのがはじまりといわれています。

         「神も仏も有り難いのは同じである」と説いた弘法大師。狛犬も一対あり、神社のようです。

大師堂

星ケ森へ

星ケ森

弘法大師が厄よけや開運を星に祈る「星供養」をここで行ったと伝えられている

石鎚山

陽だまりで昼休憩後、来た道を湯浪へ戻る

ご来迎所

大郷大師堂

第61番 栴檀山教王院香園寺 御本尊:大日如来

鉄筋コンクリート作りの聖堂

本堂と大師堂がある2階。 600余りの固定席があり、まるでコンサートホールのようです

正面から大きく黄金色に輝く大日如来様を拝むことが出来、右横少し奥まった所に大師堂

 

背中にゴザを背負い、右手に錫杖を持ち、左手に赤ちゃんを抱いた子安大師像

鐘楼-「子安大師」と刻まれている

朝方の雨も 宿を出るころには上がり、明るい陽射しに昨晩の寒さがうそのような有難いお天気にめぐまれ

予定通り2ケ寺打ち終えました。

 

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四国遍路-6

2024-03-12 | 日記

3月7日~10日 愛媛県65番札所から54番札所を車・電車と歩きで巡礼しました

 吉野川・美濃田の渕 ( 吉野川S)

 第65番由霊山慈尊院 三角寺 本尊:十一面観世音菩薩

安産子育て足腰健康やぼけ封じとしても信仰されている 

鐘楼門

本堂

大師堂

同行二人ご詠歌

”ありがたや 行くもかえるも

とどまるもわれは大師と二人づれなり”

一茶の句碑 ”「これでこそ登りかひあり山桜」

小林一茶があまりの美しさに感嘆して詠んだ山桜は大きく枝を広げて何ヶ所も棒で支えられていた

残念ながら桜は蕾固しでしたが、納経所前の河津櫻が見頃でした

三角の池。弘法大師は、この寺で21日間の秘法を修めたとされ、
その時の三角形の護摩壇の跡が三角の池になったとい
われている。寺名もこの護摩壇が三角形であったことに由来している。

緑に囲まれた静かなお寺の境内をクリスマスローズやヒマラヤユキノシタが彩っていました

第64番石鉄山金色院前神寺 本尊:阿弥陀如来

修験道の根本道場でもあります

山門の前に狛犬さんが!!

端正な銅板屋根が美しい本堂

大師堂

御滝不動尊。かつてはここで滝打修行が行われていた
そう。たくさんの1円玉が張り付いているが、これは1円玉を
投げ入れて、見事にくっつくとご利益があるといわれているため、石に貼り付いている白い〇は1円玉

すぐ近くの石鎚神社へ

石鎚神社は西日本最高峰・日本七霊山の一つ霊峰石鎚山を神体山とする。山頂に頂上社、中腹(7合目)に成就社と土小屋遥拝殿、
そしてJRや国道近くに位置する口の宮本社の、四社をあわせて石鎚神社といいます。
神門

修行大師像

役行者小角

祖霊殿

ご神水

本殿

本殿前から、西条市街・瀬戸内海を一望

伊予西条に近づくと 車窓から石鎚山系の山が真っ白に雪化粧してとてもかっこよくてきれいでした

この日は 車を利用して二ケ寺を打ちました。

歩きと比べると時間の余裕があり、風情のある境内美しい建物を眺めて静かな時間をすごせました。

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