~つれづれに~

♪ 歩くの大好き~山歩きで見た花 庭に咲く花のこと
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京浜東北線 王子(飛鳥山)を歩いて

2016-07-05 | 日記
  
飛鳥山には①北区飛鳥山博物館②紙の博物館③渋沢資料館と3つの博物館と旧渋沢庭園があります。
東京大空襲で渋沢邸の大部分は焼失しましたが 旧渋沢庭園には、国の重要文化財に指定された大正期の2つの建物が残っています。
②の紙の博物館は古今東西の紙に関する資料、機械の模型などが展示されています。
前にに入館したので今回はパス。
駅前には「洋紙発祥の地」の記念碑が建っています

①の博物館で北区の歴史や文化が映像で紹介されています。
展示室では 運よく人間国宝 〈鍛金家 奥山峰石氏〉の作品が展示、作品作りの過程のビデオが流れていました。とても繊細な作業です。

   
③の渋沢資料館 渋沢栄一の生涯と業績(吟行・製紙・建設業・学校の設立など近代日本の経済社会の基礎を作った人)に関する資料・写真が展示されています。

 
   
旧渋沢庭園にある<晩香廬>は栄一の喜寿を祝って送られた洋風茶室で 賓客をもてなすために利用された。 和と洋が融合された素敵な空間。
暖炉の煙突に 寿と書かれたタイルが目をひきました。。 薪入れや照明などにもの可愛いモチーフありました。(室内は撮影禁止)

  
   


庭園内にはもう一つ 栄一の傘寿と子爵に昇格したお祝いに贈呈された<青淵文庫>が残っています。
 

 


渋沢家の家紋(柏の葉とどんぐり)をモチーフにしたタイルの柱

ステンドグラスはガラスのパッチワーク 寿・柏の葉・右左端に登り竜下り竜 や絨毯には 寿 の文字が入っています。 

 テラスの欄干も寿。

渋沢栄一・「利益があれば社会のために還元しなければならない」 国家と人の為を第一に考えたすばらしい人物というのがよくわかりました。
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