梅小路公園から徒歩で東寺へ。




















東寺のライトアップは京都でも最も美しく、京都らしい風情を感じる光景だと思っています。


大宮通り沿いの慶賀門から入場し、東寺の境内に、、、
まずは宝蔵の堀に映る五重塔の美しさに感動します。
昼間に見せる表情とは全く異なり水と紅葉に浮かぶ姿には優しさを感じます。
五重塔(国宝)は東寺のシンボル、いや京都のシンボルである事を実感します。





瓢箪池に映り込む五重塔も感動ものです。
また、東寺の夜間拝観のいい所は金堂と講堂とが拝観出来るところです。


東寺の金堂(国宝)です。
文明18年(1486)に焼失しましたが、豊臣秀頼の発願により慶長8年(1603)に竣工しています。
桃山時代を代表する建築物です。


内部には薬師三尊(重文)がお祀りされています。





東寺の講堂(重文)です。
嵯峨天皇により官寺である東寺が弘法大師空海に下賜され、空海は真っ先に講堂の建築に取り掛かり、承和2年(825)頃に完成しています。
内部は大日如来坐像を中心に21躰もの仏像が安置されています。
弘法大師が密教の教えを表現する為に造られた立体曼荼羅(密教浄土の世界)です。
21躰中16躰が国宝、5躰が重文の凄さです。




何度、訪れても素晴らしいお寺です。