京都八幡市にある圓福寺には日本最古と言われる達磨大師の尊像がお祀りされています。(旧国宝でしたが現在は重文)
普段は非公開の寺院で「萬人講」と言われる毎年4月20日と10月20日の二日間のみ一般にも門戸を開かれます。
普段は非公開の寺院で「萬人講」と言われる毎年4月20日と10月20日の二日間のみ一般にも門戸を開かれます。
と言うのも達磨大師の尊像をお祀りしている事から分かる様に禅宗の修行道場となっているからです。
修行中の雲水たちが毎月決まった家々をまわり、お米やご志納などのお布施を頂く托鉢でお世話になっている方々をお寺に招待し、法要を営み、お斎(おとき-精進料理-)
を召し上がって頂く仏事を「講中斎」と言います。
を召し上がって頂く仏事を「講中斎」と言います。
この「講中斎」を広く一般の方々にも開放しているのが「萬人講」です。
長年拝観したいと思っていて、ようやく実現しました。
(この春の萬人講はコロナの影響で中止になってしまいました。)
本堂ではお坊さまによる一願祈祷が行われ、参拝者の一願が読み上げられます。
禅堂では「肩たたき特別祈祷」が行われていて肩こりに悩まされている僕も志納し祈祷して頂きました。
トイレの入口には鳥枢沙摩明王がお祀りされていて真言を唱えながらお堂を回ります。
"トイレの神様"ですね。
書院では、お弁当の交換所があり、普段だと堂内で頂けるそうですがコロナ禍の中で中止になっていました。
また、記念品売場や骨董品を売る店も出ていました。
普段、雲水の方々が使われる浴室や調理場のかまども見学させて頂きました。
最後に、御朱印を授与して頂き京阪楠葉駅までの直通バスに乗り次に向かいました。
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