雲龍院は本山泉涌寺の南側に位置する泉涌寺の塔頭寺院ですが、南北朝時代の天皇と縁が深く泉涌寺塔頭の中でも別格本山の地位にある寺院です。
大石内蔵助良雄筆の「龍淵」
拝観受付を終え、「蓮華の間」です。
雪見障子の4つ窓からは違った"絵"を見る事が出来ます。かって報道ステーションの中継がありキャスターの青山愛さんが絶賛した風景です。
大石内蔵助良雄筆の「龍淵」
「大輪の間」
山科で隠遁生活をしていた大石内蔵助は親戚が近くの塔頭来迎院の住職をしていた関係でよく訪れていたようです。
北朝の後光厳天皇、後円融天皇の坐像が安置されています。
白砂の中に立つ灯籠は徳川慶喜の寄進によるものです。
本堂の龍華殿は昭和41年に国の重文指定をうけた柿葺の屋根が美しい建物です。
内部では写経をする事ができ、後水尾天皇寄進の写経机が今も使われています。
書院にある「悟りの間」今はまだ緑ですがあとひと月眼もすると紅葉に彩られます。
台所に安置されている「走り大黒天」です。
こちらだけは写真撮影禁止なので購入した絵葉書からの転載です。
いつ訪れてもこころ癒されるお寺ですが、期間は短いですが夜の拝観はまた、格別なものがあります。
私も10/5に行きました。庭を見るのに工夫があり、よいお寺ですね。
非田院は公開していなかったので、ブログで見られて良かったです。