ご近所さんから 今年も立派な「カリン」をいただきました。
部屋に置くと芳醇な香りを放ち芳香剤にもなり また薬効成分も多く健康食材でもありますが 非常に硬く渋いため生食はできません。
カリンは ビタミンCやポリフェノール 咳止め等に効く成分を多く含み のど飴や美肌保持商品として用いられています。
食べ方としては 果実酒にして成分を抽出する方法もありますが 我家では毎年「カリンジャム」を作っています。
まずは果実を薄くカットするのですが そのままでは硬すぎるので電子レンジで加熱してから包丁で切るのがポイントです。
そして 果肉と種(茶こし袋)を分けて 一緒に鍋に投入し水を入れ煮詰めていきます。
果肉が柔らかくなって 少しトロミがついてきたら砂糖を加え 更に煮詰めていきます。
種が少ない場合は トロミ付けにペクチンを加えます。
水分がほぼなくなり トロトロになると「カリンジャム」の完成です。
トーストに乗せて食べてみると 甘さの中に少し渋みが残っており 美味しくクセになる味です。
カリンは店先ではあまり見かけない果物?ですが 風邪やインフルエンザ予防にも効果があるそうで これから重宝します。
またジャムは 好き嫌いはありそうですが 私は渋みがあるからこそ好きですね。