昨年11月以来 久し振りに奈良公園を訪れました。
春日大社を中心に 周辺を散策しましたが 海外からの観光客は少ないものの 多くの修学旅行生に出会いました。
まずは 春日大社に向かう参道に並ぶ石燈籠(約2,000基有)からですが 貼り付いた苔やノキシノブが中々の風情です。
南門から本殿回廊内に入ると 樹齢800年と言われる 有名な「砂ずりの藤」が見頃になっていました。
本来の砂を擦る程には伸びていませんが 弱つていた時期に比べると回復してきたようで かなり花房が長くなっていました。
そして 可愛いお守りを見つけましたので 当然ゲットしました。
「藤まもり」と呼ばれる 藤の花を模ったストラップ型のお守りで この季節限定で授与されるというものです。
若い女性に人気があり すぐに売り切れ 手に入りにくいもののようです。
若草山の麓には 当公園のシンボルである「鹿」がのんびりと!
今は毛の生え変わり時期で 毛並みは綺麗とは言えませんが 人懐っこい様は愛らしいですね。
「東大寺二月堂」にもお参りしましたが ここも人気スポットで修学旅行生が次々登場し 混雑していました。
「国際フォーラム甍(いらか)」には美しい庭園がありますが 今の様子はこんな感じです。
公園内で美しい八重桜を見つけました。
「ナラノヤエザクラ」という品種のようですが 色合いが絶妙です。
こちらは 新緑に囲まれた「水谷茶屋」です。
茶屋の近くには イブキの巨樹の幹の中にスギが立ち 幹がそれを抱え込むという形の 珍しい老木があります。
「水谷神社の寄生木」の名で知られているそうです。
何度も出向いている奈良公園ですが 今回も新しい発見が色々とありました。
特に 春日大社で珍しいお守りをゲットできたのはラッキーでした。
この後 萬葉植物園に廻りましたが その様子も続いて報告しますよ。