昨日近畿地方も梅雨が明けたようです。 わずか2週間でその間雨も少なく 観測史上最速とのこと!
毎年のように話題になる四国の早明浦ダムでは 既に貯水率が35%まで落ち込んでいるそうで 大丈夫でしょうか?
今夏は全国的に水不足が予想され 野菜や果物の出来も心配ですね。
さて 青梅が市場に出回ると ここ数年恒例となっている「梅シロップ」の漬け込みです。
梅酒との違いは 使用する酒の量が違う(かなり少な目)だけで ほぼ同じ工程で作ることができます。
まずは よく洗った青梅の水気を完全に切ってから 氷砂糖 ホワイトリカー(35度)とともに密閉できるガラス瓶に投入します。
この際 梅はなるべく大きいもの(紀州南高梅が良い)を用い 氷砂糖は梅と同量 ホワイトリカーは梅の約1/5量加えます。
後は 毎日瓶の上下を逆さにして撹拌し 発酵を押さえながら熟成していきます。
漬け込んで1週間で 氷砂糖は完全に溶け込んでこんな感じになります。
2週間経つと 梅もシワが増えてきて 大分小さくなってきました。
3週間経つと 漬け込み液も黄金色に色付き ほぼ出来上がりました。
梅酒の場合は最低3ヶ月は漬け込みますが 梅シロップは1ヶ月弱の漬け込みで出来上がりお手軽です。
梅を取り出すと シワクチャになっており 完全にエキスが抽出されたようです。
これは 食べられなくもないのですが お勧めできません。
早速 出来上がった梅シロップを用いて「梅ゼリー」を作ってみました。
鍋で水と粉寒天を火にかけ 完全に寒天が溶けてから 適量の梅シロップを加え 型に流し込んで放置し 固まったら冷蔵庫で冷やします。
サイコロ状にカットし器に盛れば完成ですが 梅シロップ原液を振りかけると 更に濃厚になり美味しくいただけます。
それでも アルコール入りですので 酒に弱い人は少し酔ってしまうことも!
これからの暑い季節には 冷蔵庫で良く冷やしたものを 水や炭酸水で割って飲むと爽やかで 暑さしのぎになります。
また 梅に含まれるクエン酸は疲労回復や整腸効果もあり 体にも良いそうですよ。
我家では 毎年重宝しています。