ハイキング仲間との月例会で 奈良の「山の辺の道」を歩きました。
この歴史街道は 三輪から奈良へと通じる上古の道で 途中には多くの古社寺 古墳 万葉歌碑等が点在します。
近鉄桜井駅前からハイキングをスタートしました。
市街を抜けると 欽明天皇の時代に百済の使節により 日本に初めて伝えられたという「仏教伝来之地碑」が登場!
続いて 金屋の村はずれにある収納庫の中には「金屋の石仏」が岩板に浮彫りにされていました。
次に立ち寄ったのは 聖徳太子ゆかりの禅寺「平等寺」で 立派な二重塔が美しい寺院でした。
そして 本日のメインである「大神神社(おおみわじんじゃ)」に到着!
この神社は三輪明神とも呼ばれ 背後に控える「三輪山」をご神体とする わが国最古の神社と言われています。
この日は丁度 護摩焚きの神事が執り行われていました。
その後 神の山に登るための登山口のある「狭井神社」に向かいました。
登山の前に 展望台で昼食休憩を取りました。
晴天ならば三輪市内が一望できるのですが この日はモヤのため 大神神社参道の大鳥居がかすかに確認されたのみ!
こちらが「狭井神社」です。
まずは 聖なる山に入る申し込みをして 登山(正確には登拝)の注意事項を聞きます。
山そのものがご神体であるため写真撮影は禁止 水以外の飲食禁止 大声でのおしゃべり禁止 等々!
こちらの登山口より 一礼をして三輪山に入っていきます。 ちなみにここ以外の場所からは入山できません。
標高467mの山ではありますが ぬかるみや それなりに険しい坂道が続き 山頂到着には約90分掛かりました。
登拝を終えた後は 再び山の辺の道ハイキング!
道脇には 山菜やミカン類の無人販売所も・・・
こちらは 大神神社の摂社のひとつ「桧原神社」で 天照大御神を祀られています。
ハイキングの最後は JR万葉まほろば線「巻向駅」から 天理駅に向かいました。
仕上げは 天理駅前の鉄板焼き店にて 恒例の懇親会!
今回は 軽登山(結構きつかったのですが)を織り交ぜたハイキングで 充実した内容でした。
本日の歩数は 約23,000歩で そこそこの距離を歩いていました。