花鳥の会仲間との例会で 奈良県のほぼ中央部に位置する「明日香村」を散策しました。
ここは飛鳥時代の遺跡や 石舞台 亀石等に代表される奇石遺産が多く残っている 古代ロマンの里なのです。
近鉄飛鳥駅を起点に いざ出発!
まずは 国営飛鳥歴史公園館を訪れ 丁度公開されていた「高松塚古墳壁画修理作業室」を見学しました。
石室内部に描かれた 飛鳥美人の名で知られる女子群像等の極彩色壁画は 1972年に発見されてから何度かの永久保存策が講じられ
2007年からは 石室を分解して取りだし 厳密に温度・湿度管理された作業室に移され 現在も修理作業は継続されているそうです。
担当員の方から壁画修理作業の説明を受けてから 近くにある「高松塚古墳」を見学しました。
修理は黒カビ除去が主作業で 2cm/人・日しか進まず 手間がかかり遠大な工数を要するとのことでした。
その後 橘寺 川原寺跡等を見学しながら「甘樫丘地区」に向かいました。
途中の田んぼの畦には 終わりかけの曼珠沙華が群生し 実った稲穂とのコントラストが・・・
甘樫丘展望台に登ると 眼下に橿原市内と 大和三山 生駒山 葛城山 金剛山等が一望できました。
その後 花を求めて ホテイアオイで有名な本薬師寺跡に向かいました。
個人的に1ヶ月前に訪れた際にもほぼ満開状態でしたが この時期でもまだまだ花は元気で全員大満足!
曼珠沙華とのコラボも何とか間に合いました。
仕上げは 畝傍御陵前駅周辺で恒例の反省会!
本日の歩数は約2万歩で 国宝である普段非公開の修理室内壁画現物を見学できたのもラッキーでした。