ハイキング仲間との例会で大和八木駅周辺を散策しました。
最初の目的地は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており 江戸時代から守られてきた伝統を今に伝える「今井町」でした。
過去に訪れた際には何となく見て回っただけでしたが 今回はボランティアガイドさんの案内付きですので安心です。
まずは 元博物館で今は観光案内所兼資料館にもなっている 今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」でこの町の特徴を学びました。
今井町は 東西約600m 南北約310mの範囲に 個数1,100軒 人口約4,000数百人を擁する財力豊かな町で エリア内は
歴史的建造物だらけで 奇跡の町とも呼ばれています。
現在も住まわれている大半の民家は 伝統様式を保たれており あたかも江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気が味わえます。
町の中核となっていたのが「弥念寺」で 堂々としたお寺です。
土塀に刻まれた5本線は 寺の格式が高いことを表しているそうです。
境内の伽藍には 立派な彫物も・・・
こちらは床屋さんで 今でも営業されているようです。
そして伝統的な造りは 建物の屋根や白壁にもあちこちに残っています。
こちらの屋根下の仕切りは「うだつ」でしょうね。
こちらは 環濠の一部を復元されたもので 今西家住宅をバックに撮ると 中々良い感じ!
町家の内部も 高い天井や 梁 排煙口等が歴史を感じさせます。
今井町は 全国でも最大規模の歴史的建造物群保存地区であり 国の重要文化財が9件 県指定文化財が3件も現存しているそうです。
今回はガイドさんが丁寧に説明して下さったので 理解が進みよい散策ができました。