3歳牝馬クラシック第2弾・オークス。
牡牝ともにディープインパクト産駒が猛威を振るっている今年のクラシック戦線ですが、オークスもディープインパクト産駒が中心となりました。
そんな中、僅差で1番人気になったのはタニノギムレット産駒のミッドサマーフェア。前走フローラSで2000mの距離を経験しているのは強みです。ただまぁ、フローラS組のオークスの成績はそれほど良くないんですよね。それと年明け6戦目と使い詰めで来てるのが気になりました。
2番人気はディープインパクト産駒のヴィルシーナ。元プロ野球選手の佐々木氏の所有馬として有名ですね。桜花賞2着馬ですが、ここを目標にしたローテーションにしてきたから桜花賞馬より評価が高いんですかね。
3番人気はディープインパクト産駒で桜花賞馬のジェンティルドンナ。岩田騎手が騎乗停止中のため乗り替わりなのが減点材料でしたね。
勝ったのは桜花賞馬ジェンティルドンナ。レース前は距離云々とか言われ、さらに直前でイレ込んでいたのが気になっていたんですが、凄いキレ味で5馬身差の圧勝でしたねぇ。直線突き抜けましたよ。タイムも2分23秒6って・・・父親のディープインパクトがダービーで記録したレコードタイムとコンマ3秒差ですよ。3歳牝馬でこのタイムはすごい・・・というか高速馬場すぎるだろw レコードの反動が心配ですな。あと、戦前は散々“外は走らない”とか言われてたけど、外であんだけ伸びてるんですが~・・・本当にアテにならんなw
2着はヴィルシーナ。道中の手応えが怪しかったですね。粘りに粘ってなんとか2着を確保した感じです。こっちの方が距離の壁にぶち当たった気がしますね。
ディープインパクト産駒がようやく2000m以上のG1を制覇しましたね。マイルでしか走らないと言われていましたが、それを払拭した圧勝劇でした。つか、桜花賞に続いてワンツーフィニッシュですねぇ。本当に勢いに乗ってます。
1番人気になったミッドサマーフェアは使い詰めがここにきて反動が出たんじゃないですかね。1番人気だったのに全然見せ場なかったです。
それにしても、オークスでここまで突き放しての勝利は・・・私が競馬を見始めてから(ビワハヤヒデ&ナリタブライアン時代以降)記憶にないかもしれません。あったらゴメンw
秋の秋華賞でアパパネ以来の3冠牝馬誕生なるか・・・楽しみですね。このまま順調にいけば達成しそうなくらいの走りぶりでしたしね。