こばとの独り言

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「プリズム◇リコレクション!」 あらすじ・感想その1 共通ルート

2015年07月20日 00時18分48秒 | 美少女ゲーム

2015年度旧作プレイ第1弾は、2013年2月22日にクロシェットから発売された「プリズム◇リコレクション!」でした~。

初回限定版で店舗特典はなく一応複製サイン色紙だけ付いてました。もちろん、新品(未開封品)ですよw
クロシェットさんの作品は、昨年発売された「サキガケ⇒ジェネレーション!」が最初で、その後サキガケと同じ絵師の「カミカゼ☆エクスプローラー!」はプレイしたんですけど、その2作品の間に発売された「プリズム◇リコレクション!」はまだやってなかったんですよね。いつかやろうと思ってたんですけど、今年はもう新作ばかりに時間を取られてしまい、なかなか出来ませんでした。
でも、今月ようやく時間が出来たので早速やってみた次第です!最新作「ここから夏のイノセンス!」が出るまでにプレイできて良かったよw

概要
今より少しだけ未来の西暦2040年。科学技術はSFの世界ほどの発展はしていないけども、それなりに進んでいる世界。そんな世界の中で、市の運営を民営化し、量子コンピューターや独自のARシステム等最先端技術を使って独自の発展を続ける図南市という地方都市が舞台になっています。
家庭の事情で図南市を離れ、東京暮らしをしていたものの、そこに数年ぶりに戻ってきた主人公・久我山昌信は、町の観光案内をメインに色々な依頼を請け負う☆☆☆部(ほしみっつ部)という部活をしている女の子・連城紗耶香と知り合い、九条ヶ丘学園に転入後すぐ☆☆☆部に入部し普通の学園生活を続けていきますが、☆☆☆部の活動がやがて図南市の命運を左右することになっていく・・・という部活青春物語です。
選択肢はそこそこありますね。そこそこw 選択肢は2択で、選んだ方のヒロインの好感度が上がっていくというタイプなので、最初に誰を攻略するか決めてから進めて行った方がいいかな。

世界観・設定等
図南市は一度財政が破たんしたため、国内外の複数の企業が集まり開発局を発足、行政を民営化させ、公務員は中央の警察官のみという地方都市。その開発局が市の全てを管理しています。尚、開発局の意向により、市民には独り暮らしが許可されておらず、中心街は全て2名以上の世帯になっています。そして、6年に一度開発局のやり方についての是非を問う住民投票があり、それにより市政が決まります。
この都市では、量子コンピューターが利用されていて、AR技術を発展させてデバイスを通さなくてもARが見られる技術が確立されており(一部地域のみですが)、それが市民の生活のサポートをしています。開発局は技術開発を行っているため、基本的には情報が秘匿されており、そこに勤務している主人公の両親も外部との連絡手段がほとんどない状態で、外出しても監視されているほどに徹底されています。
図南市にある学校の九条ヶ丘学園は、開発局にも出資している九条一族の長女・初音が理事長をしており、九条家の力により図南市の中で唯一開発局から独立した機関になっています。また、初音は学園敷地内にある自分の居場所バー“ジュピター”を勝手に部室にしている紗耶香の☆☆☆部とは因縁があり、目の仇にしていますw ちなみに、昌信の妹・久我山このかは両親が不在の間ずっと初音が身元引受人になっていました。
☆☆☆部とは、図南市が好きな紗耶香が立ち上げた部活で、観光案内をメインとした何でも屋。観光案内はもちろん、どんな依頼でも引き受けています。創設メンバーは紗耶香と初音に雇われたエンジニアで後輩の初咲雛乃の2人。その後、昌信の入部をキッカケに部員が一気に増えることになります。そして、初音に気に入られるために、ジュピターの経営を手伝うようになります。ちなみに、名の由来は、みんこれというサイトでの最高評価の☆☆☆から。でも、既に2以下の評価を貰ってるので、絶対に☆☆☆にはならないというオチw

共通ルート あらすじ
行政が民営化された地方都市・図南市に数年ぶりに戻ってきた主人公・久我山昌信。すっかり変わってしまった故郷に戸惑っていたところ、1人の女の子が声をかけてきます。彼女の名前は連城紗耶香。☆☆☆部で観光案内をしているという彼女は、積極的に昌信に案内してあげようと売り込みますが、怪しく思った昌信は紗耶香の案内を断り素直に交番に頼ることにします。
交番に行った昌信はそこで人材派遣されたお爺さんの世間話に付き合わされただけだったため、仕方なく交番を後にします。そして、紗耶香と再会。結局、彼女に案内をしてもらうことになるのでした。彼女に図南市のシステムについて説明を受けながら案内され(同じ学園に通うことが判明し☆☆☆部に誘われていましたがw)、目的地であるマンションに辿り着いた昌信。
お礼を言って紗耶香と別れた後、部屋に入るとそこには何故か妹の久我山このかがいました。てっきり独り暮らしになると思っていた昌信は驚きます。両親の状況やもろもろの事情を聞き色々と納得した昌信でしたが、妹が突然リビングで脱ぎ出し、更に風呂上りは上着だけ着て下はパンツだけという、その大胆な行動に再び驚くのでしたw
このかの世話をしていた初音に呼び出された昌信は待ち合わせ場所の駅前に向かい、そこでメイド少女と遭遇し、このかの時に続いてまたも驚くハメにw その後、初音の弟・和泉と会い、彼の案内で学園に行きます。学園には何故かバーがあり、そこに入ると初音が待っていました。初音からももろもろ事情を聞いた後、メイド服の少女・初咲雛乃と再会します。パソコンを扱うことに長けている彼女ですがハードは苦手ということで昌信がPCの強化パーツを組み合わせることに。大した説明もなくPCの強化をやってのけた昌信に感心した雛乃。雛乃とはこれがキッカケで昌信のことを気にするようになります。
このかの入学式に父兄として参列した後、学園内をブラブラしていたところ、紗耶香と再会。翌日街案内をしてもらうという約束をします。そして翌日。紗耶香の幼馴染で学生会会長の真柴多英も一緒に図南市内を回ることに(途中で多英は用事があって抜けましたが)。そこで彼女の活動に興味を持った昌信は入部を前向きに考えるようになります。
転校初日。☆☆☆部について初音から注意されたものの、入部する意向は変えない昌信は、偶然にも紗耶香と同じクラスになります(和泉も一緒ですがw)。そして、昌信のクラスの担任になった雛乃の姉・詩子からも3人の詩子を振り回す発言により初音同様に☆☆☆部と敵対宣言をされることになるのでしたw でも、そのお蔭もあってかクラスメイトで留学生のアイナ・アシュウィンとも知り合い、昌信はクラスにすぐ馴染めたようです。ちなみに、このときの一連の会話により、後に和泉とアイナも☆☆☆部に入部することになります。
放課後、☆☆☆部の部室(正確にはジュピターですがw)に向かった昌信と紗耶香。そこには既に雛乃とこのかがいて言い争いをしていました。昌信の仲裁でその場は収まりましたが、このときからこのかと雛乃は少しずつ友情を深めていくことになります(主にこのかから雛乃に一方的にですがw)。そして、このときはただ話をして終わりでしたが、紗耶香は初音を操るこのかを逸材と見て勧誘を決意するのでしたw
それからアイナを勧誘。アイナは華道部との掛け持ちで入部します。残すはこのかのみとなりましたが、このかは入部に対しては消極的でした。このかはある問題を抱えていたのです。そんなこのかの様子を見たアイナは、このかを安心させるために華道部に誘い、自分の作品“優しさに包まれて”を見せます。その作品は昌信を中心とした☆☆☆部を表現したもので、それはこのかの迷いを無くすほど彼女に感動を与え、このかは☆☆☆部に入部することを決意します。
翌日、このかの歓迎会をしますが、その前にこのかの抱える問題について話をします。このかは記憶障害を抱えていました。いつどこで誰と何をしたという所謂“エピソード記憶”というものを大よそ3日で忘れてしまうというもの。どんなに大切な思い出でも3日位経つと忘れてしまうため、このかは記憶の補助としてあらゆることを記録するようになったのです。入部に対して消極的だったのはこのためでした。その話を聞いた☆☆☆部はこのかの事情を受け入れサポートしていくことにします。
こうして、部員が大量増員された☆☆☆部が活動を開始するのでした。それからは観光案内の説明があったり、ジュピターの予約制を確立させてお客を呼び込むことに成功したり・・・まぁそんな感じで4人のヒロインとの交流を続けていきます(適当)w ぃぇ、ここからは普通に部活日常が続くだけなんですよw
最後にジュピターが軌道に乗ったところで初音からのご褒美として遊園地に行くことになり、そこでヒロインが誰か分かります。

共通ルート 感想
・・・最初にぶっちゃけると、非常にシナリオが長いです。共通ルートだけで標準的な長さのエロゲーの共通ルート+個別ルート1人分の長さがあります。つまり並のエロゲー1周分ってことですね。長いって話は聞いていましたが、本当にすっごく長いですねw これだけ長いと共通ルートだけでお腹いっぱいになっちゃう人もいそうですよwww こんなに長いエロゲやったのは久しぶりですなぁ~。
共通ルートでは☆☆☆部の日常風景が描かれているだけなので、ラブコメや日常系が好きな人にはかなり楽しめて良いですね。逆にバトルとか刺激的な展開がお好きな人からすると退屈に感じるかもしれませんが。何せ、長いですからw
ヒロインでは、このかの言動が面白くて笑えますねw 特に雛乃をイジってるときが最高ですw このか語録として彼女の迷セリフを記録しておきたいくらい迷台詞が多いなぁw とにかく、雛乃やこのかが可愛いところをいっぱい見せてくれるので、この2人を眺めているだけでも充分楽しめると思いますw もちろん、紗耶香やアイナも良いので、正直誰から攻略しようか悩みながら進めていました。4人とも好きだったけど、無意識にあの娘を選んでいたようで・・・誰になったかは次回でw
サブキャラも良いですね。多英が1番良いかなぁ~。ハイジは隠れ巨乳だったのが良かったw 初音も絶対君主って言われながら☆☆☆部に手を焼かされたり、このかにはダダ甘だったり、巨乳に対して色々思うことがあったり隙が多いのが良いですね。料理もプロ並ですし。詩子は巨乳で見た目は美人だけど妹に頼りっきりな完全な“残念なダメ姉”ですねw それもまた良いですがw

さてさて、次から個別ルートになりますよ~。

個別ルートのあらすじ・感想はコチラ↓
初咲雛乃編】【アイナ・アシュウィン編】【連城紗耶香編】【久我山このか編

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