今週はじめから視察に出かけました。初日は室蘭市に伺い
「環境産業拠点都市形成事業」のテーマで調査しました。
人口は平成17年以降10万人を切り、現在は約94000人
とのことですが、太平洋に面した馬蹄型の半島の中で鉄鋼
・造船・重化学工業等の港湾都市として発展して来ました。
近年は基幹産業の縮小、合理化しいう深刻な事態に直面し
たため、先端企業の誘致や中小企業の育成、外国企業と
の積極的な関係作りに取り組んでいます。
注目だったのは、地元室蘭工業大学との連携や研究が
とても盛んで、説明してくださった産業振興課の関川主幹も
同大学の准教授をされておられ、市長、教育長をはじめ
市の職員の1割が室蘭工業大学の出身だそうです。
官と学そして企業の連携で、風力発電、太陽光発電といった
自然エネルギーの採用や燃料電池の開発など非常にやる気
を感じさせられる内容でした。
また室蘭市は進取の気性に富む自治体らしく、市内の中小
企業に向けエコ照明の普及を進めており、私が何度も取り
上げてきた、冷陰極蛍光ランプCCFLの普及推進に積極的
であり、その理由として、電気代が50%節約でき、高寿命で
環境に優しく、導入コストがLEDより安い事をあげていました。
小平市も見習うべき点が、たくさん見つかりました。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ