すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

バレエその後

2014年04月21日 | ムスメの習い事(バレエ)
いつものレッスン後、 バレエの先生に

 「はぼちゃん、 どんどん上達してますよ。 がんばってます。 よっぽどバレエが好きなのね」

とはなしかけられて かたまる親子。


きびしい先生で あまりこどもをほめているところを見たことがありません。 なにがびっくりしたかって、 ほめられたことよりも

先生がムスメがバレエが好きでがんばってるとおもってること


とても 毎週レッスン開始前には 「いきたくない、 バレエやめたい」 とごね、 やめてもいいという1年後の日付を指折り数えて心待ちにし、 レッスンが終わると 「がまんしたごほうび」 を要求して ドーナツやケーキ、本を買わせて

心底バレエをやめたがっている ということは話せません・・・・・・


西洋たんぽぽは 花がおおきいですね~


親子で返事に窮していると 先生がふしぎそうに

「? バレエ好きなのよね?」

意地でも答えないムスメ。


 たのむから そのまま返事せず だまっててくれ!! (← いつもは返事しないと叱るくせに)


「好きなのよね?」

食い下がる先生。


あわてて会話をひきとり、 「バレエのおかげで体力ついたみたいで~」 と話しながら 横目で見たムスメは 


しずかにだまって 首を横にふっていました・・・・・  先生に見えてなきゃいいけど





バレエに対するわたしの方針もぶれまくっています。

毎週 前日から 「バレエいくのイヤ。 バレエやめたい」 と会う人ごとにこぼしているムスメを見ていると、 こんなに小さい子に ここまで負担をかけていいものかと悩み、 育児本などで 「がまんできる子にするためには 週に1,2つイヤなことを組み入れましょう」 なんて書いてあると それもそうだよな~ と思い・・・・


実際 いまのこどもって わたしがこどもだったころより はるかに外あそびや冒険の場が減って カラダの使い方がヘタですよね。

バレエは アタマで考えるよりも先に 先生の指示でカラダがさっと動くようにする訓練なので (スポーツはなんでもそうですが)、 動作が機敏になるし、 カラダの感覚が研ぎすまされて 脳にもいい影響を与える気がします。 それにもちろん姿勢もよくなるし。


先生は 「続けさえすれば いいことばっかりですから」 とよくおっしゃってます。 まあ、 バレエの先生だからそう言うしかないでしょうけど


それにやっぱり体育会系の子は 小学生のうちから スポーツ団なり道場なりプールなり どこかできびしく鍛えられているわけで、 そういう場にいることや そういう場にいるために事前に体調や気分をコントロールする練習をするということは あとあと生きてくるんじゃないかとおもいます。


でも、 いっぽうで そういうのが続けられるのは 「好き」 っていうキモチがあってこそですよね。


ムスメはピアノもしていますが、 そちらはいままでやめたいと言ったこともなく、 むしろ毎回のレッスンをたのしみにして 練習も毎日じぶんからしています。 (まあ、 こないだ迎えに行ったら 雪柳の枝を切ってもらって 先生とムスメで庭でチャンバラしてたので・・・・・ そりゃたのしいよな


なので なにごともつづけられない性格というわけではないわけで・・・・



ムスメ撮影 カラスノエンドウ ぼけまくり



わたしもムスメに対して負い目があるんですよね~

いまの教室は ムスメが最初行きたがっていた教室とはちがう教室で、 もしあのとき ムスメの希望どおり あっちの教室に入れていたら、 バレエまで嫌いになることはなかったのかもしれないな~ とよくかんがえます。 とにかく いまの教室のきびしい先生がイヤみたいなので。


せっかく 変化を嫌うムスメが 好きになれそうなものを見つけて教えてくれたのに、 その芽をつぶしてしまったようで もうしわけないです。



つぎは ムスメの直観を信じて、 やりたがっていることをここでやりたいという場所で させてやりたいとおもっています。

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