オットの実家は 昔はトイレが外にあったので、 夜中トイレにいきたくなったときに寒くて怖くて、 母親についてきてとたのむんだけど 毎回すごくイヤな顔をされるのがつらかったというハナシをしてました。 そりゃ外のトイレじゃね~ オトナは一度目が覚めると つぎなかなか寝付けないしねえ。
それに対し ムスメが 「はぼも ときどき夜中にトイレついてきてって ママ起こすけど ママはイヤな顔したことないよ」 と言ってくれました。
そりゃ授乳でしょっちゅう起こされてた赤んぼのころをおもえば たまのトイレくらい 気にもなりません。 それに じぶんがこどものころ おねしょ体質で さんざん親に迷惑をかけたので、 そこは想像力が働くんだよね~ してもらったことを返すのは たやすいのかもしれませんね。
スーパームーン ごらんになりました?
職場に働く人がいなくなり (いやもうびっくりするくらいいない
) お客様や注文をとろうにも さばけないので 需要はあるのに受注できないという事態になっています。
そんななか、 すこしでも利ザヤを稼ごうとしたのか、 わたしのとった注文を 経営者が勝手に格下げして職人さんにオーダーし 納品するという事件が多発。
つまり、 わたしが高めの金額のものをおすすめしてとった注文を 経営者が下のランクのものでそれなりに見えるようにと注文を書き替え、 職人さんには わたしが経費の計算をまちがえたからそうしなければならないと説明しているようです。
こっちは 写真を見せて 格調高いものですので とおすすめして 注文をもらっているのに、 そんなことをされると 信用問題だし、 てゆーか 不当表示 (へたすると詐欺) じゃないかと最初はかなり憤ってました。 それがいやで 辞めた同僚もいました。
そうそう 地球からは見られないという 月の裏側はこんなぼっこぼこらしいですよ。
家庭教師と塾のオカダジュクールさんよりお借りしました
そのうち、 まあ会社形態をとってるとはいえ 実質は個人経営のワンマンだし 責任のすべては経営者がとるんだし、 とあきらめモードに。 わたしは性格的に他人を糾弾しつづけることができないんですよね
とはいえ、 やっちゃいけないことだとはおもうし、 片棒をかついでいたとおもわれたくないから、 じぶんが辞めるときには 職人さんには本当のことを言おうとおもってましたし (職人さんはプライドがチョモランマ並みに高いので ぜったいキレてたいへんなことになるので、 かかわりがなくなってから
)、 ほかの辞めていった人たちのように 恨みつらみが鬱積しての退職になるなら 消費者庁へ内部告発しようかともおもっていました。
そのうちクレームまみれになるだろうから 長くは続かないだろうともおもっていました。
ところがですね、 ないんですよ、 クレームが。
てゆーかお客様の満足度が上がってるんですよ、 以前正規のものを納品してたときより。
品質のことはよくわからないんですが、 格調を下げて 自由度が上がったので 職人さんのオリジナリティやアイデアが花開いた・・・・ というような事態が起こっているようです。 格調が上がると 縛りが増えて 決まったことしかできなかったのが、 格はさげてもいいから それなりに見えるようにという試行錯誤を要求するオーダーになったため、 選べる材質の幅も広がり 技術も凝らせるようになったようで、 写真と違っていても お客様からは 「おもってたよりいいものをつくってもらった」 とおほめの言葉をいただくことに
しかも試行錯誤しているあいだっていうのは つまりその間 お客様のことを想像したり 気にいってもらえるようにと腐心してるんですよね。 それがいわゆる 「心をこめておつくりいたしました」 ということになるわけで
通りいっぺんの注文どおりのものをつくっているより、 受けがいいようです。 こーゆーのを隠れた需要を掘り起こすって言うんでしょうか。
経営者のしたり顔には やっぱりまだムカつきますが
なんてゆーか 職場には 「正義」 は入りこまないほうがいいのかもな~ とおもいました。 たぶん、 わたしが最初憤っていたのも 本当は 「お客様のため」 ではなく、 経営者にふだんからムカついていたから、 絶好の口実を見つけたってカンジだったんだろうな~ 雇用関係に好き嫌いを入れ込んでも しょーがないのにね~