昨日、「第3回 蕎麦屋で日本酒を楽しむ会」を開催しました。
参加者は男性7・女性2の計9名。この位の人数だと料理出しながら、私も一杯出来るので、ちょうどいい感じでした。
今回の用意した日本酒は秋あがりした「ひやおろし」と言われる県南の日本酒4種。
春霞・生一本特別純米酒、まんさくの花・うまから純米酒、天の戸・亀の尾純米吟醸酒、やまとしずく純米吟醸酒。
それに日本酒コレクター・I氏が差し入れしてくれた出羽鶴・純米吟醸松乃蔵の古酒、羽陽男山・大吟醸の古酒、まんさくの花・山廃純米大吟醸16年古酒。
「ひやおろし」で人気があったのは、「春霞」と「やまとしずく」でしょうか。
古酒がまた、なんともいい塩梅にこなれていてどれも上等でした。特筆すべきは「まんさくの花・山廃純米大吟醸16年古酒」でしょう。
単なるひねた香りとはあきらかに違う古酒独特のニュアンス。舌先にジュンっとくる旨み。ふくよかな余韻ある風味は感動でした。
おまけにこれを惜しげもなくぬる燗、熱燗、極熱燗にして試して飲んでみましたが、どれでも味が崩れることなくそれぞれ楽しめたのは、驚きでした。
I氏に感謝、感謝でございます。
お料理は前菜プレートに蕎麦豆腐、きのこの煮こごり、焼き味噌、板わさ、海苔わさ、出し巻き玉子の6種を盛り込みました。
次に蕎麦屋の茶碗蒸し、
北海道黒松内産の新蕎麦十割、天ぷらは海老と
天然舞茸を用意。
リクエストで新蕎麦の二八で〆ていただきました。
とにかく、程よい人数で内容の濃い日本酒会で私も楽しめた1日でした。
今回は随分間をあけての開催でしたが、次回は1月の新酒時期に必ず開催しようと考えています。
おたのしみに!!