こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

【今日のお寺】

2022年05月27日 | 仏教
・カタツムリが玄関前のコンクリートを這っています。

・すでに沖縄は梅雨入り。いよいよ雨の季節がやって来ます。

・人間にはどんよりとした季節でも、カタツムリや田んぼの植物たちには、待望の季節の到来です。

(副住職)




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【田ノ浦法要報告】

2022年05月26日 | 仏教
・本日10時より、平戸田ノ浦にて弘法大師渡唐法要が勤められました。

・九州各地の僧侶が集い、お大師さまの御遺徳を讃える音声が田ノ浦に響きました。

・本年も昨年同様、感染症拡大防止のため参拝禁止、僧侶のみにて法要が勤められました。

・法要後には、海岸の清掃作業が行われました。














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【住職の掛け軸解説】

2022年05月25日 | 仏教
「上善は水の如し」

最良の生き方というものは、例えてみれば水のようなものである。

 幾度となく通うトイレの水は、当たり前のように下水に落とす。

顔を洗う水、食器を洗う水、お風呂にためる水、…日常の生活の中に当然のようにある

「水」

 水は多くの性質を持ちます。

地球上の森羅万象を生かし育む力。

私たちの身体の70%は水分であるともいいます。

常に柔らかく、入る器に応じてさまざまに形を変化させる。

一方で岩をも穿つ力強さも併せ持つ。

 こんな不思議な側面を持つ「水」というモノに、人としての理想の生き方を見出した老子。
老子は、そのことを表して、「上善は水の如し」と述べました。


 確かに、水は、その流れの力で大きな物を動かすことができますし、岩に穴を開けることもできます。
でも、触れることはできても、手には何も残らない。それなのに、いろんなものに勝る力を秘めています。
やわらかでしなやかでありながら、実は何よりも強い!    

そんな“水”のような生き方を、参考にしながら生きていきたいものです。

(住職)




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【庫里の掛け軸】

2022年05月24日 | 仏教

・庫裡…クリ。お寺の台所や食堂のこと。潮音院ではお茶接待の間。

庫裡にはお檀家さまから頂戴した写真や掛け軸、宗派での賞状などが飾られています。

・そんな庫裡床の間の奥に、緋色の軸が一つ新たにしつらえられました。

・赤色…と言えば還暦。

・老子の言葉が静謐に参拝者さまを見守られています。




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【クイズ更新】

2022年05月23日 | 仏教
・掲示板クイズが更新されています。

・是非皆さんで挑戦されてくださいね!

(副住職)




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