日帰りの東京出張。
早朝から一路福岡空港へ。
予定より早く到着しそうなので、途中のサービスエリアで朝食でも。
食堂に入ると、さすがに早朝ということもあって、
お客さんもまばら。
メニューは和定食と洋定食の2種類。
和定食を注文し、ほっこり待つこと10分。
一方、洋定食を注文した人たちは、すでに食べ終わってレジへと足を運んでいる。
和定食って案外時間かかるもんだなあ・・と思いながら待つこと20分。
すると、沢山の和定食を積んだ大きなゴンドラが厨房から出てきた。
やっとありつける・・・とホッとするもつかの間、
とうとうゴンドラに積まれた和定食の全てが配り終わられた。
・・・わたしのは?
・・・たしか、今ここにいるお客さんの誰よりも先に注文したはずの私の定食は?
なんか大変腹が立つ。とても悲しい。とてもくやしい。
時計を見ると入店して30分近く経過している。
おちおちしてられない。飛行機に乗り遅れたら大変だ。
さっさと席を立ち、マネージャーらしき男性に、
「わたし、時間がないので帰ります。」と、挨拶をして出て行った。
売店のサンドイッチで朝食を済ませる。
・・・
東京での会議が終了し、帰路へ。
羽田空港の売店でお土産でもと、
過去(10年も昔)にも3.4回訪れたことのある文具店で買い物。
支払いのあと、ふたりの店員さんから、
「いつもお買い上げありがとうございます!」と気持ちよくお礼を言ってくれる。
なんとまあ、滅多に来ることのないお客を覚えてくれてる。
とっても良い気持ち。
気分良く追加の買い物をしてから、搭乗口へと向かった。
人間って、自分のこと向いててくれると、うれしいし安心できるしおだやかでいられる。
逆に、自分のこと知らん顔されると、腹立たしいし、くやしいし悲しくてたまらない。
そんなことを思った日帰り出張でした。 合掌