こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

凛と在れ

2007年09月18日 | 教育
某公立中学校で見かけた校訓。

「凛と在れ」。

この校訓を、どのように子どもたちへ伝えていらっしゃるのか、

とても興味深い。

凛と在れ!



なんだか、・・・いい。
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新涼

2007年09月11日 | つれづれ
先日までの酷暑が
嘘のように
すっかり秋の風。

夕日が沈むや
秋の虫たちは
元気いっぱい歌いまくる。

夏の間
足蹴にしていた毛布も
今は心地よい眠りに誘ってくれる。
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石橋復元 もどき

2007年09月05日 | つれづれ
大正15年6月20日に完成した大加勢橋。
実法院芳太郎氏の施工で、
幅370㎝、長さ1100㎝、欄干までの高さ4900㎝。
長崎県鹿町町の大加勢地区に架かり、地域の生活道路として、
また幾たびかの風水害にも耐えてきた。
後年、町の有形文化財として指定され、
地域のランドマーク的存在として、その美観をほこった。

 しかし、平成13年。
県道と河川改修のあおりでやむなく文化財の指定を解除。
河川工事担当の技術者は、
現況のままでの河川改修工事の可能性をはかるも、
予算オーバーで解決ならず、
せめて将来的な移築の可能性を期待しながら、
石橋の現況構造図、復元工事に必要な設計図、
支保工のためのH鋼などを製作。
解体された石材には一つ一つにナンバリングが施され、
町の教育委員会の敷地に保管されていた。

 折しも地方自治体の体力は急激な先細り。
様々な局面でダイエットが施され、
病的に痩せ細り続ける身体には、
文化的創造も気概も感じない。
行政の合併を目前に控え、この石橋の石材も例外ではなく、
移築復元の可能性は皆無との結論が下された。

 大正時代の石工たちが卓越した技術と
骨身を削る努力で架けてくれた文化財を、
このまま行方知れずにしてしまうことに耐えられず、
廃棄処分の対象となった石材一式を個人的にもらい受け、
今般の「石橋復元もどき工事」が潮音院境内において始まったわけだ。

子どもたちの社会学習の一助にでもなれれば、
これ幸いなり。 
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石造りアーチ橋 復元?

2007年09月04日 | 教育
境内のはしっこの土手に

石橋の復元作業。

残念ながら完全復元にはあらず。

土手に石橋の両面を表現。

8月18日より取りかかる。

作業員の面々は、

未知の作品づくりに

闘志を燃やすも、

毎日泥だらけで帰宅する姿を見るに付け、

いささか心苦し。

しかれども、

有形文化財(平成11年にわけあって指定解除)を

このまま風化消滅させるはしのびなく、

・・・

みなさん!がんばってください!!
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