木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

崖崩壊 or 滑落

2023年03月06日 05時42分15秒 | 耕作放棄地

世の中に「危険な存在」って結構身近にあるものである。事が起こって始めてシマッタ・・・・となりがちなんだが。我々の農園だが尾根筋の末端に位置しており、端は崖地となっている。結構な急傾斜で、ほぼ垂直に近いといったら実像をご想像願えるだろうか。従って行動には気を付けているが、我々が関与する以前には転落事故もあった模様。現在は崖の内部がえぐられつつあり、転落以外にも崩落の危険性が無きにしも非ずだ。

仲間内だと皆状況を理解しているので、さほどの心配もしていないが、問題は関係者以外の存在。それと関係者でも高齢の方々だろうか。中でも地権者のお一人である高齢の婆様には要注意、何せ農園内外の散歩が趣味の模様で、それも時間帯が早朝と来ている。つまり人目の無い時間帯なのだ。一般的な傾向だが、高齢になると判断力が鈍り対応能力も衰え、場合によっては認知症等の発生も考えられる。高齢者には事故の確率が一般人以上に高まるかと予想される。

危険性を痛感した仲間の一人が立ち上がったようで、何時の間にか画像のような工作を施していた。多少なりとも危険性の予防になればとの思いなんだろう。有り難い配慮だ。本日たまたま該当の工作者と遭遇したのだが、やはり婆様の行動を案じていた。何事かが起こってからでは遅いので・・・・・と笑っていたのだが。

上述したように崖地の内部はえぐられつつある。石垣や擁壁等で対策を施された崖地では無い。自然状態なのだ。端部に立ってる限りでは想像付かないのだが、崖地に降りてみると危険性の高さにゾッとなる。端部が雪山の雪庇のように浮き出た状態なのだ。つまり場合によっては立った状態のまま一緒に崩落する可能性も無いとは言えない。観光客等の誤った進入等は何としても予防しておかないと。

 

 

 

 

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