3月に入って気温も上昇気味な模様です。日中は少し暑く感じるほど、有り難いですね。冬将軍からもいよいよおさらばですか、寒さに弱い人間には助かります。こう成ってきますと「種蒔き」や「植え込み」にと走りがちなのは百姓気質、ましてやジャガイモの植え込みシーズンです。仲間達も気合いがはいったようで、畝立てや埋設にと動き始めました。時間的にも、梅雨前に収穫しようと思えば今頃の埋設が最適かと・・・・・・そう考えたのでしょう。
まずもって遭遇したのが「草刈り名人」氏、ミニ耕耘機を引っ張り出しての耕耘作業です。彼の耕地ではかなり雑草が伸びていたので気になってましたが、耕耘と同時作業での草抜きのようです。つまり耕耘しつつ掘り起こされた雑草を拾い集めるスタイル。なかなかミニ耕耘機は進行しないようです。人によりけりで、様々な作業スタイルが見られ、面白くも有りかなと。
引き続いて何時もの「百姓候補生」氏、相変わらずの手堅い作業風景です。耕耘機を走らせた後、スコップを使って畝立てを行ってましたが、本日は埋設作業の模様。種芋のサイズが小さすぎて失敗だったとぼやいてました。カットの必要性は無いものの、芽出し作業を行っても発芽が弱かった模様。種芋の生命力に限界があるのだろうか。子狸の種芋購入でも状態が余り芳しくありませんでした。予定品種を変更して入手した程、何か異変が生じているのかも・・・・・ですね。食糧危機へと繋がらなければ良いのですが。
三人目は真打ちの登場、ベテランの「長老」氏だ。彼の特徴は少量多品種で、新種の選択に意欲的なこと。今回も何時もの「キタアカリ」以外への挑戦な模様です。「レッドムーン」と「シンシア」とが選択されてました。後者2種は農園へは初めての登場のようです。一般的な品種では無いため、多分だが取り寄せなんだろうと思う。時間も手間暇も掛かるのに、あえて挑戦するスタイルには敬服しか無い。子狸など例年同様のパターンに走りがち、少しは見習わないと。イノベーションには遠い存在かも・・・・・ですね。
かくして人により様々ながらも着々と作業は進行しつつあります.上述以外の仲間達もボチボチと植え込みが始まるのでしょう。季節は春、シーズンの到来の模様です。