木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソメイヨシノの開花

2023年03月23日 06時11分35秒 | 余話

何気なく近くの街路を歩いていた。ふと見上げると真っ白な花が。サクラだ.予想されていた27日どころの話では無い、予想日よりも1週間近くも早いのだ。直感したのは、異変が生じた・・・・とのこと。何が何でも早すぎるのだ。期待された、小学校入学式との同時開花の夢想は儚く消え去った模様だ。このままでは入学式にはサクラの存在は無理だろう。本年度の新1年生には何とも気の毒な。

樹種はソメイヨシノであろう。クローンで育つから近隣のサクラ樹は全てが一斉開花かと思われる。現在のところ、三分咲きか四分咲きといった状況だろうか。満開となるのも時間の問題かな。花見の適期は来週位だろうか。新入社員の担当と目される、花見の場所取りも今年は間に合いそうに無いようだ。最初の仕事を挫かれて意気消沈なのか喜んでいるのか、どちらだろうな。

天候はあいにく雨模様の予測だ。閉塞前線が引っ掛かっているようで、雨若しくは雨交じりの曇りだとか。下手をすると満開を待たずして散ってしまう可能性もあり、何とも危ぶまれる。当地も雨の予報だったが、今のところ降ってはいない。ただ上空は雨雲なので、時間の問題かとも思われる。

さてこの異変の原因だが、一般には地球温暖化の故と説明されている。何でも地球の平均温度が1度か2度上昇した結果、地球に大きな負荷をもたらし環境条件が変わってしまった結果だそうな。これを「温暖化脅威論」と言うそうで、現在学会の主流となっているようだ。反して「温暖化懐疑論」と呼ばれる論もあるようで、要するにマイナリティーの立場な模様だ。とある学者氏の分析によると、「温暖化脅威論」が主流の結果、同調圧力が強くて「温暖化懐疑論」の論者は論説発表の機会すら奪われている状況だとか。

子狸は個人的には、「真理は常に少数者の手中にアリ」との独断と偏見を信条としている。天動説全盛の時代に、それでも論説を変えなかったガリレオ・ガリレイでは無いが、少数説の論者の見解に注目していきたいものと思っている。

 

 

 

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