木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソラマメの成長

2023年03月19日 05時59分24秒 | 耕作放棄地

どうやら「ソラマメ」が無事に成長中の模様だ。昨年10月に種蒔きしたのだが、欠損株も無さそうだ。当地には「祭り太鼓は土の中」なる箴言が存在する。秋祭り(10月第三土日)の太鼓が鳴り響く頃にはソラマメは地中にあらねばならない・・・・・・という種蒔きの教えなのだ。教えのとおり、10月中旬位に種蒔きしたように記憶している。現在茎高は60センチ余り、これが後1ヶ月半位で1.5メートル程に成長する。背丈が高いので「倒伏」に要注意かな。

毎年栽培しているのだが、例年「倒伏」には泣かされてきた。実が付いた茎が倒れるのは何とも忍び難いのだ。面で栽培していたので、対策の仕様が無く、倒れた茎からやむなく収穫を続けていたのだ。其処で今年は作戦変更、一列縦隊での栽培に切り替えた。そして支柱と横棒とを設置したのだ。ソラマメがもう少し大きくなったら、横棒に括り付ける算段、倒伏は防止出来るだろうと睨んでいる。

倒伏防止がいかなる結果をもたらすか、予測は未知だが、成長に好影響をもたらすものと信じている。健やかな成長は人間様同様、植物にとっても必要不可欠なのだ。倒伏すると、根が浮いたり茎が折れたりする。そうした現象が防止できるだけでも有り難いもの。成果に期待したい。

ソラマメは順調に発育中で、部分的には開花も見られるようになってきた。後、留意するのがアブラ虫の発生だろう。気がついたら何時の間にか茎が真っ黒状態に・・・・・・・そんな事例が一度や二度では無かった。無論、スミチオンやマラソン等の薬剤散布で一網打尽なのだが、出来れば使用無しで育てたいもの、後しばらくの攻防だ。

花を目当てにモンシロチョウも舞いだした。彼らが乱舞し出すとアオムシの発生も間近、悩ましい時機の到来の模様だ。春の到来は有り難いのだが、害虫の発生と雑草の繁茂に苦しめられる時期の到来でもある。ご同輩の皆々様、お覚悟あれ。

 

 

 

 

 

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