木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

3月の野草達

2024年03月23日 05時07分54秒 | 耕作放棄地

お彼岸も到来し、徐々にだが暖かく成りつつあるようだ。と言っても当地の最高気温で10度前後、微かな暖かさと言った案配だろうか。しかしながら野草達は春の気配を察知してるようで、彼方此方で小さな花を咲かせている。農園にも些細な花園が出現・・・・・・と言ったら少々オーバーかな。畦道界隈には野草達の楽園が出現したようで、千早の忍者氏では無いが、花々を愛でる楽しみもアリかと。全部が全部名前を知れる訳でも無いが、やはり既知の花々に関心は向かうようだ。当地の畦道花園の主役達をいくつかご紹介してみようかと思う。

まず最初は「ヒメオドリコソウ」、当地の代表的な野草だ。繁殖力が強く、次々と勢力圏を伸ばしている。他の野草達には打ち勝ってるようで、年々生息地が増加してるようだ。畦道を好むようで、耕地にはほぼ見られ無い。茶褐色の花色が特徴的かな。

引き続いて「オオイヌノフグリ」だ。小さくて見落としそうな花だが、その可憐さが魅力的な花だ。薄いブルーが特徴で、どちらかというと夏の野草といった印象を受けるが春先の花である。気を付け無いと踏み込んでしまうのでご注意を。

三番目は「シロツメグサ」、と言うより「クローバー」と言った方がなじみ深いかも。摘み取って花輪を作ったご記憶がおありの方もいらっしゃるかも・・・・・ですね。

お次は頻繁に見掛ける野草だが、名称が不明だ。小さくて1センチあるか無しかの細やかな花を咲かせている。特徴的なのは他の野草がほぼ畦道存在なのに比し、耕地の中にまで入り込んでる点だ。それだけ生命力が強いというか繁殖力が高いのか。何冊かの図鑑にもあたってみたが同定出来なかった。何方かご存じあればご教示の程を。

最後の画像は「ムスカリ」の花、これは栽培花かと思うのだが何時の間にか野生化しているようだ。数量はそう多くは無いのだが、子狸の畑でも数カ所で咲いている。増殖は球根かと思えるのに植えた覚えは皆目無い。青紫の花が特徴で農園でも一際異彩を放っている。お好きな方も多い花ではなかろうか、師匠夫人はわざわざ植え込んでおられるようだ。他にも何種類か見られるが、名称不明で調べるのも難儀な点が多い。造詣の深い方々の参加を期待したいのだが、高望みだろうか。

 

 

 

 

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